女優の石原さとみが11日、都内で開催された『第45回日本アカデミー賞』授賞式に出席。第1子を授かり、出産を控える石原はゆったりしたデザインのドレスを身にまとい、ともに優秀助演女優賞を受賞した清原果耶、草笛光子、西野七瀬、広瀬すずらと並んでレッドカーペットを歩いた。その後の授賞式は、体調を考慮し別室からリモート参加した。 石原は、初の母親役に挑んだ『そして、バトンは渡された』で優秀助演女優賞を受賞。演じた梨花という役は美貌を武器に夫を次々と変えていく母親だったが、その背景には、ある切ない理由があった…というストーリーで、その訳が明らかになるクライマックスでは観客の涙を誘った。 授賞式では、「普段思わないんですけど、この作品は唯一、生まれてくる子には見せたいと思いました」と話し、その理由として同作で共演した永野芽郁と、子役の稲垣来泉の「笑顔が本当に好きで、大好きで。どんなことがあっても前向きで。劇中で私が娘に“笑っていればいろんなラッキーがころがりこむ”と伝えるんですが、それをお二人は体現されているような感じがして。力強くて、会えば一瞬で人を明るくさせられる、お二人のような人になってほしいな、という気持ちを込めて見せたいと思います」と、母親の顔を見せていた。