現地時間8日の「第94回アカデミー賞」ノミネーション発表で、作品賞&監督賞
含む7部門にノミネートされたスティーブン・スピルバーグ監督の映画『ウエスト・サイド・ストーリー』(11日公開)。これまで多くの名作を世に生み出し、映画界に歴史を刻んできたスピルバーグ監督が初めて手がけたミュージカル映画だ。
“禁断の愛”の物語が、数多くの名曲とともに紡がれる本作。アメリカの自由さと不平等さを男女の掛け合いで歌う「America」や、人種間で対立するジェッツとシャークスが体育館で繰り広げる「Dance at the Gym」など、ミュージカル作品の醍醐味ともいえる“ダンスシーン”にも期待が高まっている。
そんなダンスシーンの撮影現場では、スピルバーグ監督が動き回り、自身のiPhoneで撮影している姿がスタッフやキャストに目撃されていた。
振付師を担当したジャスティン・ペックは「スタジオでは、カメラ移動をプランニングするため、出演者たちがパフォーマンスをしている最中に、iPhoneを構えたスピルバーグを乗せたキャスター付きの椅子を私が押して回すという、見ていて笑ってしまうような作業を何度かやっています」と打ち明ける。
スピルバーグ監督は、キャスター付きの椅子に座って動き周りながら、iPhoneで撮影した映像をもとにビデオコンテを作っていたそう。振付師のジャスティンが続ける。「それは、曲を分解して、そのダンスナンバーを細胞レベルで検証するような作業です。私たちは、舞台観客目線でダンスを単に正面だけから捉えるのではなく、横から、背後から、下から、上からと、さまざまな角度から見せるよう調節しなければなりませんでした」と、計算しつくしたカメラワーク、かなり緻密な演出を行っていたことがうかがえる。
ヒロイン・マリア役のレイチェル・ゼグラーも「監督はものすごく細部にこだわるの。監督が自身のiPhoneで撮影して、自らパソコンを使って編集したものが、その日の絵コンテになっていたのよ。その日に何をしたいか、明確なビジョンを持てるようにね。絵コンテとは全く違うことをする日もあるし、忠実にやる日もあったわ。そうすることで、ダンスナンバーの躍動感や素晴らしい瞬間を魅せるのに、あらゆる選択をすることができた。監督と一緒に仕事をする上で、とても興味深いことだったわ」と、話している。
自身のiPhoneで撮影したビデオコンテを軸に撮影を進め、かつ、それに縛られずに常にベストをチョイスしていく。スピルバーグ監督が満を持して取り組み、新境地を開いた本作を観ずして、スピルバーグはもう語れない。
含む7部門にノミネートされたスティーブン・スピルバーグ監督の映画『ウエスト・サイド・ストーリー』(11日公開)。これまで多くの名作を世に生み出し、映画界に歴史を刻んできたスピルバーグ監督が初めて手がけたミュージカル映画だ。
“禁断の愛”の物語が、数多くの名曲とともに紡がれる本作。アメリカの自由さと不平等さを男女の掛け合いで歌う「America」や、人種間で対立するジェッツとシャークスが体育館で繰り広げる「Dance at the Gym」など、ミュージカル作品の醍醐味ともいえる“ダンスシーン”にも期待が高まっている。
そんなダンスシーンの撮影現場では、スピルバーグ監督が動き回り、自身のiPhoneで撮影している姿がスタッフやキャストに目撃されていた。
スピルバーグ監督は、キャスター付きの椅子に座って動き周りながら、iPhoneで撮影した映像をもとにビデオコンテを作っていたそう。振付師のジャスティンが続ける。「それは、曲を分解して、そのダンスナンバーを細胞レベルで検証するような作業です。私たちは、舞台観客目線でダンスを単に正面だけから捉えるのではなく、横から、背後から、下から、上からと、さまざまな角度から見せるよう調節しなければなりませんでした」と、計算しつくしたカメラワーク、かなり緻密な演出を行っていたことがうかがえる。
ヒロイン・マリア役のレイチェル・ゼグラーも「監督はものすごく細部にこだわるの。監督が自身のiPhoneで撮影して、自らパソコンを使って編集したものが、その日の絵コンテになっていたのよ。その日に何をしたいか、明確なビジョンを持てるようにね。絵コンテとは全く違うことをする日もあるし、忠実にやる日もあったわ。そうすることで、ダンスナンバーの躍動感や素晴らしい瞬間を魅せるのに、あらゆる選択をすることができた。監督と一緒に仕事をする上で、とても興味深いことだったわ」と、話している。
自身のiPhoneで撮影したビデオコンテを軸に撮影を進め、かつ、それに縛られずに常にベストをチョイスしていく。スピルバーグ監督が満を持して取り組み、新境地を開いた本作を観ずして、スピルバーグはもう語れない。
2022/02/10