現役首相を描いたドキュメンタリー映画『パンケーキを毒見する』(7月30日公開)の本編冒頭映像(3分)&場面写真が解禁となった。
内閣総理大臣(第99代)・菅義偉(すが・よしひで)。叩き上げの苦労人にして、ついには首相にまで登りつめたその実力、見た目からはわからない凄さや怖さ。野心を秘め、粛々と進めていくその姿は、したたかと感じている人も多いのではないだろうか。いつの間にか日本中が彼の思惑どおりに管理・支配されるのではないかという不安がよぎる。もしかしたら、今ののらりくらり、まともに答えようとしないその態度は、国民を政治から無関心にさせるための緻密な戦略なのか? 果たして、菅首相はいったい何を考えているのか?
解禁された冒頭映像は、菅首相を慕う「ガネーシャの会」所属の若手議員たちから、軒並み取材を断られるシーンから始まる。取材依頼に対し詳しい理由も明かされないまま取材拒否の返答が相次ぎ、思わずため息を漏らす内山雄人監督。さらに、菅首相の元秘書、市議や県議会議員、菅首相をよく知るマスコミや評論家、ホテルからスイーツのお店まで取材を辞退されたことが明かされ、この冒頭3分間のやり取りだけでも、いかに現役首相に迫るドキュメンタリー映画の制作が困難を極めたかをうかぎ知れる映像となっている。
しかし、断られているだけでは映画にならない。併せて解禁された場面写真では、国会答弁する菅首相や、予算委員会で野党からごもっとな指摘を受けるシーン、映画本編のアニメパートでの菅首相のイラストなどが切り取られている。
本作では、石破茂、江田憲司、村上誠一郎ら現役の政治家や、古賀茂明、前川喜平氏などの元官僚、さらに、森功、鮫島浩などジャーナリストや各界の専門家がインタビューに応じ、菅義偉という人物について、そして菅政権が何を目指して、日本がどこにいくのかを語る。さらに、これまでの国会答弁も徹底的に検証し、ポーカーフェイスの裏に何が隠れているのか探っていく。
本作は、いたずらに異議を唱えたり、スキャンダルを暴こうとする政治ドキュメンタリーではない、とのこと。むしろ観る者は、ブラックユーモアや風刺アニメを愉しみつつ、さまざまな角度から浮き彫りにされる、菅政権ひいては日本の「変なところ」を考えるきっかけにしてほしい、バラエティー感覚で楽しめるドキュメンタリー。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
内閣総理大臣(第99代)・菅義偉(すが・よしひで)。叩き上げの苦労人にして、ついには首相にまで登りつめたその実力、見た目からはわからない凄さや怖さ。野心を秘め、粛々と進めていくその姿は、したたかと感じている人も多いのではないだろうか。いつの間にか日本中が彼の思惑どおりに管理・支配されるのではないかという不安がよぎる。もしかしたら、今ののらりくらり、まともに答えようとしないその態度は、国民を政治から無関心にさせるための緻密な戦略なのか? 果たして、菅首相はいったい何を考えているのか?
解禁された冒頭映像は、菅首相を慕う「ガネーシャの会」所属の若手議員たちから、軒並み取材を断られるシーンから始まる。取材依頼に対し詳しい理由も明かされないまま取材拒否の返答が相次ぎ、思わずため息を漏らす内山雄人監督。さらに、菅首相の元秘書、市議や県議会議員、菅首相をよく知るマスコミや評論家、ホテルからスイーツのお店まで取材を辞退されたことが明かされ、この冒頭3分間のやり取りだけでも、いかに現役首相に迫るドキュメンタリー映画の制作が困難を極めたかをうかぎ知れる映像となっている。
しかし、断られているだけでは映画にならない。併せて解禁された場面写真では、国会答弁する菅首相や、予算委員会で野党からごもっとな指摘を受けるシーン、映画本編のアニメパートでの菅首相のイラストなどが切り取られている。
本作では、石破茂、江田憲司、村上誠一郎ら現役の政治家や、古賀茂明、前川喜平氏などの元官僚、さらに、森功、鮫島浩などジャーナリストや各界の専門家がインタビューに応じ、菅義偉という人物について、そして菅政権が何を目指して、日本がどこにいくのかを語る。さらに、これまでの国会答弁も徹底的に検証し、ポーカーフェイスの裏に何が隠れているのか探っていく。
本作は、いたずらに異議を唱えたり、スキャンダルを暴こうとする政治ドキュメンタリーではない、とのこと。むしろ観る者は、ブラックユーモアや風刺アニメを愉しみつつ、さまざまな角度から浮き彫りにされる、菅政権ひいては日本の「変なところ」を考えるきっかけにしてほしい、バラエティー感覚で楽しめるドキュメンタリー。
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2021/07/02