歌舞伎俳優の中村吉右衛門(なかむら・きちえもん/本名:波野辰次郎=なみの・たつじろう)さんが11月28日午後6時43分、心不全のため亡くなった。77歳。12月1日、松竹が発表した。
吉右衛門さんは1944年5月22日生まれ、東京都出身。八代目松本幸四郎の次男として生まれ、母方の祖父・初代中村吉右衛門の養子となり、4歳で中村萬之助を名のり初舞台。1966年、二代目中村吉右衛門を襲名した。
84年と95年に『眞山青果賞大賞』を受賞したほか、『日本芸術院賞』(84年)、『松尾芸能賞大賞』(91年)など、多くの受賞暦を持つ現代歌舞伎を代表する立役の一人。松貫四の名で『再桜遇清水(さいかいざくらみそめのきよみず)』、『巴御前』などの脚本の執筆や、エッセイ、画文集の出版、テレビ出演など幅広く活躍した。2011年に人間国宝、17年文化功労者となっている。
兄は二代目松本白鸚(79)、五代目尾上菊之助(44)は四女の夫。
吉右衛門さんは1944年5月22日生まれ、東京都出身。八代目松本幸四郎の次男として生まれ、母方の祖父・初代中村吉右衛門の養子となり、4歳で中村萬之助を名のり初舞台。1966年、二代目中村吉右衛門を襲名した。
84年と95年に『眞山青果賞大賞』を受賞したほか、『日本芸術院賞』(84年)、『松尾芸能賞大賞』(91年)など、多くの受賞暦を持つ現代歌舞伎を代表する立役の一人。松貫四の名で『再桜遇清水(さいかいざくらみそめのきよみず)』、『巴御前』などの脚本の執筆や、エッセイ、画文集の出版、テレビ出演など幅広く活躍した。2011年に人間国宝、17年文化功労者となっている。
兄は二代目松本白鸚(79)、五代目尾上菊之助(44)は四女の夫。
コメントする・見る
2021/12/01