株式会社バンダイナムコフィルムワークスによる賞金制のガンダムゲームグランプリ『GGGP2026(GUNDAM GAME GRAND PRIX)』が8月22日、東京・両国国技館で開催。予選を勝ち抜いた精鋭のプレイヤーたちが、賞金総額1000万円と“ガンダムゲーム日本一”の称号を賭けて熱戦を繰り広げた。オリコンニュースでは、その白熱した大会の様子をお届けする。 『GGGP2026』決戦大会を動画で振り返る!
今大会で第8回を迎えた『GGGP2026』、8組16名が決勝戦で激突
『GGGP』は賞金制大会を中心に実施しているガンダムゲームの一大イベント。2018年に第1回大会が開催され、今大会で第8回を迎えた。今回の競技タイトルは2on2のチーム対戦アクションゲーム『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 インフィニットブースト』(通称イニブ)。『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス』シリーズの15周年記念作品で、『機動戦士ガンダムシリーズ』から48作品以上、実に250機を超える機体が登場する。
招待制予選をはじめ、5月よりオンライン予選(全6回)とオフライン予選(全11回)を行い、シードおよび各予選を通過した64チーム128名が本戦PHASE1に出場。その中から8チームがPHASE2へ進出した。会場にはフォトスポットや物販コーナーなども設置され、多くの観客で賑わいを見せていた。 本戦のPHASE2に臨んだのは、横綱(ちゃんるい、Re_sinon)、やましたけんと(右ポン酢light、けんと)、覚醒封∞チャンネル(SHO∞、れい)、ユウマさん隣失礼しません(相方さん隣失礼します、ゼロケー)、天国の山本へ(レキ、れいん)、2024年のリターンマッチ(こざやま、みことばーすでぃJr)、プロヴィデンスちゃん(キヨ、みねぎし)、忠犬さるでい伝説(忠犬リク、さるでい)の8組16名。 プレイヤーたちは大迫力のBGMときらびやかな光の中、ステージに登場。用意されたトーナメントボードの好きな場所に、各プレイヤーが自分のチームのプレートを貼りつけ、組み合わせが決定する。1つ決まるごとに客席から「おお〜!」と歓声が湧き上がり、緊張感がほとばしる。 試合前、各プレイヤーが使用する機体発表に客席が湧き、早くも大盛り上がり。会場全員で「ガンダムファイト レディーゴー!」とコールし、ゲームがスタート。対戦中に技が決まったり、勝敗が決し、「WIN」「LOSE」と表示されるたびに、会場が揺れるほどの大きな歓声が起こる。そのたび、1本を取ったチームは歓喜し、1本を取られたチームは真剣な表情で作戦を練り直す。そうしたリアルな緊迫感も、ひしひしと伝わってきた。 白熱の決勝戦はタイムアップ決着 2024年のリターンマッチが勝利をつかむ
準々決勝4試合を経て、2024年のリターンマッチ、ユウマさん隣失礼しません、天国の山本へ、プロヴィデンスちゃんの4組が準決勝へ。白熱の準決勝では、2024年のリターンマッチ、プロヴィデンスちゃんが勝ち抜き、ついに決勝戦のステージへ。 余裕の笑みとピースサインでステージに上がった2024年のリターンマッチは、「ここまできたからには、キヨ、みねぎし倒して優勝を目指したい」(こざやま選手)と高らかに宣言。それに対して「全員倒して優勝したい」(キヨ選手)とプロヴィデンスちゃんも返す。会場全員で「決心・解放」(フィックス・リリース)とコールし、激戦の火ぶたが切って落とされた。 1戦目、2024年のリターンマッチは、みことばーすでぃJr選手が『ダリルバルデ』、こざやま選手が『ガンダムサバーニャ』を選択。対するプロヴィデンスちゃんは、みねぎし選手が『レジェンドガンダム』、キヨ選手が『RX-93ff vガンダム』を選んだ。壁に追い込むのが上手いとされるプロヴィデンスちゃんだが、得意のガンダムサバーニャを駆るこざやま選手は、彼らの攻撃をうまくさばききり、一気に攻め込んで勝利。速攻のカウンターピックで1点を先取した。 キャラピック(選択)周りの駆け引きも『GGGP』の見どころの1つ。2戦目、キヨ選手は『マイティーストライクフリーダムガンダム』に変更。みねぎし選手は『レジェンドガンダム』のままだ。「中距離を維持できたらプロヴィデンスちゃんチームに分がありそう」と予想されたが、キヨ選手の速攻とみねぎし選手の神援護が効いてプロヴィデンスちゃんが勝利。1対1のタイに戻した。 3戦目、プロヴィデンスちゃんは機体変更なし。2024年のリターンマッチは、みことばーすでぃJr選手が『ダブルオークアンタ フルセイバー』、こざやま選手が『TX-ff104 アリュゼウス』に変更した。プロヴィデンスちゃんは相手にインフィニットブーストをさせず、ギリギリで耐えていたが、最後には2024年のリターンマッチが決めて2対1とした。「決勝戦はじりじりする闘いが多いが、今日の決勝は展開が早い」と実況も興奮気味に。 
勝利を喜ぶ2024年のリターンマッチ
4戦目、ここでキヨ選手は機体を『RX-93ff vガンダム』へと戻した。後がなくなり、意地でも食い止めたいプロヴィデンスちゃんだが、2024年のリターンマッチは攻撃の手を緩めず、一進一退の攻防に。結局、今大会であまり見られなかったタイムアップ決着となり、2024年のリターンマッチの優勝が決まった。その瞬間、2人は抱き合って喜びをあらわにさせた。 優勝賞金600万円を手にした2024年のリターンマッチ「チーム名の通り2年前のリベンジができてうれしい」

3位を獲得した天国の山本へ
3位決定戦を制した天国の山本へには、賞金100万円が授与された。前回出場時と同じ結果となったが、「それでも3位という結果を残せたことはすごくうれしい。一緒に組んでくれた相方に感謝の気持ちを伝えたいです」(レキ選手)と喜び、「自分のアリュゼウスがちょっと弱かったので、相方に申し訳ないですけど、楽しかったです」(れいん選手)と振り返った。 
準優勝のプロヴィデンスちゃん
準優勝のプロヴィデンスちゃんは、賞金200万円を受け取った。みねぎし選手は、「初戦からちゃんとリベンジできたし、ここまでキヨにも連れてきてもらった」と相方に感謝。キヨ選手は、「正直ものすごく悔しいのですが、この結果を受け止めてまた一から頑張っていきたいと思います」と決意を新たにした。 
優勝した2024年のリターンマッチ
2024年のリターンマッチには、優勝賞金600万円が贈られた。「まだあんまり実感がなくて…。でもチーム名の通り2年前のリベンジができてうれしいです」(みことばーすでぃJr選手)、「めちゃくちゃうれしいです。チーム名通りに、2024年のリターンマッチができて本当に良かったです」(こざやま選手)とリベンジ優勝を喜んだ。
勝利のポイントについてこざやま選手は、「(キャラピックを)どうしようかと相方と話していて。ガンダムサバーニャには自信があったので、1回ガンダムサバーニャを被せて先取できたのは良かったです。その後は自分で練習したアリュゼウスで勝てたのが、優勝の決め手になったと思います」と分析した。 「遊びの力で心を元気にする」エンターテインメントが持つ本来の価値と情熱を再確認

(左から)株式会社SANKYO専務執行役員の東郷裕二さん、2024年のリターンマッチ(こざやま選手・みことばーすでぃJr選手)、株式会社バンダイナムコフィルムワークスのGGGPエグゼクティブプロデューサー田村烈さん、ナビゲーターの月城莉奈
白熱のバトルが繰り広げられた大会も、いよいよフィナーレへ。大会に特別協賛を行った株式会社SANKYO専務執行役員の東郷裕二さんが登壇し、熱戦を繰り広げた選手たちと観客へ向けて、温かいメッセージを寄せた。エンターテインメントが持つ本来の価値と情熱を再確認させる言葉に、会場からは大きな拍手が送られた。
「私ども株式会社SANKYOも、ガンダムを一緒に応援させていただいています。『遊びの力で心を元気にする』のが私たちの仕事です。いま日本各地で地震や大雨などの災害が続いていますが、だからこそ皆で一緒に遊んで楽しくパワーを広げ、日本全体を元気にしていきましょう」 ラストは、熱狂の渦の中心でマイクを握り続けた実況の長田ザクさんが、激闘の余韻が残る中、「数々の神試合を間近で見せていただき、実況できて本当に幸福な時間でした。優勝に向かってまっすぐ突き進む選手たちの姿が素晴らしかったです。最高の国技館でした!」と溢れ出る感動をストレートな言葉で伝えた。
プレイヤー、観客、そして配信の視聴者――会場にいた全員の情熱がひとつになり、大盛況となった本大会。感動と熱気、そして未来へのパワーを確かに残し、万雷の拍手の中で幕を閉じた。 360度ステージによる圧巻の演出と唯一無二のライブ感も…男女問わずファンを引きつけるガンダムゲームの広がり
今大会では、両国国技館という場所を生かし、360度どこからでも見られるステージ演出が採用された。来場者たちは、選手の勇姿や一挙手一投足に一喜一憂し、「画面の向こうで応援していたプレイヤーが目の前で対戦していて、迫力がすごかった。『自分と同じゲーム好きな人がこんなにもいるんだ』ということを知れて、感極まりました」(20代・男性)と、会場がひとつになる“ライブ感”を全身で楽しんでいた。 『GGGP』の魅力については、「賞金制大会という唯一の形式になるので、いつもの大会とは違った空気感で真剣に戦っているプレイヤーたちを見られる。そしてお祭りのような形で、大会に参加していないプレイヤーたちも一緒に楽しめる点が良いと思います」(20代・男性)と熱弁した。 また、ガンダムゲームを始めたきっかけについては、「カプセルトイを集めるようになり、そこから仲間たちと『エクストリームバーサス』シリーズを始めて今に至ります」(20代・男性)、「子どもの頃からプレイしていましたが、強い人や楽しく遊べる人たちとネットで繋がり、いろいろと教わっていくうちにゲームセンターにも足を運ぶようになりました」(20代・男性)とそれぞれのエピソードが語られた。 女性ファンの姿も見られ、「友達がプレイしているのを見て、自分も試してみたら面白かった」(20代・女性)、「彼氏に影響されて気づいたら自分もプレイするようになりました」(20代・女性)と周りの人がプレイしている姿を見るうちに、ゲームの魅力に引き込まれていったようだ。 『ガンダム』新作パチンコ機の圧倒的な映像クオリティと打感の爽快感「アニメとも違う楽しみもある」

新機種『eフィーバー機動戦士ガンダムSEEDクライマックス』を楽しむ来場者
株式会社SANKYOのブースには、注目の新機種『eフィーバー機動戦士ガンダムSEED クライマックス』が設置され、試打を楽しむ来場客で賑わっていた。実際にプレイしたファンに感想を聞くと、まず挙がったのは映像クオリティと演出の進化だ。「前作から打っていますが、映像がとにかくキレイ。ユーザーの声がしっかり反映されていて『そこでこれを使うか』と思わせる心憎い演出に、グッと引き込まれた」(30代・男性)、「DESTINY全回転といった新要素も加わりすごく面白い」(20代・男性)などと、絶賛の声が寄せられた。 
新機種『eフィーバー機動戦士ガンダムSEEDクライマックス』
さらにファンを魅了していたのが、打感の爽快感だ。「右上のフリーダムが格好良く、エフェクターの押し込み感も気持ちいい。勝ち負け関係なくギミックを見るだけでも価値があり、アニメともひと味違うパチンコならではの楽しみがある」(20代・男性)という意見や、過去機種『ユニコーン』と比較して「前作は普通のレバーだったが、今作はビームサーベル型デバイスになっていてすごく良い。『アスラン参戦』などロゴの演出も多様で面白い」(20代・男性)といった声もあがり、新デバイスや演出の進化を体感できる満足度の高いブースとなっていた。