お笑いコンビ・平成ノブシコブシの徳井健太が2月28日、著書『敗北からの芸人論』(新潮社)の刊行を記念して、都内でイベントを開催。自身を“後継者”に指名した東野幸治とトークを行った。
「ある世代以上の芸人は全員、絶望を経験している。なぜなら、一番面白くなりたいという気持ちで芸人を目指したのに、“ダウンタウンよりは一生面白くなれない”ことに気が付くから」。次々に後輩に追い抜かれ、酒と競馬に明け暮れた加藤浩次がはい上がった思考法、長い下積みを経て今売れ続けるオードリーの瞬発力、爆発的ブレイクを果たすかまいたちが覚醒した理由など、一度負けた状態からスタートし、自分なりのスタイルをつかむまで、もがき続けた21組の生き様を紹介する。
徳井は2018年頃から、テレビ東京の深夜番組『ゴッドタン』の人気企画「腐り芸人セラピー」で、インパルス・板倉俊之、ハライチ・岩井勇気とともに注目を集めた。心に闇を抱えるようになり、やがて孤独の中で腐ってしまった芸人たちに徳井が伝える的確な考察と熱い言葉は、お笑いファンの心を揺さぶり、放送のたびに大反響となっている。その考察眼は芸人界の信頼も厚く、過去に吉本芸人たちの知られざる伝説を1冊の本にまとめた東野からも「(芸人について書くなら)徳井くんが適任」と後継者に指名された。
東野は、気になった項目について「コウテイが一番気になったんですよ。『ワイドナショー』に来て、激スベリしたけど『お前たちはそれでいいんだよ』っていう、母のような目線で」とニヤリ。徳井は、その真意について「松本さんも東野さんも、本当にスベっている奴に言わないから『コウテイよ、それを真に受けないでくれ』と伝えたかったんですよ。下田には1回会っただけで、九条には会ったことないのに、こんなこと書かれて、びっくりしていると思います」と笑わせた。
東野は、ノブコブの関係性についても触れ「昔からノブシコブシ知っていて、コンビ仲悪いっていうのも知っていたんですけど、今は兄弟みたいだって書かれていて」としみじみ。徳井が「15年目まではいつ刺してやろうかと思っていました」と笑いを交えながら率直な気持ちを伝えると、東野は「今は兄弟みたいな、いい関係になっているから、すげーよかったな」と語っていた。
「ある世代以上の芸人は全員、絶望を経験している。なぜなら、一番面白くなりたいという気持ちで芸人を目指したのに、“ダウンタウンよりは一生面白くなれない”ことに気が付くから」。次々に後輩に追い抜かれ、酒と競馬に明け暮れた加藤浩次がはい上がった思考法、長い下積みを経て今売れ続けるオードリーの瞬発力、爆発的ブレイクを果たすかまいたちが覚醒した理由など、一度負けた状態からスタートし、自分なりのスタイルをつかむまで、もがき続けた21組の生き様を紹介する。
徳井は2018年頃から、テレビ東京の深夜番組『ゴッドタン』の人気企画「腐り芸人セラピー」で、インパルス・板倉俊之、ハライチ・岩井勇気とともに注目を集めた。心に闇を抱えるようになり、やがて孤独の中で腐ってしまった芸人たちに徳井が伝える的確な考察と熱い言葉は、お笑いファンの心を揺さぶり、放送のたびに大反響となっている。その考察眼は芸人界の信頼も厚く、過去に吉本芸人たちの知られざる伝説を1冊の本にまとめた東野からも「(芸人について書くなら)徳井くんが適任」と後継者に指名された。
東野は、気になった項目について「コウテイが一番気になったんですよ。『ワイドナショー』に来て、激スベリしたけど『お前たちはそれでいいんだよ』っていう、母のような目線で」とニヤリ。徳井は、その真意について「松本さんも東野さんも、本当にスベっている奴に言わないから『コウテイよ、それを真に受けないでくれ』と伝えたかったんですよ。下田には1回会っただけで、九条には会ったことないのに、こんなこと書かれて、びっくりしていると思います」と笑わせた。
東野は、ノブコブの関係性についても触れ「昔からノブシコブシ知っていて、コンビ仲悪いっていうのも知っていたんですけど、今は兄弟みたいだって書かれていて」としみじみ。徳井が「15年目まではいつ刺してやろうかと思っていました」と笑いを交えながら率直な気持ちを伝えると、東野は「今は兄弟みたいな、いい関係になっているから、すげーよかったな」と語っていた。
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2022/02/28