吉本ばななの長編小説『N・P』(1990年)を、ベルギーを拠点とする映像作家リサ・スピリアールトが実写映画化した『N・P』が、10月8日より撮影地の金沢・シネモンド、富山・ほとり座にて先行公開、10月15日より東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムにて公開される。
ある夏の日本を舞台に、自殺した小説家・高瀬皿男の小説「N・P」に魅了された4人の若者が、その1冊の本によって結びつけられてゆく様子が描き出される。
リサ・スピリアールト監督は、10代の頃に初めて原作小説を読み魅了され、たった一人で2015年に企画を立ち上げ、17年に撮影、その後、慎重に編集・サウンドデザイン作業を重ね、約5年の歳月をかけ映画を完成させた。本作が初の長編映画監督作となる。
「N.P」という一冊の本に魅了された若者たちを演じるのは、ベルギーを拠点に映像、アニメーション、壁画、陶芸など多岐の表現メディアで活動するアーティストのクララ・スピリアールト、日本のコンテンポラリーダンスシーンで数々の受賞歴を持つ新進気鋭の振付家・ダンサーの川村美紀子、そのほか、ヴァン=デ=ステーネ・サールチェ、宮村周志らが出演。
本作は、状況音とノイズミュージックをバックに、せりふが字幕で表示される独自のスタイルが貫かれた現代の“サイレント映画”。その実験精神にあふれる表現が評価され、第31回マルセイユ国際映画祭 国際コンペティション部門をはじめとする、世界各国の映画祭で上映された。
予告編では、「あるのは熱い陽射し それから強力な不在感 私は夏そのものだったような気がする」という印象的な言葉の通り、一冊の本を巡る、ひと夏の鮮烈な愛の物語を予感させる、美しいシーンの数々が切り取られている。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
ある夏の日本を舞台に、自殺した小説家・高瀬皿男の小説「N・P」に魅了された4人の若者が、その1冊の本によって結びつけられてゆく様子が描き出される。
リサ・スピリアールト監督は、10代の頃に初めて原作小説を読み魅了され、たった一人で2015年に企画を立ち上げ、17年に撮影、その後、慎重に編集・サウンドデザイン作業を重ね、約5年の歳月をかけ映画を完成させた。本作が初の長編映画監督作となる。
「N.P」という一冊の本に魅了された若者たちを演じるのは、ベルギーを拠点に映像、アニメーション、壁画、陶芸など多岐の表現メディアで活動するアーティストのクララ・スピリアールト、日本のコンテンポラリーダンスシーンで数々の受賞歴を持つ新進気鋭の振付家・ダンサーの川村美紀子、そのほか、ヴァン=デ=ステーネ・サールチェ、宮村周志らが出演。
本作は、状況音とノイズミュージックをバックに、せりふが字幕で表示される独自のスタイルが貫かれた現代の“サイレント映画”。その実験精神にあふれる表現が評価され、第31回マルセイユ国際映画祭 国際コンペティション部門をはじめとする、世界各国の映画祭で上映された。
予告編では、「あるのは熱い陽射し それから強力な不在感 私は夏そのものだったような気がする」という印象的な言葉の通り、一冊の本を巡る、ひと夏の鮮烈な愛の物語を予感させる、美しいシーンの数々が切り取られている。
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2022/09/20