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開・閉会式で大活躍のチャン・イーモウ監督、”映画への愛”あふれる最新作


 2月に開催された北京冬季五輪では、開・閉会式の総監督を務め、開会式では聖火点灯の演出など大きな話題になった中国映画界の巨匠チャン・イーモウ。今月4日に始まったパラリンピックでも開閉会式の総監督を担当している。そんな大忙しのチャン・イーモウが2020年に製作した映画『ワン・セカンド 永遠の24フレーム』が、5月20日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開されることになり、日本版予告編が解禁となった。

映画『ワン・セカンド 永遠の24フレーム』(5月20日公開) (C)Huanxi Media Group Limited

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 これまで3度アカデミー国際長編映画賞にノミネートされ、多くの映画祭で華々しい受賞歴を誇るチャン・イーモウ監督の最新作である本作は、監督自身長年映画化を熱望していた”映画への愛”にあふれた企画。圧倒的な映像美を背景に、1秒でもいいから娘の姿をこの目で確かめたい、という娘への父の想いを描いた感動作だ。かつて手がけた名作『初恋のきた道』や『妻への家路』のようなエモーショナルな人間ドラマであり、全ての“映画”へのオマージュを感じさせる。

 1969年、文化大革命真っただ中の、激動の中国。造反派に歯向かい、西北部にある強制労働所送りになった男(チャン・イー)は、妻に愛想を尽かされ離婚。最愛の娘とも親子の縁を切られてしまう。数年後、「22号」という映画本編の前に流れるニュースフィルムに、娘の姿が1秒だけ映っているとの手紙を受け取った男は、一目娘の姿を見たいと強制労働所から脱走。逃亡者となりながらも、「22号」のフィルムを血眼になって探し続け、映画が上映される予定の小さな村の映画館を目指す。だがフィルムを村まで運ぶ男の隙をついて、素早くのフィルムの1缶を盗み出す子どもを目撃。ボロボロの格好をした小汚い少年だと思ったその子は、孤児の少女リウ(リウ・ハオツン)だった。果たして、逃亡者の男は愛しい娘の姿を見られるのか?

映画『ワン・セカンド 永遠の24フレーム』(5月20日公開) (C)Huanxi Media Group Limited

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 主人公の逃亡者を演じるチャン・イーは、『最愛の子』(ピーター・チャン監督)、『山河ノスタルジア』(ジャ・ジャンクー監督)などで人気を博し、主演に抜てきされた2018年公開の『オペレーション:レッド・シー』(ダンテ・ラム監督)が、国内でその年のNo.1ヒットを記録し、名実共に大スターの仲間入りを果たした。

映画『ワン・セカンド 永遠の24フレーム』(5月20日公開) (C)Huanxi Media Group Limited

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 逃亡者と出会い奇妙な絆で結ばれていく孤児の少女リウを演じるリウ・ハオツンは、本作が記念すべきデビュー作。『初恋のきた道』のチャン・ツィイーを彷彿とさせる可憐な美少女は、早くも“イー・モウガール”と呼ばれ、次世代を担う新星として国内外から熱い注目を浴びている。

映画『ワン・セカンド 永遠の24フレーム』(5月20日公開) (C)Huanxi Media Group Limited

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 さらに小さな村の映画館を仕切り、人々から尊敬の念を集める人格者、ファン電影には、『道士下山』(チェン・カイコー監督)や金馬奨で最優秀主演男優賞を受賞した『MR.NO PROBLEM』などで知られるファン・ウェイ。時代の波に翻ろうされながらも、映画をこよなく愛する魅力的なキャラクターを味わい深く演じている。

 日本版予告編では、「映画を愛する全ての人に捧げる作品だ」というチャン・イーモウ監督の言葉から始まり、「映画は終わったのか? 次はどこで観れる?」と尋ね、慌てて広大な砂漠の中を黙々と進む男の姿を映す。たどり着いた村では、村人総出で映画が来るのを心待ちにしており、「映画の上映は、この辺りじゃ一大事だ。数ヶ月に一度の夜を、皆心待ちにしてる」と映画館の責任者・ファン。

映画『ワン・セカンド 永遠の24フレーム』(5月20日公開) (C)Huanxi Media Group Limited

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 しかし運搬途中の不手際で、膨大な量のフィルムがむき出しで地面にばらまかれ汚れてしまい上映不可能な状態になってしまう。その傍らで「俺の娘が出てる」と、「22号」のニュースフィルムの缶を手に取る男。実はそこに1秒映っているという娘の姿を見るために収容所から逃亡した囚人だった。一方、男はそのフィルム缶を盗もうとした小汚い子どもを捕まえる。名を問うが「ないよ。親がいないから」という少女は幼い弟との貧しい暮らしを懸命に生き抜こうとしていた。そしてファン電影は、男や村人と共にフィルムを手洗いで洗浄し上映にむけて奔走する。

映画『ワン・セカンド 永遠の24フレーム』(5月20日公開) (C)Huanxi Media Group Limited

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 文化大革命の混沌とした時代にあった中国で、映画に熱狂する市井の人々、そしてフィルムを巡るさまざまな切なる思いが描かれ、観客に改めて映画の持つ力を問いかける。まさにチャン・イーモウ監督の映画への愛と希望あふれる本作への期待が高まる予告編となっている。

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  1. 1. 開・閉会式で大活躍のチャン・イーモウ監督、”映画への愛”あふれる最新作
  2. 2. チャン・イーモウ監督からメッセージ「映画がもたらした、人々の夢や未来への希望を表現した」
  3. 3. 行定勲、チャン・イーモウ監督『ワン・セカンド』を激賞「映画遺産に値する傑作」

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  • ムビチケカード=映画『ワン・セカンド 永遠の24フレーム』(5月20日公開) (C)Huanxi Media Group Limited
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