東京五輪に出場した卓球チームが7日、都内で会見を開き、伊藤美誠(20)との混合ダブルスで金メダル、男子団体で銅メダルを獲得した水谷隼(32)が現役を引退する意向であることを明かした。 水谷は「東京でオリンピックが開催されると決まったときから、僕はこの大会が集大成だと思ってやってきたので、そこで最高の結果を残せてよかったです。頼もしい後輩たちがいるので、パリの五輪ではぜひ頑張ってほしいなという気持ちでいっぱいです」とコメント。「僕はこの先競技を続けることはないと思うんですけど、オリンピックの怖さは改めて感じましたね。1本のミスが勝敗を左右する、命取りになる。今回、僕たちはいい意味で逆転勝ちが多くて、オリンピックの怖さを体験できました」と言葉に力を込めた。
2021/08/07