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映画『騙し絵の牙』マスロックが彩る本編シーン&レコーディング風景を公開

 俳優の大泉洋が主演する映画『騙し絵の牙』(3月26日公開)。本作の「ここぞ!」という名シーンの数々で流れる音楽を担当しているのは、インストロックバンド・LITE(ライト)。このたび、本編シーンやレコーディング収録風景を収めたLITE×『騙し絵の牙』特別映像が解禁された。

映画『騙し絵の牙』(3月26日公開)の音楽を担当した4人組・LITE

映画『騙し絵の牙』(3月26日公開)の音楽を担当した4人組・LITE

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 本作は、塩田武士氏の同名小説(角川文庫)を吉田大八監督(『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』)が実写化したもの。かねてからの出版不況に加えて創業一族の社長が急逝、次期社長を巡って権力争いが勃発した大手出版社「薫風社」を舞台に、専務・東松龍司(佐藤)が進める大改革で、雑誌は次々と廃刊のピンチに。会社のお荷物雑誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水輝(大泉)も、無理難題を押し付けられて窮地に立たされる…が、この一見頼りない男、実は笑顔の裏にとんでもない“牙”を秘めていた。うそ、裏切り、リーク、告発。クセモノ揃いの上層部・作家・同僚たちの陰謀が渦巻く中、新人編集者・高野恵(松岡茉優)を巻き込んだ速水の生き残りを賭けた、仁義なき騙し合いバトルを描く。

 一方、LITEは、2003年に結成。独自のプログレッシブで鋭角的なリフやリズムからなる、エモーショナルでスリリングな楽曲は瞬く間に話題となり、アメリカのインディレーベル”Topshelf Records”と契約し、アメリカやヨーロッパ、アジアなどでもツアーを成功させるなど、国内外で注目を集めている4人組だ。映画への楽曲提供は本作が初となる。

 特別映像では、騙し騙されるキャラクターの面々がリズムに同調して次々登場。中でも高野(松岡)のシーンが多用されていることに注目だ。倉庫から原稿らしきものを見つけると、床一面に広げ集中して作業する高野。LITEの演奏シーンのインサートがあけると、アスファルトに倒れている高野の側に投げ出されている雑誌…。高野がなぜ倒れているのか、ここが重要シーンのひとつとなっている。特別映像の最後には、レコーディング収録現場にも立ち合った吉田監督の姿も見ることができる。

 今回、LITEが起用されたきっかけは、吉田監督のこだわり。脚本を書いている段階からLITEを聴いていた吉田監督が、曲調的に「ドラムやギター、ベースもエッジが強いので、芝居に馴染ませやすい劇伴ではない。僕にとってもチャレンジでした」と語るなど、当初は迷いもあったという。しかし完成した本編は「日本映画では珍しいくらい音楽が鳴っているのに、せりふもしっかり聴こえている」と吉田監督もその仕上がりに自信をみせている。

■LITEのコメント
 実はLITEの約20年の活動の中で映画の劇伴を担当するのは初めてのことでした。「本当にLITEの音楽が映画に合うのだろうか」という疑念を抱きながら最初に見た試写で、音楽が無くても成立している映画そのもののクオリティに圧倒され更に不安が募ったことを覚えています(笑)。しかし監督とのやり取りの中で0コンマまでこだわる音に対する並々ならぬ熱意と理解、この映画の音楽はLITEでなくてはダメなんだという思いが伝わってきて、その熱に侵された僕たちは創作に没頭していきました。僕たちの音楽が徐々に映画に溶け込んでいく過程は興奮そのものでした。結果として「マスロックと映画」という、過去全世界を探しても類を見ない唯一無二の映画音楽に仕上がりました。監督と僕たちの「世の中に無い新しいものを作る」という思いが映画を通して耳からでも伝わったら、それほど嬉しいことはありません。

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