女優の松井玲奈が単独初主演する映画『幕が下りたら会いましょう』が、11月26日より新宿武蔵野館ほかで全国公開されることが決定した。どこか歪んだ今の時代に不器用にも真っ直ぐに生きる女性像を描いた本ビジュアルと予告編が解禁となった。

【写真】その他の写真を見る

　麻奈美（松井）と尚（筧美和子）の姉妹が、現代社会の抱える問題に直面しながら、不器用にもいまっすぐ生きる女性を描くエンターテインメント作品。麻奈美の母・京子に『カメラを止めるな！』でブレイクしたしゅはまはるみほか、日高七海、江野沢愛美、木口健太、目次立樹、大塚萌香、丘みどり、袴田吉彦らが出演する。

　実家の美容室を手伝いつつ、鳴かず飛ばずの「劇団50％」を主宰している麻奈美。劇団員の結婚祝いで集まって馬鹿騒ぎをしていたある夜、妹の尚が資材置場で亡くなった。その日、尚からの着信があったにもかかわらず電話に出なかった麻奈美は、複雑な思いを抱えてしまう。

　母親・京子との新たな確執が生まれる中、劇団仲間の早苗（日高）と妹の部屋を引き払いに東京へ。麻奈美は、さまざまな人々との出会いと再会を経て、自分自身と向かい合っていく事になるが…。

　監督は元・役者で現在は会社員としても働く前田聖来。MOOSIC LAB 2018で発表した短編『いつか輝いていた彼女は』が高い評価を得て、本作が初の商業映画となる。撮影は、『本気のしるし劇場版』『岬の兄妹』の春木康輔、共同脚本に『アストラル・アブノーマル鈴木さん』『ウルフなシッシー』の大野大輔。音楽は、「あらかじめ決められた恋人たちへ」の池永正二。書き下ろし主題歌はJam Flavorが担当。

★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」