今年も異常な熱波に見舞われているヨーロッパ各地で山火事が多発しているが、地球温暖化が進むなか年々悪化している森林火災の脅威を映像化し、それによって失われるものの尊さや大切なものとは何かを訴える海外ドラマ『FIRES〜オーストラリアの黒い夏〜』(全6話)が、きょう8日より、動画配信サービス「スターチャンネルEX」にて全話独占配信がスタート。
同ドラマは、2019年から2020年にかけてオーストラリアの広範囲に広がった大規模森林火災、“Black Summer”(黒い夏)とも呼ばれるこの未曾有の災害を経験した人々の実話にインスパイアされた、オーストラリア国営放送局・ABCが手掛けた6話構成のアンソロジー。
火災の迫力や、災害によって窮地に立たされる登場人物たちの行動や心境が非常にリアルに描かれており、観る者を圧倒。自然災害大国である日本の視聴者にとっても遠い世界の話しとは思えない、真に迫る映像が見どころの一つでもある。
危険な森林火事シーンなどの撮影には安全上限界はあるが、どのように緊迫したリアルな撮影ができたのか、製作総指揮・キャストが明かすメイキング映像が初解禁となった。
解禁されたのは、第1話のクライマックスで若い消防団員2人が消防車の中に取り残され、火に囲まれてしまうという緊迫感のあるシーンのメイキング映像。こちらのシーンで用いられたのは「ドリームスクリーン」と呼ばれる最新技術だ。通常背景にCGを合わせるシーンではグリーンスクリーンの前で撮影し、後で背景を合成するのが主流だが、ドリームスクリーンは一面が巨大なLEDパネルになっており、リアルな炎の映像を背景に撮影することができる。それに合わせて火の粉や風は本物を使用。わずか5分のシーンを3日かけて撮影し、より臨場感のあるシーンに仕上げていった。
このような一面LEDのデジタルパネルで撮影する手法は、「スター・ウォーズ」シリーズのドラマ『マンダロリアン』や、近年日本のミュージシャンのMVなどでも使用されている。
製作総指揮・脚本のトニー・エアーズは、「本物の炎の中では撮影ができなかった。ドリームスクリーンは理想的だった。特殊効果を合わせると私たちが望む世界を再現できたからだ。できる限り現実に近い状況を生み出した」と、この最新技術を使用したことについて語る。
消防団員モット役のハンター・ペイジ=ロカードは「映像ではなくリアルな反応ができるからいい演技になった」と語る。同じく車内に閉じ込められる消防団員ターシュ役エリザ・スカンレンは「炎の熱さにとても驚いた。でもそれは撮影基準では安全とされる炎の強さだった。実際の炎の恐ろしさは想像もできない」と、撮影現場で実際に使用された本物の炎についても言及。火の恐ろしさを強く訴える。
最後にトニー・エアーズは改めて「ドリームスクリーンを使用したことで、演者のリアルな反応を撮ることができた。演技に即効性が生まれ、衝撃的なものになった」と締めくくっている。
(C)2021 Tony Ayres Productions Pty Ltd, Australian Broadcasting Corporation and Screen Australia. ALL RIGHTS RESERVED.
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
海外ドラマ『FIRES〜オーストラリアの黒い夏〜』第1話より火災シーン制作の舞台裏(C)2021 Tony Ayres Productions Pty Ltd, Australian Broadcasting Corporation and Screen Australia. ALL RIGHTS RESERVED.
同ドラマは、2019年から2020年にかけてオーストラリアの広範囲に広がった大規模森林火災、“Black Summer”(黒い夏)とも呼ばれるこの未曾有の災害を経験した人々の実話にインスパイアされた、オーストラリア国営放送局・ABCが手掛けた6話構成のアンソロジー。
危険な森林火事シーンなどの撮影には安全上限界はあるが、どのように緊迫したリアルな撮影ができたのか、製作総指揮・キャストが明かすメイキング映像が初解禁となった。
解禁されたのは、第1話のクライマックスで若い消防団員2人が消防車の中に取り残され、火に囲まれてしまうという緊迫感のあるシーンのメイキング映像。こちらのシーンで用いられたのは「ドリームスクリーン」と呼ばれる最新技術だ。通常背景にCGを合わせるシーンではグリーンスクリーンの前で撮影し、後で背景を合成するのが主流だが、ドリームスクリーンは一面が巨大なLEDパネルになっており、リアルな炎の映像を背景に撮影することができる。それに合わせて火の粉や風は本物を使用。わずか5分のシーンを3日かけて撮影し、より臨場感のあるシーンに仕上げていった。
このような一面LEDのデジタルパネルで撮影する手法は、「スター・ウォーズ」シリーズのドラマ『マンダロリアン』や、近年日本のミュージシャンのMVなどでも使用されている。
製作総指揮・脚本のトニー・エアーズは、「本物の炎の中では撮影ができなかった。ドリームスクリーンは理想的だった。特殊効果を合わせると私たちが望む世界を再現できたからだ。できる限り現実に近い状況を生み出した」と、この最新技術を使用したことについて語る。
消防団員モット役のハンター・ペイジ=ロカードは「映像ではなくリアルな反応ができるからいい演技になった」と語る。同じく車内に閉じ込められる消防団員ターシュ役エリザ・スカンレンは「炎の熱さにとても驚いた。でもそれは撮影基準では安全とされる炎の強さだった。実際の炎の恐ろしさは想像もできない」と、撮影現場で実際に使用された本物の炎についても言及。火の恐ろしさを強く訴える。
最後にトニー・エアーズは改めて「ドリームスクリーンを使用したことで、演者のリアルな反応を撮ることができた。演技に即効性が生まれ、衝撃的なものになった」と締めくくっている。
(C)2021 Tony Ayres Productions Pty Ltd, Australian Broadcasting Corporation and Screen Australia. ALL RIGHTS RESERVED.
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2022/08/08