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柳楽優弥・有村架純・三浦春馬の青春群像劇『映画 太陽の子』8・6公開

 柳楽優弥有村架純三浦春馬の共演で、”日本の原爆開発”を背景に、時代に翻弄されながらも全力で駆け抜けた若者たちの等身大の姿を描いた青春群像劇『映画 太陽の子』が8月6日(金)に全国公開されることが決定。特報映像とティーザービジュアルが解禁された。

『映画 太陽の子』2021年8月6日公開 (C)2021 ELEVEN ARTS STUDIOS / 「太陽の子」フィルムパートナーズ

『映画 太陽の子』2021年8月6日公開 (C)2021 ELEVEN ARTS STUDIOS / 「太陽の子」フィルムパートナーズ

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 『太陽の子』は、そのパイロット版と言うべきテレビドラマが2020年にNHKで放送され、大きな反響を呼んだ。太平洋戦争末期に実際に海軍からの密命を受け京都帝国大学・物理学研究室が行っていた「F研究」と呼ばれる新型爆弾開発の事実を基に作られたフィクション作品。

 極秘任務に携わる科学者・修を、今年『ターコイズの空の下で』、『HOKUSAI』などで主演を務めた柳楽、修とその弟がほのかな想いを寄せる幼なじみの世津を、『花束みたいな恋をした』などの有村、修の弟で戦地で心に傷を負った軍人・裕之を、『天外者』、『ブレイブ -群青戦記-』に出演した三浦が演じる。ドラマ版とは異なる視点と結末が加わり、物語は完結する。

 出演は、柳楽、有村、三浦のほかに、田中裕子國村隼イッセー尾形山本晋也らが脇を固める。監督・脚本は、連続テレビ小説『ひよっこ』、放送中の大河ドラマ『青天を衝け』を担当している黒崎博。音楽はアカデミー賞5部門ノミネートの『愛を読むひと』(2009年)のニコ・ミューリー、サウンドデザインに同賞8部門ノミネート、主題歌賞を受賞した『アリー/スター誕生』(18年)のマット・ヴォウレスと、ハリウッド最高峰のステージで活躍するスタッフが参加。

 さらに、『アルマゲドン』(1998年)、『ジョン・ウィック チャプター2』(17年)で知られる名バイプレーヤーのピーター・ストーメアがアインシュタインの声で出演。10年以上の年月をかけ構想し、日米のスタッフ、キャストによって実現した日米合作。

 このたび解禁された特報映像では、修、世津、裕之、それぞれの表情からキャラクターがのぞくシーンが切り取られている。単純に“未知の世界”へのあくなき探求心で研究者として純粋に実験に没頭しながらも、国の運命を左右する極秘任務に向き合い苦悩の表情を浮かべる修、兄弟2人を包み込むような笑顔を見せる一方、「戦争が終わったら仕事する、二人は考えないの?」と力強く話し、誰よりも未来を考えている世津、「俺だけ死なんわけにはいかん」と兵士であることへの葛藤に涙を見せる裕之。三者三様の思いを抱えながらも、「いっぱい未来の話、しよう」と、固く手をつなぎあうとき、彼らが見つめている先にあるものとは…。

 併せて解禁されたティーザービジュアルは、青空・海・白い砂浜の3拍子が揃い、未来を見据えて歩みを進める姿が、まさに“青春グラフィティ”を描き出すひとコマ。夏の海で3人が未来を信じ、どのように過ごしたのか、想像が膨らむ1枚だ。

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