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ラウール、『ハニレモ』キャストから“ラウちゃん”呼び メイキング&現場レポート到着

 人気グループ・Snow Manラウールが主演を務める映画『ハニーレモンソーダ』(7月9日公開)。クールで自由奔放な主人公・三浦界を熱演したラウールのメイキング映像と現場レポートが2日、到着した。髪の毛をレモン色に染め、誰もが憧れるカッコいいキャラクター・三浦界を作り上げるべく、クランクイン前から神徳幸治監督とディスカッションを重ねたラウール。その真剣な役作りへの姿勢が伺える一幕と、現場での愛されキャラぶりがうかがえるエピソードが公開された。

映画『ハニーレモンソーダ』(7月9日公開)に出演する(左から)吉川愛、ラウール  (c) 2021「ハニーレモンソーダ」製作委員会 (c)村田真優/集英社

映画『ハニーレモンソーダ』(7月9日公開)に出演する(左から)吉川愛、ラウール  (c) 2021「ハニーレモンソーダ」製作委員会 (c)村田真優/集英社

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 今作は、累計発行部数500万部を突破している同名漫画を実写化。ヒロインの石森羽花を吉川愛が演じる。塩対応の界だが、なぜか世話を焼いてくれる彼にどんどん惹かれていく羽花。恋や友情に悩みながらも少しずつ変わっていく界、羽花、大切な仲間たちとの青春模様が描かれる。
 
 まず今回、解禁されたメイキング映像と場面写真は、本編冒頭にある界と羽花の早朝の教室でのシーン。昨年9月に行われていた撮影も、この日は終盤戦。中学時代にいじめに遭い、人とうまくコミュニケーションが取れないことに悩む羽花は、そんな自分を変えるために自由な校風の八美津高校へ入学する。クラスメイトと打ち解けるため、「おはようと言う!」という目標を立てた羽花。誰よりも早く教室に行き、一人であいさつの練習を繰り返していた所に学校イチの人気者の界が登場し、一緒に「おはよう」の練習をしてくれる…という場面だ。

 界のクールで何を考えているか分からないミステリアスさと、一生懸命に変わろうと努力する羽花に向き合う優しさのギャップがたまらない、界のイケメン度がさく裂するこのシーン。神徳監督から「『おはよう』のタイミング、もう少し早くね」など細かいニュアンスやセリフの間の指示に、その都度、「了解です!」と気持ちのいい笑顔で応じるラウール。単独初主演について「あまりプレッシャーを感じないようにしています」と話していたが、初の大役に当初は相当緊張していたよう。それでも撮影前半に比べるとかなりリラックスしているのがうかがえる。
 
 今回のメイキング映像からも、話し方や佇まい全てにこだわり、三浦界という誰しもが憧れる格好良いキャラクターへ入り込もうとする、ラウール。「(界の)金髪がメインだからね。金髪に光が当たっているとすごく綺麗だから」と繰り返していた神徳監督だが、「ここまで明るい髪色にしたのは初めて。こんな派手な色が自分に似合うか不安でしたが、いざやるとテンション上がっちゃいました(笑)」とその金髪が、朝のまぶしい光に照らされて文字通りキラキラ輝く。

 そんな界の鮮烈な登場を印象付けることがこのシーンの肝でもあるため、カメラワーク、照明には一切、妥協をせず何度もスタッフと打合せを重ねた。一度ある若いスタッフにラウールの代わりに入口にたってもらうも、「やっぱり本人に入ってもらおう。身長も違うし、(スタッフの)髪型が角刈りだから(笑)」と監督。すぐにラウール本人が画に入ると、「やっぱり違うね!金髪に光が当たるのがいい!」と満足げな神徳監督にラウールも笑顔を見せる。

 神徳監督はさらに界の登場シーンを盛り上げるべく、仮のドラマティックな音楽を映像にあてたり、ハイスピードを多用したりと気合十分。そこには「この映画は最初の15分で決まると思っている。ただ界くんがかっこいいだけの映画で終わらせないように、冒頭15分で観客の心をつかみ、しっかりキャラクターを見せないといけないと最初から決めていた」というアツい想いがあり、ラウールと吉川もその期待に応えるべく、集中力を切らさずに最後まで演じきった。
 
 また、メインキャスト陣の中で一番年下のラウールはメインキャストから“ラウちゃん”呼びされ、弟のようにかわいがられていたそう。吉川は「最初は全然目が合わないくらい人見知りな方なのかなと思ったんですけど、時々出る17歳のラウールさんの天然な姿が面白くて(笑)。現場にいる人はみな、彼に癒されていたと思います」と和やかな雰囲気も感じさせている。

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