現地時間2022年3月27日、米ロサンゼルスのドルビー・シアターより開催される世界最高峰の映画の祭典「第94回アカデミー賞授賞式」が、WOWOWで独占生中継されることが決定。番組案内役は、前回に引き続きジョン・カビラと宇垣美里が務める。ノミネーション発表は2022年2月8日(現地時間)予定。
時代を反映した作品が受賞・ノミネートされ、授賞式でも数々のドラマが生まれるアカデミー賞。「第94回アカデミー賞授賞式」は、前回(21年3月開催)に比べ、新型コロナウイルス感染拡大が少し落ち着いたことで、ノミネート対象作品が拡大し、大きな盛り上がりを見せることが予想される。
前回は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、ドルビー・シアターに加えて、ユニオンステーションやアメリカ以外の複数会場をつないで開催された。コロナ渦で公開作品が少なかったこともあり、小規模予算の作品が多くノミネートされた中、車上生活者たちの生き様を描いた『ノマドランド』が作品賞、監督賞(クロエ・ジャオ)、主演女優賞(フランシス・マクドーマンド)の最多3部門受賞。ジャオ監督はアジア系の女性監督として初の監督賞を受賞。
主演男優賞は『ファーザー』で認知症に冒されていく主人公を演じたアンソニー・ホプキンスが史上最高齢の83歳で受賞。そして、『ミナリ』のユン・ヨジョンが助演女優賞を獲得し、韓国出身者としては初めて俳優部門での受賞となり「第92回アカデミー賞」の『パラサイト』旋風に続き韓国映画界の勢いを感じさせた。
受賞結果はもちろんのこと、授賞式で巻き起こるドラマの数々が見どころ。助演女優賞を獲得したユン・ヨジョンが「ブラッド・ピットさん、やっとお会いできてうれしいです」と同作のプロデューサーを務めたブラッド・ピットへの皮肉も込めたスピーチで会場を笑いの渦に巻き込み、3度目の主演女優賞受賞を獲得したフランシス・マクドーマンドは『ノマドランド』のサウンドミキサーを担当し、授賞式前に亡くなったマイケル・ウルフ・スナイダーへの追悼の意味を込めてオオカミの遠吠えを披露した。
さらに、例年は作品賞が最後に発表されるが、作品賞の後に主演女優賞、主演男優賞が発表となる驚きの展開に。最後に発表された主演男優賞には、授賞式の前年に亡くなったチャドウィック・ボーズマンが有力視されていたが、大方の予想を覆し、授賞式を欠席していたアンソニー・ホプキンスが受賞。スピーチなしという異例の授賞式終了となった。
■ジョン・カビラのコメント(15回目の出演)
今回で15回目、感動の瞬間をみなさんとまた共有できること、うれしいかぎりです! 前回の授賞式はたくさんの制約があるなか、アメリカのエンタメの底力と、懐の深さを感じる素晴らしい演出でした。今回は通常通り、フル装備、豪華絢爛になると確信しています。この素晴らしさをぜひ生放送で体感してください。
一期一会のパフォーマンスや、授賞の歓喜の表情、心がこもったスピーチなどをライブで見ることは、大袈裟ですが、きっとあなたの人生の句読点になります。「あのときのオスカー覚えてる?」、「笑ったよね、涙したよね」ということが、人生のストーリーの1つの思い出、句読点になって、語ることができる。これは宝物になります!
■宇垣美里からのコメント(2回目の出演)
映画が大好きなので、前回に引き続き、映画界で最も栄誉のある賞を生中継でお伝えする立場にあることをとてもうれしく思います。前回の授賞式はコロナ禍での特殊な形でしたが、今回はドルビー・シアターに戻り、より華やかな催しになるでしょうし、受賞者のスピーチを聞くことが今から楽しみです。
授賞式は1つのエンタメ。誰が・どの作品が受賞した、ということだけでなく、一流の方々のアイデアが詰め込まれた世界で最も豪華なライブパフォーマンスのひとつです。結果だけではなくて、受賞の瞬間を見ることで、そこで沸き起こる感動がより伝わると思うので、是非生中継でご覧いただければと思います。
時代を反映した作品が受賞・ノミネートされ、授賞式でも数々のドラマが生まれるアカデミー賞。「第94回アカデミー賞授賞式」は、前回(21年3月開催)に比べ、新型コロナウイルス感染拡大が少し落ち着いたことで、ノミネート対象作品が拡大し、大きな盛り上がりを見せることが予想される。
前回は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、ドルビー・シアターに加えて、ユニオンステーションやアメリカ以外の複数会場をつないで開催された。コロナ渦で公開作品が少なかったこともあり、小規模予算の作品が多くノミネートされた中、車上生活者たちの生き様を描いた『ノマドランド』が作品賞、監督賞(クロエ・ジャオ)、主演女優賞(フランシス・マクドーマンド)の最多3部門受賞。ジャオ監督はアジア系の女性監督として初の監督賞を受賞。
主演男優賞は『ファーザー』で認知症に冒されていく主人公を演じたアンソニー・ホプキンスが史上最高齢の83歳で受賞。そして、『ミナリ』のユン・ヨジョンが助演女優賞を獲得し、韓国出身者としては初めて俳優部門での受賞となり「第92回アカデミー賞」の『パラサイト』旋風に続き韓国映画界の勢いを感じさせた。
受賞結果はもちろんのこと、授賞式で巻き起こるドラマの数々が見どころ。助演女優賞を獲得したユン・ヨジョンが「ブラッド・ピットさん、やっとお会いできてうれしいです」と同作のプロデューサーを務めたブラッド・ピットへの皮肉も込めたスピーチで会場を笑いの渦に巻き込み、3度目の主演女優賞受賞を獲得したフランシス・マクドーマンドは『ノマドランド』のサウンドミキサーを担当し、授賞式前に亡くなったマイケル・ウルフ・スナイダーへの追悼の意味を込めてオオカミの遠吠えを披露した。
さらに、例年は作品賞が最後に発表されるが、作品賞の後に主演女優賞、主演男優賞が発表となる驚きの展開に。最後に発表された主演男優賞には、授賞式の前年に亡くなったチャドウィック・ボーズマンが有力視されていたが、大方の予想を覆し、授賞式を欠席していたアンソニー・ホプキンスが受賞。スピーチなしという異例の授賞式終了となった。
■ジョン・カビラのコメント(15回目の出演)
今回で15回目、感動の瞬間をみなさんとまた共有できること、うれしいかぎりです! 前回の授賞式はたくさんの制約があるなか、アメリカのエンタメの底力と、懐の深さを感じる素晴らしい演出でした。今回は通常通り、フル装備、豪華絢爛になると確信しています。この素晴らしさをぜひ生放送で体感してください。
一期一会のパフォーマンスや、授賞の歓喜の表情、心がこもったスピーチなどをライブで見ることは、大袈裟ですが、きっとあなたの人生の句読点になります。「あのときのオスカー覚えてる?」、「笑ったよね、涙したよね」ということが、人生のストーリーの1つの思い出、句読点になって、語ることができる。これは宝物になります!
■宇垣美里からのコメント(2回目の出演)
映画が大好きなので、前回に引き続き、映画界で最も栄誉のある賞を生中継でお伝えする立場にあることをとてもうれしく思います。前回の授賞式はコロナ禍での特殊な形でしたが、今回はドルビー・シアターに戻り、より華やかな催しになるでしょうし、受賞者のスピーチを聞くことが今から楽しみです。
授賞式は1つのエンタメ。誰が・どの作品が受賞した、ということだけでなく、一流の方々のアイデアが詰め込まれた世界で最も豪華なライブパフォーマンスのひとつです。結果だけではなくて、受賞の瞬間を見ることで、そこで沸き起こる感動がより伝わると思うので、是非生中継でご覧いただければと思います。
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2021/12/27