放送中のドラマ『真犯人フラグ』(日本テレビ系)での怪演や、CM「サントリージャパニーズジン翠(SUI)」での美貌が話題の女優・桜井ユキ。今月12日には、俳優の黒羽麻璃央と結婚したことを公表。昨年12月22日に発売された写真集『Lis blanc(リ・ブロン)』は、デビュー10周年の節目を飾るものとなり、「最高のタイミングで世に出すことができて、本当にありがたく思っています」と、満を辞して発表された本作について語った。ドラマや映画で見せる姿とは異なる、表情豊かで魅力的なカットが並んでいる。
――『だから私は推しました』(NHK、19年)で連続ドラマ初主演を務めて以降、『G線上のあなたと私』(TBS、19年)や『イチケイのカラス』(フジテレビ、21年)など、ドラマの話題作に立て続けに出演。『リコカツ』(TBS、21年)のオリジナルストーリー『リコハイ!!』で主演を務めるなど、ここ数年、知名度が上がる中で変化は感じていますか?
【桜井】ここ数年、自分でも意外に思う役柄をいただくことが増えてきたな、という実感はあります。今、放送されている『真犯人フラグ』の菱田朋子のような役を「桜井に」とお話をいただけたのは、素直にうれしかったです。「本当の桜井ユキってどれなの?」と、謎に思っていただけるくらい、前の作品のイメージをどんどん壊して、いろいろな役を演じられる役者になりたいと思っています。
――昨年、デビュー10周年で初めて写真集を出されましたが、そこに写っているのは「本当の桜井ユキ」ですか?
【桜井】そうですね。ちょうどデビューから10周年という節目の年に何か形に残したい、と思っていたところで、役を背負っていない「桜井ユキ自身」を最高のタイミングで世に出すことができて、本当にありがたく思っています。写真はもう少しごまかせるかなと思っていたんですが、割とシビアなもので、自分の内面がすごく写るものなんだな、というのは今回、大きな発見でした。緊張している顔や、決め顔などは、全部バレてしまいますね(笑)。中でも幼少期を過ごした祖父母の家で撮った写真は、両親からも一番柔らかい表情をしていると指摘されて、ちょっと恥ずかしかったのですが、安心できる場所で心からリラックスしている時、自分はこういう顔をしているんだ、というのを知ることができたのも新鮮でした。
――初写真集のタイトルはフランス語で、“白百合“という意味。幼少期からとても好きだった花だそうですね。出生地の大分と、育ちの地である福岡といったゆかりのある場所で撮影を敢行し、「私自身の起源の様な一冊」になったとコメントされていました。
【桜井】綺麗な写真が並んでいるというよりは、ストーリー性を感じてもらえるような写真集にしたいと思っていたので、生まれた土地、青春時代を過ごした土地、祖父や祖母の家など、私の人生のストーリーを込めて撮影しました。写真家のND CHOW(アンディ・チャオ)さんにいろいろな表情を引き出していただきました。写真選びでは、自分がいいな、と思ったものより、デザイナーさんをはじめ、スタッフの皆さんが「これは絶対入れた方がいいと思います」と推してくださった写真を優先しました。自分的にはくすぐったいような写真も多くありますが、「こんな桜井ユキ見たことがない」と思ってもらえるような写真集に仕上がったのではないかと思ってます。
――2021年はかけがえない人や作品との出会いがあって、とても充実した1年だったと思いますが、これからは?
【桜井】想定外の出来事を楽しめるようになりたい、と思っています。この写真集も、『真犯人フラグ』の朋子役もいい意味で想定外ではあったのですが、この先、想定外の良くないことも起こると思うんです。これは最初の緊急事態宣言の時に考えたことでもあるのですが、想定外のことが起きた時に、ネガティブなことがあればそれを受け入れて成長していけるような、発想を変えて「これはチャンスだ」と糧にしていけるような感覚を常に持っていたいと思っています。
■桜井ユキ ファースト写真集「Lis blanc」(発売中)特設サイト
http://www.stardustpictures.co.jp/book/2021/lisblanc.html
――『だから私は推しました』(NHK、19年)で連続ドラマ初主演を務めて以降、『G線上のあなたと私』(TBS、19年)や『イチケイのカラス』(フジテレビ、21年)など、ドラマの話題作に立て続けに出演。『リコカツ』(TBS、21年)のオリジナルストーリー『リコハイ!!』で主演を務めるなど、ここ数年、知名度が上がる中で変化は感じていますか?
【桜井】ここ数年、自分でも意外に思う役柄をいただくことが増えてきたな、という実感はあります。今、放送されている『真犯人フラグ』の菱田朋子のような役を「桜井に」とお話をいただけたのは、素直にうれしかったです。「本当の桜井ユキってどれなの?」と、謎に思っていただけるくらい、前の作品のイメージをどんどん壊して、いろいろな役を演じられる役者になりたいと思っています。
――昨年、デビュー10周年で初めて写真集を出されましたが、そこに写っているのは「本当の桜井ユキ」ですか?
【桜井】そうですね。ちょうどデビューから10周年という節目の年に何か形に残したい、と思っていたところで、役を背負っていない「桜井ユキ自身」を最高のタイミングで世に出すことができて、本当にありがたく思っています。写真はもう少しごまかせるかなと思っていたんですが、割とシビアなもので、自分の内面がすごく写るものなんだな、というのは今回、大きな発見でした。緊張している顔や、決め顔などは、全部バレてしまいますね(笑)。中でも幼少期を過ごした祖父母の家で撮った写真は、両親からも一番柔らかい表情をしていると指摘されて、ちょっと恥ずかしかったのですが、安心できる場所で心からリラックスしている時、自分はこういう顔をしているんだ、というのを知ることができたのも新鮮でした。
――初写真集のタイトルはフランス語で、“白百合“という意味。幼少期からとても好きだった花だそうですね。出生地の大分と、育ちの地である福岡といったゆかりのある場所で撮影を敢行し、「私自身の起源の様な一冊」になったとコメントされていました。
【桜井】綺麗な写真が並んでいるというよりは、ストーリー性を感じてもらえるような写真集にしたいと思っていたので、生まれた土地、青春時代を過ごした土地、祖父や祖母の家など、私の人生のストーリーを込めて撮影しました。写真家のND CHOW(アンディ・チャオ)さんにいろいろな表情を引き出していただきました。写真選びでは、自分がいいな、と思ったものより、デザイナーさんをはじめ、スタッフの皆さんが「これは絶対入れた方がいいと思います」と推してくださった写真を優先しました。自分的にはくすぐったいような写真も多くありますが、「こんな桜井ユキ見たことがない」と思ってもらえるような写真集に仕上がったのではないかと思ってます。
――2021年はかけがえない人や作品との出会いがあって、とても充実した1年だったと思いますが、これからは?
【桜井】想定外の出来事を楽しめるようになりたい、と思っています。この写真集も、『真犯人フラグ』の朋子役もいい意味で想定外ではあったのですが、この先、想定外の良くないことも起こると思うんです。これは最初の緊急事態宣言の時に考えたことでもあるのですが、想定外のことが起きた時に、ネガティブなことがあればそれを受け入れて成長していけるような、発想を変えて「これはチャンスだ」と糧にしていけるような感覚を常に持っていたいと思っています。
■桜井ユキ ファースト写真集「Lis blanc」(発売中)特設サイト
http://www.stardustpictures.co.jp/book/2021/lisblanc.html
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2022/02/04