堀米雄斗選手（スケートボード）、野中生萌選手（スポーツクライミング）、国枝慎吾選手（車いすテニス）、中西麻耶選手（陸上競技）と、NECとの共同プロジェクト「NEC +CHALLENGE PROJECT（プラスチャレンジプロジェクト）」が18日に発足した。

【写真】その他の写真を見る

　NECは30年以上にわたる「車いすテニス」のサポートをはじめ、さまざまなスポーツ、パラスポーツへの協賛活動を継続している。また、協賛活動のみならず、スポーツチームの運営やパラスポーツの日常化を目指した推進、普及活動も行っている。

　同グループが掲げる「安全・安心・公平・効率という社会価値を創造し、誰もが人間性を十分に発揮できる持続可能な社会の実現を目指す」というPurpose（存在意義）に、NECが応援する4人の選手が共感し、本プロジェクトの発足が実現した。

　堀米選手が「20年間くらいずっとトップで活躍。ずっとトップにいるってすごく難しいと思うんですけど、結果を出せる理由はどこにありますか？」と国枝選手に質問。国枝選手は「さっきの（座右の銘でもある）『オレは最強だ！』っていう風に言っていて、つねに思っているかといったら、さすがにそんな人間じゃないっていうところもあります（笑）。コートを離れた時に、いかに自分自身を疑えるか」と熱弁。

　その上で「今年の全豪オープンで、決勝戦の日まで『きょうが最後だ』と思ってやっていたんですけど、その決勝戦で、説明できないバックハンドが連続したんです。まだ探究できる技術があるんじゃないかと、モチベーションが戻ってきた。キャリアベストを更新している感覚があるので、これからも探索していきたい」と言葉に力を込めていた。