人気グループ・嵐の二宮和也が主演する映画『TANG タング』(8月11日公開)より現場レポートが到着した。二宮演じる主人公の健と、迷子のロボット“タング”の冒険を描く今作において、二宮と、その妻・絵美を演じる満島ひかりのクランクイン、二宮とタングの出会いのシーン、そしてクランクアップの模様を紹介する。併せて、監督と話し合いながら真剣に撮影に挑む二宮をとらえたメイキング写真も解禁した。
撮影初日は、3月26日。都内にある洋館風のハウススタジオから。この日撮影されたのは、華やかなホームパーティのシーン。室内には色とりどりの花やバルーンが飾られ、テーブルの上には丸寿司やブルスケッタ、生ハムサラダなど豪勢な料理が並ぶ。ドレスやスーツに身を包んだエキストラたちがそろったところで、三木孝浩監督が説明し始める。
「テーブルに沿って一列になり過ぎなので、もう少しばらけて自然な形にしましょう」など、丁寧かつ的確に指示を出していく。スタッフと歓談しながらその様子を眺めている二宮。作品性を表すような穏やかな空気が早くも流れており、そこに満島と、健の姉・桜子役の市川実日子が登場するとさらに場が華やぐ。
室内で10数人がそれぞれ動くシーンのため、グラスを持つ・持たないといった細かなセリフのニュアンスについて三木監督と入念に確認する満島と市川。だが二人とも、真剣な中にも笑顔を絶やすことはない。待ち時間中も二宮を交えて談笑するなど、チームワークは早くも抜群の様子だ。
順調に撮影が進行すると、ハイライトといえる瞬間が訪れる。それは、絵美が開けたシャンパンのコルクが大きく弧を描いて飛んでいき、最後尾にいた健がキャッチするシーン。実際にはコルクを正確に飛ばすのは難しいため、そう「見せる」ために長テーブルやエキストラの面々を挟んだ満島と二宮がタイミングを合わせないといけない場面だったが、二宮の「飛んできたコルクをキャッチする」演技の上手さにより、こちらもスムーズに完了した。実際にコルクは飛んでいないにもかかわらず、そうとしか見えない表現力と瞬発力は本編の注目ポイントとなっている。
初日を振り返った二宮は「ここからどうなっていくか想像がつかない。タングとの会話も実際には1人で演じますからね」と気を引き締めつつ「ロボットとの共演に縛られ過ぎず、いい芝居を優先したい」と語っていた。
■ロボット共演シーンで二宮和也ならではのこだわり「人間がポップにやらないと」
4月2日、健とタングの出会いのシーンが千葉県内の牧場で撮影された。広大な牧草地を有し、その一角には立派な1本の木がそびえ立つエリアがあり、その幹に寄りかかるタングを健が見つけたことから、2人の大冒険が始まることになる。
ぼたん桜が満開に咲き乱れる陽気の中、この出会いのシーンは陽が落ちるまでに撮りきらなければならない全編ロケに。早朝から各スタッフが準備に奔走し、段取り開始は朝一で開始。加えて今回はタングを自在に動かすため、大掛かりなCG処理が必須となるため、撮影自体も特殊な工程を踏む必要があり、撮影前からかなりの試行錯誤が予想された現場といえるが、現場にはピリピリした空気はなく、和やかな中にも心地よい集中力が流れていた。
その中心にいる二宮もまた、常に自然体。重要なシーンとあって三木監督からは健の一つひとつの動作や、その時々の心情について出された細かいリクエストを二宮は即座に理解し、疑問があればすぐ確認するなど柔軟に対応する。初対面となるタングを前に冗談を飛ばすなど、さりげなく“抜き”の時間を作り、現場の空気を穏やかにキープしていた。
一方でタングの撮影にはいくつかの過程を踏む必要がある。ポンコツロボットという設定を具現化すべく、ボディのあちこちをさび付かせたほか、傷み具合のディテールにもこだわりが光るタング本体を実際に現場に置いて撮影をする。タング本体は取扱注意の一点物のため、手足や首を動かすシーンにおいては、専門のスタッフが黒子的にタングを動かし、二宮と演技を合わせていく。さらに、シーンによっては腕だけのパーツなどを使って撮影をしていた。
そこから、細部まで作り込んだ「本番用」と「簡易版」を使い分け、さらには合成あり・なし、実景のみなど、一つのシーンにおいても無数に撮影が生じることになった。それに合わせて二宮は同じシーンを何度も繰り返さねばならない状況だったが、集中力は一切途切れず、常にフレッシュな演技を披露した。二宮はと「CGと合成を使う現場らしさを感じています」と感想を明かしつつ「人間がポップにやらないと、CGに追いつけない」と完成形を見据えた演技のこだわりを明かしてくれた。
そして5月10日二宮がクランクアップ。旅の最終地点、海岸線が一望できる岬。波の音が間近に聞こえる絶好のロケーションで、物語の終盤に用意された健とタングの絆が光るエモーショナルなシーンが撮影された。二宮にとっては今日がクランクアップ日だが、全体の撮影スケジュール自体も、実景の撮影以外は本日で終了。初日から最終日まで、二宮と共に走り抜けた作品となった。
二宮は最終日も気負うことなく的確な演技を披露し続け、トラブルもなく完走。クランクアップを迎えた際には「本当にうれしいです」と充実感をにじませつつ、「誰一人新型コロナウイルスの感染者が出なかった。これは我々の映画への愛情です」とスタッフ・キャストを労う。その言葉に聞き入っていた三木監督は「みんなが手探りだったけど、考え抜いてタングと一緒に成長できた」とコメントを残している。
撮影初日は、3月26日。都内にある洋館風のハウススタジオから。この日撮影されたのは、華やかなホームパーティのシーン。室内には色とりどりの花やバルーンが飾られ、テーブルの上には丸寿司やブルスケッタ、生ハムサラダなど豪勢な料理が並ぶ。ドレスやスーツに身を包んだエキストラたちがそろったところで、三木孝浩監督が説明し始める。
室内で10数人がそれぞれ動くシーンのため、グラスを持つ・持たないといった細かなセリフのニュアンスについて三木監督と入念に確認する満島と市川。だが二人とも、真剣な中にも笑顔を絶やすことはない。待ち時間中も二宮を交えて談笑するなど、チームワークは早くも抜群の様子だ。
順調に撮影が進行すると、ハイライトといえる瞬間が訪れる。それは、絵美が開けたシャンパンのコルクが大きく弧を描いて飛んでいき、最後尾にいた健がキャッチするシーン。実際にはコルクを正確に飛ばすのは難しいため、そう「見せる」ために長テーブルやエキストラの面々を挟んだ満島と二宮がタイミングを合わせないといけない場面だったが、二宮の「飛んできたコルクをキャッチする」演技の上手さにより、こちらもスムーズに完了した。実際にコルクは飛んでいないにもかかわらず、そうとしか見えない表現力と瞬発力は本編の注目ポイントとなっている。
初日を振り返った二宮は「ここからどうなっていくか想像がつかない。タングとの会話も実際には1人で演じますからね」と気を引き締めつつ「ロボットとの共演に縛られ過ぎず、いい芝居を優先したい」と語っていた。
■ロボット共演シーンで二宮和也ならではのこだわり「人間がポップにやらないと」
4月2日、健とタングの出会いのシーンが千葉県内の牧場で撮影された。広大な牧草地を有し、その一角には立派な1本の木がそびえ立つエリアがあり、その幹に寄りかかるタングを健が見つけたことから、2人の大冒険が始まることになる。
ぼたん桜が満開に咲き乱れる陽気の中、この出会いのシーンは陽が落ちるまでに撮りきらなければならない全編ロケに。早朝から各スタッフが準備に奔走し、段取り開始は朝一で開始。加えて今回はタングを自在に動かすため、大掛かりなCG処理が必須となるため、撮影自体も特殊な工程を踏む必要があり、撮影前からかなりの試行錯誤が予想された現場といえるが、現場にはピリピリした空気はなく、和やかな中にも心地よい集中力が流れていた。
その中心にいる二宮もまた、常に自然体。重要なシーンとあって三木監督からは健の一つひとつの動作や、その時々の心情について出された細かいリクエストを二宮は即座に理解し、疑問があればすぐ確認するなど柔軟に対応する。初対面となるタングを前に冗談を飛ばすなど、さりげなく“抜き”の時間を作り、現場の空気を穏やかにキープしていた。
一方でタングの撮影にはいくつかの過程を踏む必要がある。ポンコツロボットという設定を具現化すべく、ボディのあちこちをさび付かせたほか、傷み具合のディテールにもこだわりが光るタング本体を実際に現場に置いて撮影をする。タング本体は取扱注意の一点物のため、手足や首を動かすシーンにおいては、専門のスタッフが黒子的にタングを動かし、二宮と演技を合わせていく。さらに、シーンによっては腕だけのパーツなどを使って撮影をしていた。
そこから、細部まで作り込んだ「本番用」と「簡易版」を使い分け、さらには合成あり・なし、実景のみなど、一つのシーンにおいても無数に撮影が生じることになった。それに合わせて二宮は同じシーンを何度も繰り返さねばならない状況だったが、集中力は一切途切れず、常にフレッシュな演技を披露した。二宮はと「CGと合成を使う現場らしさを感じています」と感想を明かしつつ「人間がポップにやらないと、CGに追いつけない」と完成形を見据えた演技のこだわりを明かしてくれた。
そして5月10日二宮がクランクアップ。旅の最終地点、海岸線が一望できる岬。波の音が間近に聞こえる絶好のロケーションで、物語の終盤に用意された健とタングの絆が光るエモーショナルなシーンが撮影された。二宮にとっては今日がクランクアップ日だが、全体の撮影スケジュール自体も、実景の撮影以外は本日で終了。初日から最終日まで、二宮と共に走り抜けた作品となった。
二宮は最終日も気負うことなく的確な演技を披露し続け、トラブルもなく完走。クランクアップを迎えた際には「本当にうれしいです」と充実感をにじませつつ、「誰一人新型コロナウイルスの感染者が出なかった。これは我々の映画への愛情です」とスタッフ・キャストを労う。その言葉に聞き入っていた三木監督は「みんなが手探りだったけど、考え抜いてタングと一緒に成長できた」とコメントを残している。
2022/07/14