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“読者が選ぶビジネス書”『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』がグランプリ

 ビジネス書籍の要約サービス「flier」を運営するフライヤーとグロービス経営大学院は15日、『読者が選ぶビジネス書グランプリ2022』授賞式を開き、受賞作品を発表した。『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』(藤尾秀昭氏・監修/致知出版社)が、最も価値がある一冊となる総合グランプリと自己啓発部門をタブル受賞した。

 同グランプリは、その年に発売されたビジネス書の中から読者(=ビジネスパーソン)が投票し、「読むべき本」を選出するコンテスト。ビジネスパーソンの読書習慣を育てて出版業界を盛り上げたいという思いから創設され、今年で7回目を迎えた。

 対象書籍は2020年12月から21年11月の間に日本国内で刊行された書籍。今回は、53社の出版社より119冊と、フライヤーとグロービス経営大学院らが推薦した書籍を合わせた7冊の合計126冊がエントリー。今回は過去最多となるエントリー数で、投票数も昨年から30%増となった。

 投票者は投票方法はビジネス書籍の要約サービス「flier」会員を中心とした一般投票で、期間は21年12月13日〜22年1月10日。1人各部門3票(1人1冊)まで投票でき、投票した書籍の中からグランプリ候補を1冊選ぶ。

■『読者が選ぶビジネス書グランプリ2022』受賞作品

総合グランプリ/自己啓発部門:『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』(藤尾秀昭氏・監修/致知出版社)
イノベーション部門:『プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる』(尾原和啓氏/幻冬舎)
マネジメント部門:『ビジョナリー・カンパニーZERO』(ジム・コリンズ、ビル・ラジアー・著、土方奈美氏・翻訳/日経BP)
政治・経済部門:『稲盛和夫一日一言』(稲盛和夫氏/致知出版社)
リベラルアーツ部門:『認知症世界の歩き方』(筧裕介氏・著、樋口直美 ・監修/ライツ社)
ビジネス実務部門:『超ファシリテーション力』(平石直之氏/アスコム)
ロングセラー賞:『スマホ脳』(アンデシュ・ハンセン氏・著、久山葉子氏・翻訳/新潮社)

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