『ローマの休日』『麗しのサブリナ』『ティファニーで朝食を』『シャレード』『マイ・フェア・レディ』など、銀幕で数々の名作を残し、世界中の人々に時を超えて愛される大スター、オードリー・ヘプバーン(1929-1993)のドキュメンタリー映画『オードリー ・ヘプバーン』(5月6日公開)のポスタービジュアルが解禁となった。あわせて、オードリーの息子であるショーン・ヘプバーン・ファーラー氏からメッセージが到着した。
美の概念を変えた革新的な存在で、ファッションアイコンであり、永遠の妖精と呼ばれ、スターとしての名声を得たオードリー 。しかし世界中から「愛された」彼女は、実際は愛される喜びを知らず、誰より「愛すること」を信じ、貫いたひとりの人間であった――本作は、これまで知る機会が少なかった彼女の本当の素顔を伝えるドキュメンタリー。
オードリー・ヘプバーンは『ローマの休日」で主演女優として大抜てきされ、初の主演作で24歳にしてアカデミー賞主演女優賞を受賞し、世界で最も称賛を浴びる偉大なミューズとなった。一世代に一人と言われた圧倒的な美貌、そしてハリウッド黄金期の伝説的スターと称されたオードリー。そして、彼女の独自の流儀やライフスタイルは今も人々にインスピレーションを与え続けている。そんなオードリー・ヘプバーンは、本当はどういった人物だったのか? 名声に隠された本当の姿を描く。
今回解禁となったポスタービジュアルは、力強い眼差しで前を見つめるオードリーの表情が印象的。真っ白な背景に、真っ赤なオードリーのリップとタイトルが映える目を引くデザインに仕上がった。
オードリーと最初の夫、メル・ファーラーの息子であるショーン・ヘプバーン・ファーラー氏から長文のコメントが届いた。その文面からは母への尊敬と愛情を感じることができる。
■ショーン・ヘプバーン・ファーラー氏のコメント(全文)
2019年5月に私の母、オードリー・ヘプバーンは90歳の誕生日を迎えるはずでした。このアニバーサリーのタイミングで私は「アイコン」「銀幕のスター」「伝説」という切り口でオードリーの核となる部分を描くプロジェクトを立ち上げました。
私が伝えたいのは一人の女性としてのオードリーの姿です。みんなと同じように不安や疑心を持っている生身の人間としての姿です。オードリーは自分のことを美しい人や特別な人という風に思ったことはありませんでした。だからこそ、彼女は常に努力をし、いつでもプロフェッショナルであり、誰に対しても優しい人でした。
最初のプロジェクトはオードリーの展覧会「Intimate Audrey」(2019年ヨーロッパで開催)でした。私たちはこの展覧会を彼女の考えや哲学を中心に構成し、オードリーを一人の人間として見せました。
さらに展覧会カタログの代わりとなるような本として、オードリーの人生を綴った絵本「リトル・オードリーのデイドリーム(原題:Little Audrey’s Daydream)」を制作しました。この本は現在英語版が世界各国で出版されていて、日本語版はあかし出版から出ています。
もう一つのプロジェクトはドキュメンタリー映画『オードリー・ヘプバーン』です。プロデューサーのニック・タウシグとこの件について話し合ってすぐに、私たちが描きたいオードリーの物語がピタリと一致しました。この作品はオードリーをよく知る人たちが語る、一人の女性の人生の真実です。
一人の女性としての彼女の本当の姿を知る人や、彼女の人生の酸いも甘いも両方知る人。ニックが本作の海外セールスに辺り良いパートナーを探していると聞いた時、日本のパートナーとして東北新社に連絡しました。彼らとは50年間、私たちのエージェントとして関係を築いてきました。彼らに本作を託すということは、家族にバトンを渡すような感覚でした。
私はさまざまなところで「なぜ、オードリーは今でも世界中で愛されているのか」という質問を受けます。これについて私もずっと考えていました。そしてたどり着いた答えは、私たちがオードリーを「自分たちと同じ一人の人間」として身近に感じてられるから。数多くのハリウッドスターとオードリーが違うのは、彼女は身一つで海を越え、シンプルな黒のドレスだけでこの世界へ飛び出してきたことです。だからこそ、私たちはオードリーを応援したくなるのです。
この作品を通して、皆さんが出会い、知っていく女性はこのような人物なのです。この素晴らしい作品はドキュメンタリー以上にオードリーの真実に迫り、伝記以上にオードリーの生涯を綴る、信念と愛情と思いやりの物話です。彼女がめいいっぱい生きた人生の物話なのです。
この作品はオードリー・ヘプバーンを語る上で欠かせない新たな「クラシック」になるでしょう。優しさと愛情はなによりも勝るという安心感を求めたい時、人々は雨が降る日曜の午後にふとオードリーの作品を観返すのと同じように、きっとこの作品を何度も観たくなることでしょう。
美の概念を変えた革新的な存在で、ファッションアイコンであり、永遠の妖精と呼ばれ、スターとしての名声を得たオードリー 。しかし世界中から「愛された」彼女は、実際は愛される喜びを知らず、誰より「愛すること」を信じ、貫いたひとりの人間であった――本作は、これまで知る機会が少なかった彼女の本当の素顔を伝えるドキュメンタリー。
オードリー・ヘプバーンは『ローマの休日」で主演女優として大抜てきされ、初の主演作で24歳にしてアカデミー賞主演女優賞を受賞し、世界で最も称賛を浴びる偉大なミューズとなった。一世代に一人と言われた圧倒的な美貌、そしてハリウッド黄金期の伝説的スターと称されたオードリー。そして、彼女の独自の流儀やライフスタイルは今も人々にインスピレーションを与え続けている。そんなオードリー・ヘプバーンは、本当はどういった人物だったのか? 名声に隠された本当の姿を描く。
今回解禁となったポスタービジュアルは、力強い眼差しで前を見つめるオードリーの表情が印象的。真っ白な背景に、真っ赤なオードリーのリップとタイトルが映える目を引くデザインに仕上がった。
オードリーと最初の夫、メル・ファーラーの息子であるショーン・ヘプバーン・ファーラー氏から長文のコメントが届いた。その文面からは母への尊敬と愛情を感じることができる。
■ショーン・ヘプバーン・ファーラー氏のコメント(全文)
2019年5月に私の母、オードリー・ヘプバーンは90歳の誕生日を迎えるはずでした。このアニバーサリーのタイミングで私は「アイコン」「銀幕のスター」「伝説」という切り口でオードリーの核となる部分を描くプロジェクトを立ち上げました。
私が伝えたいのは一人の女性としてのオードリーの姿です。みんなと同じように不安や疑心を持っている生身の人間としての姿です。オードリーは自分のことを美しい人や特別な人という風に思ったことはありませんでした。だからこそ、彼女は常に努力をし、いつでもプロフェッショナルであり、誰に対しても優しい人でした。
最初のプロジェクトはオードリーの展覧会「Intimate Audrey」(2019年ヨーロッパで開催)でした。私たちはこの展覧会を彼女の考えや哲学を中心に構成し、オードリーを一人の人間として見せました。
さらに展覧会カタログの代わりとなるような本として、オードリーの人生を綴った絵本「リトル・オードリーのデイドリーム(原題:Little Audrey’s Daydream)」を制作しました。この本は現在英語版が世界各国で出版されていて、日本語版はあかし出版から出ています。
もう一つのプロジェクトはドキュメンタリー映画『オードリー・ヘプバーン』です。プロデューサーのニック・タウシグとこの件について話し合ってすぐに、私たちが描きたいオードリーの物語がピタリと一致しました。この作品はオードリーをよく知る人たちが語る、一人の女性の人生の真実です。
一人の女性としての彼女の本当の姿を知る人や、彼女の人生の酸いも甘いも両方知る人。ニックが本作の海外セールスに辺り良いパートナーを探していると聞いた時、日本のパートナーとして東北新社に連絡しました。彼らとは50年間、私たちのエージェントとして関係を築いてきました。彼らに本作を託すということは、家族にバトンを渡すような感覚でした。
私はさまざまなところで「なぜ、オードリーは今でも世界中で愛されているのか」という質問を受けます。これについて私もずっと考えていました。そしてたどり着いた答えは、私たちがオードリーを「自分たちと同じ一人の人間」として身近に感じてられるから。数多くのハリウッドスターとオードリーが違うのは、彼女は身一つで海を越え、シンプルな黒のドレスだけでこの世界へ飛び出してきたことです。だからこそ、私たちはオードリーを応援したくなるのです。
この作品を通して、皆さんが出会い、知っていく女性はこのような人物なのです。この素晴らしい作品はドキュメンタリー以上にオードリーの真実に迫り、伝記以上にオードリーの生涯を綴る、信念と愛情と思いやりの物話です。彼女がめいいっぱい生きた人生の物話なのです。
この作品はオードリー・ヘプバーンを語る上で欠かせない新たな「クラシック」になるでしょう。優しさと愛情はなによりも勝るという安心感を求めたい時、人々は雨が降る日曜の午後にふとオードリーの作品を観返すのと同じように、きっとこの作品を何度も観たくなることでしょう。
このニュースの流れをチェック
- 1. 永遠のヒロイン、オードリー・ヘプバーンのドキュメンタリー映画、日本初公開
- 2. 『オードリー・ヘプバーン』ポスタービジュアル解禁 息子からコメント到着
- 3. オードリー・ヘプバーン声優・池田昌子のナレーション付き予告編解禁
- 4. オードリー・ヘプバーン、ユニセフ親善大使就任記念日 孫のコメントが到着
- 5. オードリー・ヘプバーン、家族と過ごす貴重な写真が到着
- 6. “日本の親友”が明かすオードリー・ヘプバーンの素顔&直筆レターを公開
- 7. ユニセフ親善大使としての活動に尽力したオードリー・ヘプバーン、晩年の姿
- 9. ドキュメンタリー映画『オードリー ・ヘプバーン』手がけたのは27歳の女性監督
- 10. ドキュメンタリー映画公開で注目のオードリー ・ヘプバーン、人気5作品を劇場上映
- 11. 今、オードリー・ヘプバーンに学ぶ、美の鉄則とは?
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2022/02/11