俳優の菅田将暉と原田美枝子がダブル主演する映画『百花』が、来年(2022年)9月9日に公開されることが決定した。同作は、映画プロデューサー・脚本家として『告白』『悪人』『モテキ』『君の名は。』『竜とそばかすの姫』『映画ドラえもん のび太の宝島』など多数の映画を製作してきた川村元気の原作、脚本、監督によるもの。川村は本作で長編監督デビューを飾る。 川村が2019年に発表した自身4作目となる小説「百花」(文春文庫)を映画化。ふたりで生きてきた親子の、愛と記憶と、忘れられない事件を巡る物語は、川村自身の体験から生まれたもの。記憶を失っていく母と向き合うことで、母との思い出を蘇らせていく息子・葛西泉を菅田、すべてを忘れていく中で、さまざまな時代の記憶を交錯させていく母・葛西百合子を原田が演じる。
2021/12/02