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南沙良主演『この子は邪悪』不穏な予感 玉木宏・桜井ユキ・大西流星らが“切り刻まれた家族写真”に集合

 俳優の南沙良が主演する映画『この子は邪悪』(9月1日公開)のティザービジュアルが公開された。心に傷を負った主人公の花(南)を中心に、玉木宏桜井ユキなにわ男子大西流星らがそろったティザービジュアルは、切り刻まれた“家族写真”。あわせて公開された特報も不気味なシーン盛りだくさんの内容となっている。

映画『この子は邪悪』ティザービジュアル(C)2022「この子は邪悪」製作委員会

映画『この子は邪悪』ティザービジュアル(C)2022「この子は邪悪」製作委員会

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 今作は『嘘を愛する女』や『哀愁しんでれら』、『先生、私の隣に座っていただけませんか?』などクオリティーの高い作品を輩出してきたオリジナル作品の企画コンテスト『TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2017』の準グランプリ作品を映画化。

 心理療法室院長・窪司朗(玉木)の娘である花はかつて一家で交通事故に遭い、司朗は足に後遺症が残り、母・繭子(桜井)は植物状態に、妹は顔に重度の火傷を負った。その事故で心に深い傷を抱えていた花のもとに、母の心神喪失の原因を探る高校生・四井純(大西)が訪れる。花は純と次第に心を通わせていくが、ある日突然、司朗が5年間の植物状態から目を覚ました母を連れて家に帰ってくる。司朗は「奇跡が起きた」と久しぶりの家族団らんを喜ぶが、花は違和感を覚える。「この人、お母さんじゃない――」。

 ティザービジュアルでは主人公・花を真ん中に、少年・純、母・繭子、父・司朗と共に、顔に火傷を負った花の妹・窪月(くぼ・るな)が左右に並んでいる。一見、幸せそうに見える家族写真はなぜか切り刻まれており、“世にも奇妙な家族の話”というキャッチコピーが、その不穏さと危うさを醸し出すビジュアルとなっている。

 また、大胆に切断された写真をよく見ると、無表情の花、笑顔の純と足元のウサギ、対照的な表情が組み合わされた繭子と司朗、マスクの月と手元のぬいぐるみなど“みんなおかしい”というキャッチコピー通り、作品への想像力を掻(か)き立てる細かいギミックが多数盛り込まれている。

 一方、特報では、メリーゴーランドに乗る幸せそうな4人の家族が不慮の事故に遭うシーンから始まる。花は心に傷を負ったまま、5年の歳月が流れるが、そんなある日、司朗が植物状態から目を覚ました母を連れて家に帰ってくる。「お母さんだよ、目を覚ましたんだ」とうれしそうに言う父と、母と抱き合う妹を見て、違和感を覚える花。

 それ以来、父も妹も母もみんなおかしいと感じていた花は、「あの人はお母さんじゃなかった」と純に助けを求め、純も優しい眼差しで「大丈夫だよ、僕がそばにいるから」と花に寄り添うが…。予想外の展開と想定外の結末が待ち受ける。

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