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池田エライザ、田中圭を支える動物愛あふれるヒロイン役 映画『ハウ』ナレーションは石田ゆり子

 俳優、監督、モデル、アーティストとマルチに活躍する池田エライザが、人と犬の絆を描いた映画『ハウ』(8月19日公開)で、田中圭演じる主人公・赤西民夫を支える動物愛あふれるヒロイン・足立桃子役で出演していることが明らかになった。

田中圭主演、映画『ハウ』(8月19日公開)主な出演者 (C)2022「ハウ」製作委員会

田中圭主演、映画『ハウ』(8月19日公開)主な出演者 (C)2022「ハウ」製作委員会

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 同映画は、映画『ゼロの焦点』、『のぼうの城』などの犬童一心監督と、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』、『余命1ヶ月の花嫁』、『キセキーあの日のソビトー』などの脚本を手がけた斉藤ひろしの初タッグで生まれた感動作。婚約者にあっさりフラれ、人生最悪な時を迎え途方に暮れるちょっぴり気弱な青年・民夫と、運命の出会いを果たしたワンと鳴けない犬ハウ(俳優犬・ベック)の絆を描く。

 池田が演じる桃子は、市役所で働く非正規職員で、民夫の同僚ながらも愛するペットを通じて民夫と交流を深め、ハウと離れ離れになり落ち込む民夫にそっと寄り添う役どころ。田中とは、演技自体は初共演と話す池田は「本当に素直にお芝居される方だなと思いました。田中圭さんのお芝居に影響を受けて、ただただ本番中の世界や、民夫さん(田中圭)に共感して、というような感じでした」と、自然体の演技で応えてくれる田中との共演が心地よく新鮮なものだったよう。ハウについては、「撮影中、一日だけ会えたのですが、むちゃくちゃかわいかったです。もっともっと会いたかったなと思いました」と、振り返っている。

市役所で非正規職員として働く足立桃子(池田エライザ)=映画『ハウ』(8月19日公開) (C)2022「ハウ」製作委員会

市役所で非正規職員として働く足立桃子(池田エライザ)=映画『ハウ』(8月19日公開) (C)2022「ハウ」製作委員会

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 さらに、犬童監督からの熱烈オファーで出演する俳優陣も一挙発表。民夫がハウと出会うきっかけをつくった鍋島夫妻役を野間口徹渡辺真起子。震災の風評被害に心を痛める女子中学生・麻衣役に長澤樹。深刻なDV被害に遭い、修道院のシェルターに保護された若い女性・めぐみ役にモトーラ世理奈。愛する夫を亡くし、ひとりで傘屋を営む老女・志津役とその夫役に、宮本信子石橋蓮司

 麻衣、めぐみ、志津は、離れ離れになったハウが民夫に会いたい気持ちで走る道中で出会う人々だ。ほかにも深川麻衣田中要次利重剛伊勢志摩市川実和子田畑智子らが出演。民夫とハウの心温まるドラマに彩りを添える。また、ナレーションは、自身も愛犬家の石田ゆり子が担当する。

■池田エライザのコメント(全文)

 映画『ハウ』の脚本を読んだときに、まさに今の自分に見せてあげたいなと感じました。もちろん平和な作品だけれど、家族を失う恐怖や不安、そういう寂しさみたいなものに寄り添う素晴らしさもあり、ただワンちゃんの映画というよりは、出てくるいろいろな人たちが成長する物語だなと感じました。田中さんとのお芝居は初めてだったのですが、本当に素直にお芝居される方だなと思いました。田中さんのお芝居に影響を受けて、ただただ本番中の世界に共感して、民夫さんに共感して、お芝居することができました。

 ベックくんとは撮影中、1日しか会えなかったのですが、もうほんとに元気印ですよね。私が会った時も初対面とは思えないほどワァーって来てくれたので、すごく満たされました。もうむちゃくちゃ可愛かったですね。もっともっと会いたかったなと思いました。

 本当に偶然だったのですが、うちの猫が難しい病気に罹ってしまっていて、作品の話をいただくのと同じくらいの頃だったため、かなり桃子に共感する部分がありました。今は、(猫は)元気にしてくれていて、思い返すと本当に苦しい瞬間だったけれど、こうして作品を通して自分が共感したことをお伝えできたらいいなと思います。

 最近、みんな、触れ合うことや温もりとか、ちょっと優しさに飢えていると思うんです。『ハウ』は本当にちょっと小っ恥ずかしいくらい膨大な愛情を捧げてくれます。たくさんたくさんハウからの愛情を受け取って、優しい気持ちになって、とにかく朗らかな気持ちで、明日を生きていける映画になっていると思います。なので、劇場の大きい画面で大きいハウを見ていただいて、「わあぁ〜幸せだ! かわいかった〜!」など、そんな気持ちになっていただけたらうれしいな、と思います。

老女・志津(宮本信子)=映画『ハウ』(8月19日公開) (C)2022「ハウ」製作委員会

老女・志津(宮本信子)=映画『ハウ』(8月19日公開) (C)2022「ハウ」製作委員会

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■犬童一心監督のコメント(全文)

 今作のヒロイン、池田エライザさんには、市役所で働く非正規の女性を演じていただきました。女性として、その弱い立場にシンパシーを持って丁寧に演じてくれました。動物への愛がとめどなくあふれ出る瞬間、リアルで嘘のない演技に感じ入りました。

 ご出演いただいた俳優の中でも、特に印象深かったのは、宮本信子さんです。演技の力と共に、時代の変遷を知り、夫婦というものを知り、辛い日々の中で出会う優しさの価値を知る人に演じて欲しい役柄でした。多くを語らず、全てを見せてくれました。

 そして、今回の作品には、この物語をひとつの寓話として読み聞かせるようなナレーションを加えました。その声は、全てを俯瞰的に見渡す存在。日々の中で動物の存在をしっかり見つめ、その意義を知り、愛を持って語れる人にお願いしたく思いました。すぐに石田ゆり子さんが浮かびました。

 石田さんのエッセイやインスタに登場する動物への絆にいつもホッとして、その愛護の活動に心揺さぶられている者としてどうしても参加して欲しかった。『ハウ』の中で石田さんの語る最後の一言、その響きに人と動物の絆、そして未来を感じることができました。

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  1. 1. 犬と人との絆を描く「ハウ」プロジェクト、原作小説&映画化を発表
  2. 2. 田中圭、犬と人との絆を描く映画『ハウ』主演 「犬は一番身近にいた存在」と歓喜
  3. 3. 池田エライザ、田中圭を支える動物愛あふれるヒロイン役 映画『ハウ』ナレーションは石田ゆり子
  4. 4. 田中圭・池田エライザら映画『ハウ』キャスト陣、俳優犬の名演技を絶賛
  5. 6. 田中圭が溺愛、俳優犬ベックと仲良しオフショット映像解禁

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  • 田中圭主演、映画『ハウ』(8月19日公開)主な出演者 (C)2022「ハウ」製作委員会
  • 市役所で非正規職員として働く足立桃子(池田エライザ)=映画『ハウ』(8月19日公開) (C)2022「ハウ」製作委員会
  • 鍋島(野間口徹)=映画『ハウ』(8月19日公開) (C)2022「ハウ」製作委員会
  • 鍋島の妻(渡辺真起子)=映画『ハウ』(8月19日公開) (C)2022「ハウ」製作委員会
  • 中学生の麻衣(長澤樹)=映画『ハウ』(8月19日公開) (C)2022「ハウ」製作委員会
  • めぐみ(モトーラ世理奈)=映画『ハウ』(8月19日公開) (C)2022「ハウ」製作委員会
  • 老女・志津(宮本信子)=映画『ハウ』(8月19日公開) (C)2022「ハウ」製作委員会
  • 志津の亡くなった夫(石橋蓮司)=映画『ハウ』(8月19日公開) (C)2022「ハウ」製作委員会
  • 深川麻衣の出演シーン=映画『ハウ』(8月19日公開) (C)2022「ハウ」製作委員会
  • 田中要次の出演シーン=映画『ハウ』(8月19日公開) (C)2022「ハウ」製作委員会
  • 利重剛の出演シーン=映画『ハウ』(8月19日公開) (C)2022「ハウ」製作委員会
  • 伊勢志摩の出演シーン=映画『ハウ』(8月19日公開) (C)2022「ハウ」製作委員会
  • 市川実和子の出演シーン=映画『ハウ』(8月19日公開) (C)2022「ハウ」製作委員会
  • 田畑智子の出演シーン=映画『ハウ』(8月19日公開) (C)2022「ハウ」製作委員会

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