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2021年に亡くなった作家の瀬戸内寂聴さんの秘書・瀬尾まなほが10日、都内で行われた寂聴さんのドキュメンタリー映画『瀬戸内寂聴99年生きて思うこと』(27日公開)完成披露上映会に出席した。 15日で満100歳を迎えるはずであった寂聴さんに、17年間密着し、撮影を続けた中村裕監督が映画化。2015年に放送された『NHK スペシャル「いのち 瀬戸内寂聴密着500日」』(ATP賞ドキュメンタリー部門最優秀賞受賞)のディレクターを務め、長年、寄り添い続けた監督だから描ける誰も知らない寂聴さんの金言の数々がスクリーンに映し出される。 17年に及ぶ密着では、寂聴さんは日々の老いから、過去の不倫関係まで、日常的に中村監督と互いに報告し合い、まるで母親、先達、友人、あるいは恋人のような…形容しがたい関係性に。コロナ後も取材を続ける唯一無二の存在に語られる“本音”や“金言”の数々が満載の貴重なドキュメンタリー映画となっている。

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  • 寂聴さんを偲んだ瀬尾まなほ (C)ORICON NewS inc.
  • ドキュメンタリー映画『瀬戸内寂聴99年生きて思うこと』完成披露上映会に出席した清水ミチコ (C)ORICON NewS inc.
  • ドキュメンタリー映画『瀬戸内寂聴99年生きて思うこと』完成披露上映会に出席した(左から)中村裕監督、瀬尾まなほ、清水ミチコ (C)ORICON NewS inc.

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