2016年に覚せい剤取締法違反罪などで有罪判決を受けた、俳優の高知東生が26日、都内で行われた厚生労働省の普及啓発事業『依存症の理解を深める落語とトークライブ』に参加。終了後に報道陣の取材に応じ「まさか自分が厚生労働省のイベントに選ばれると思ってもみなかった」と驚きの表情を浮かべた。 同イベントでは「依存症と家族」をテーマに、依存症に至るまでの経過や回復のために必要な本人との関わり方、回復に欠かせない家族の協力について、さまざまなトークを展開した。高知は「一年一年、自分自身が回復し続ける姿を見てもらって、今苦しんでいたり、依存症予備軍の人が『あの高知東生でもここまで回復したなら、自分にもできる』と思ってもらえれば」と語り、前を向いた。
2022/02/26