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『竜そば』興収59.5億円突破 細田守監督の最高記録更新で記念ビジュアル公開

 7月16日に公開された細田守監督の最新作『竜とそばかすの姫』(竜そば)の最新の興収情報が13日に発表され、公開59日間で動員数429万人、興行収入59.5億円を突破した。これまでの細田監督作品の最高記録は最終興収58.5億円の『バケモノの子』(2015)で記録を更新。これを記念して、『竜そば』劇中の名シーンを余すことなくデザインした二次創作アソビビジュアルが公開された。

公開された『竜とそばかすの姫』のアソビビジュアル(C)2021 スタジオ地図

公開された『竜とそばかすの姫』のアソビビジュアル(C)2021 スタジオ地図

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 アソビビジュアルは、「あなたは私が守る」というキャッチコピーとともに力強い眼差しのベルのアップを始め、インターネット仮想世界<U>を彩る分身<As>たちを使用したものや、細田作品にかけ、「高知をかける少女」など、クスっと笑えるものまで多種多様。今後、解禁されたもの以外にも、公式SNSにて順次発表していく予定となっている。

 『竜とそばかすの姫』は、インターネット世界を舞台に、母親の死により心に大きな傷を抱えた主人公の女子高校生が、“もうひとつの現実”と呼ばれるインターネット上の仮想世界<U(ユー)>で大切な存在を見つけ、悩み葛藤しながらも懸命に未来へ歩いていこうとする勇気と希望の物語。

 初日アンケートによると男女比は44.5%:55.5%と女性が上回る結果に。年代は20代が一番多く、次いで40代、僅差で30代、50代と続く。鑑賞理由の1位は「細田監督作品が好きだから」が54.9%で最も高く、今作の大きな要素である「音楽」が強い関心を得て話題となっている。

 細田監督は、1991年に東映動画(現・東映アニメーション)へ入社。アニメーターを経て、『劇場版デジモンアドベンチャー』(99年)で映画監督デビューを果たした。その後、フリーとなり、11年に齋藤優一郎プロデューサーと自身のアニメーション映画制作会社「スタジオ地図」を設立。

 フリーからの過去作すべて「日本アカデミー賞」最優秀アニメーション作品賞を受賞。『未来のミライ』(2018年)は、アニー賞受賞に「アカデミー賞」長編アニメーション部門にノミネートされるなど世界から評価を獲得し、『竜とそばかすの姫』もカンヌ国際映画祭オフィシャル・セレクション内に新設された「カンヌ・プルミエール部門」に選出された。

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  • 公開された『竜とそばかすの姫』のアソビビジュアル(C)2021 スタジオ地図
  • 『竜とそばかすの姫』(C)2021 スタジオ地図

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