昨年3月にこの世を去った日本を代表するコメディアン・志村けんさん(享年70)の半生を描くドラマ『志村けんとドリフの大爆笑物語』が、フジテレビ系で12月27日の午後9時から放送。山田裕貴が志村さん、いかりや長介さんを遠藤憲一、加藤茶を勝地涼、高木ブーを加治将樹、仲本工事を松本岳が演じる。24日、追加キャストとして、荒井注さんを金田明夫。志村さんの父親・志村憲司さん役を渡辺いっけい。母親の和子さんを宮崎美子。福田組には欠かせないムロツヨシはある役を担当することが発表された。
脚本・演出は『今日から俺は!!』シリーズなどで知られる福田雄一氏が担当。ドラマは、志村さんがコメディアンになることを決意し、1968年、高校卒業間際にバンドのボーヤ(付き人)としてザ・ドリフターズに携わるところから始まる。見習い時代の修業の日々、そして1974年にメンバーの一員となってから1990年代までの、想像を絶するような過酷なスケジュールや、人気の裏に隠された挫折と苦悩、葛藤を描く。
また、毎週行われていたコントのネタ会議の様子や、徐々に築かれていくメンバーとの友情も明らかに。さらに、当時人気を博した『8時だヨ!全員集合』(1969年〜1971年3月・1971年10月〜1985年/TBS系)や『ドリフ大爆笑』(1977年〜/フジテレビ系)の懐かしい一場面ももちろん登場!山田をはじめとしたメンバー全員による、『ドリフ大爆笑のテーマ』や『ドリフのズンドコ節』。また、名作と言われる数々のコントシーンにも注目だ。
両番組の番組最高視聴率は、『8時だヨ!全員集合』が50.5%(1973年4月7日放送)、『ドリフ大爆笑』は、40.4%(1980年12月23日放送)と、共に驚異的な数字。特に『8時だヨ!全員集合』の50.5%は、日本のバラエティー番組史上いまだ最高視聴率である。(共にビデオリサーチ調べ、関東地区、世帯視聴率)。
今回の発表を受け、キャスト陣がコメントを寄せた。
■金田明夫
あこがれのザ・ドリフターズのしかも荒井注さんの役をやらせていただいて、本当に楽しかったです。すてきな思い出になりました。みなさんが知っている実在の人物を演じることは、その人物の気持ちをどのぐらい代弁できるのかなとか、彼だったらどう思ってるのかなとまずは考えます。そして形態模写というよりは性格模写のような感じで気持ちを作っていくのですが、今回はそれを楽しんで演じられればいいなと思って臨みました。ザ・ドリフターズのみなさんが、笑いをひとつとるのに、どれだけ頑張って、苦労して、真剣に、真摯に向き合ってやっていたかということが、垣間見ていただければいいなと思います。
■渡辺いっけい
小学生の頃、荒井注さんのザ・ドリフターズの時代から毎週見ていました。当時からこの世界に興味があったので、他の子ども以上に好きで見ていたと思います。志村さんが見習いで入ってきて、はじめはあまりうけていない頃からよく覚えているので、今回の出演のお話には感慨深いものがありました。徐々に志村さんがなじんできて、あの『東村山音頭』でのブレイクは子ども心にすごく覚えているのですが、このドラマはそれをきちんと検証しているドラマになっています。“変なおじさん”以降でしか志村さんを知らない世代の人にも、非常に楽しめると思います。お父さんの名前を取って“志村けん”という名前になったということを今回初めて知って、ちょっと鳥肌がたちました。コントのシーンは、僕も一視聴者として、非常に楽しみにしています。
■宮崎美子
私がデビューした当時、志村さんがザ・ドリフターズのコントの中で私のCMのパロディーをやってくださって、何となくずっとどこかで見守ってくださっているように感じていました。何度かバラエティー番組でお目にかかり、10年くらい前に、志村さんと、“お父さん”、“お母さん”とお互いに言い合いながら司会をするバラエティー番組でご一緒したこともあります。いつかまたお目にかかれるという思いでしたので、突然お会いすることができなくなってしまって、本当に残念に感じていました。今回このようなお話をいただいて、みんなに愛された志村さんを大事に育て、その志村さんが大好きだったお母さんの役を演じることができて、本当に光栄で幸せだなと思います。
■ムロツヨシ
約1年ぶりの福田組でございました。短い時間ではありましたが、何とも心地よいと言いますか、ここが僕のホームなんだなと思い出させてくれる時間でした。志村けんさんと加藤茶さんという偉大なるお2人を、山田裕貴さんと勝地涼さんが演じられるいうことで、私なりの応援の方法はないかと思って、出演させていただきました。非常に楽しい撮影でしたし、今日も楽しいおふざけができました(笑)。ありがとうございました。
脚本・演出は『今日から俺は!!』シリーズなどで知られる福田雄一氏が担当。ドラマは、志村さんがコメディアンになることを決意し、1968年、高校卒業間際にバンドのボーヤ(付き人)としてザ・ドリフターズに携わるところから始まる。見習い時代の修業の日々、そして1974年にメンバーの一員となってから1990年代までの、想像を絶するような過酷なスケジュールや、人気の裏に隠された挫折と苦悩、葛藤を描く。
また、毎週行われていたコントのネタ会議の様子や、徐々に築かれていくメンバーとの友情も明らかに。さらに、当時人気を博した『8時だヨ!全員集合』(1969年〜1971年3月・1971年10月〜1985年/TBS系)や『ドリフ大爆笑』(1977年〜/フジテレビ系)の懐かしい一場面ももちろん登場!山田をはじめとしたメンバー全員による、『ドリフ大爆笑のテーマ』や『ドリフのズンドコ節』。また、名作と言われる数々のコントシーンにも注目だ。
両番組の番組最高視聴率は、『8時だヨ!全員集合』が50.5%(1973年4月7日放送)、『ドリフ大爆笑』は、40.4%(1980年12月23日放送)と、共に驚異的な数字。特に『8時だヨ!全員集合』の50.5%は、日本のバラエティー番組史上いまだ最高視聴率である。(共にビデオリサーチ調べ、関東地区、世帯視聴率)。
今回の発表を受け、キャスト陣がコメントを寄せた。
■金田明夫
あこがれのザ・ドリフターズのしかも荒井注さんの役をやらせていただいて、本当に楽しかったです。すてきな思い出になりました。みなさんが知っている実在の人物を演じることは、その人物の気持ちをどのぐらい代弁できるのかなとか、彼だったらどう思ってるのかなとまずは考えます。そして形態模写というよりは性格模写のような感じで気持ちを作っていくのですが、今回はそれを楽しんで演じられればいいなと思って臨みました。ザ・ドリフターズのみなさんが、笑いをひとつとるのに、どれだけ頑張って、苦労して、真剣に、真摯に向き合ってやっていたかということが、垣間見ていただければいいなと思います。
■渡辺いっけい
小学生の頃、荒井注さんのザ・ドリフターズの時代から毎週見ていました。当時からこの世界に興味があったので、他の子ども以上に好きで見ていたと思います。志村さんが見習いで入ってきて、はじめはあまりうけていない頃からよく覚えているので、今回の出演のお話には感慨深いものがありました。徐々に志村さんがなじんできて、あの『東村山音頭』でのブレイクは子ども心にすごく覚えているのですが、このドラマはそれをきちんと検証しているドラマになっています。“変なおじさん”以降でしか志村さんを知らない世代の人にも、非常に楽しめると思います。お父さんの名前を取って“志村けん”という名前になったということを今回初めて知って、ちょっと鳥肌がたちました。コントのシーンは、僕も一視聴者として、非常に楽しみにしています。
■宮崎美子
私がデビューした当時、志村さんがザ・ドリフターズのコントの中で私のCMのパロディーをやってくださって、何となくずっとどこかで見守ってくださっているように感じていました。何度かバラエティー番組でお目にかかり、10年くらい前に、志村さんと、“お父さん”、“お母さん”とお互いに言い合いながら司会をするバラエティー番組でご一緒したこともあります。いつかまたお目にかかれるという思いでしたので、突然お会いすることができなくなってしまって、本当に残念に感じていました。今回このようなお話をいただいて、みんなに愛された志村さんを大事に育て、その志村さんが大好きだったお母さんの役を演じることができて、本当に光栄で幸せだなと思います。
■ムロツヨシ
約1年ぶりの福田組でございました。短い時間ではありましたが、何とも心地よいと言いますか、ここが僕のホームなんだなと思い出させてくれる時間でした。志村けんさんと加藤茶さんという偉大なるお2人を、山田裕貴さんと勝地涼さんが演じられるいうことで、私なりの応援の方法はないかと思って、出演させていただきました。非常に楽しい撮影でしたし、今日も楽しいおふざけができました(笑)。ありがとうございました。
このニュースの流れをチェック
- 1. 山田裕貴が志村けんさん役 喜劇王の半生描くドラマ12月放送 脚本・演出に福田雄一氏
- 2. 遠藤憲一、いかりや長介さん役に「強面と年齢が起用理由でしょうか」 志村さん半生描くドラマのドリフキャスト発表
- 3. 志村さん半生描くドラマ、金田明夫が荒井注さん役 ムロツヨシは“ある役”で登場
- 4. 肥後克広、志村さんドラマのコントパートに登場 山田裕貴の姿に感慨「忘れていた記憶が、よみがえりました」
- 5. 志村さんドラマ 高木ブー役の加治将樹と仲本工事役の松本岳が思いを語る
- 6. 山田裕貴、ドリフのDVD漬けで志村けんさんの役作り ダチョウ肥後の言葉に感謝「安心しました」
- 7. 勝地涼、加藤茶の「生き方を伝えられるよう」な役作り 志村さん役の山田裕貴とのコント練習をなつかしむ
- 8. 遠藤憲一、いかりや長介さん似を自負「寄っちゃっているので(笑)」 役作りで低音ボイスに
- 9. 勝地涼、加藤茶役でコントシーンも全身全霊 “志村けん”山田裕貴と友情育み「うれしかった」
- 10. 山田裕貴、志村けんさん役で実感「人を笑わせるって、すごい闘い」
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2021/11/24