国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)』が、米アカデミー協会からの発表により、新たに短編アニメーション部門への推薦枠が認められた。これにより、同映画祭では「インターナショナル部門」「アジア インターナショナル部門」「ジャパン部門」「ノンフィクション部門」も含め合計5つの部門優秀賞に来年のオスカー獲得へのパスポートを授与できることとなった。 アカデミー賞公認の国際短編映画祭は国内では唯一の存在、また、世界でも5つのアワードを推薦できる枠を持つ映画祭は、サンダンス映画祭、パームスプリングス国際短編映画祭、アスペン短編映画祭と指折りの存在となり、また一歩、世界TOPレベルの短編映画祭への道を進んだことになる。短編、長編に関わらず、日本映画の強みとされてきたアニメーションにおいて、国内フィルムメイカーの才能を世界に発信していく場となることが期待される。
2021/07/30