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『ワンダヴィジョン』“覚醒”したモニカ 第7話の場面写真解禁

 ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で1月15日より、配信されているマーベル・スタジオ初のオリジナルドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』。先週金曜日に第7話が配信され、ラストには誰もが予想しなかった”黒幕“が現れる急展開で話題沸騰。クライマックスまで残り2話となる中、第8話はあす26日より配信される。

物語の鍵を握る“覚醒”したモニカの場面写真(#7)=ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』ディズニープラスで独占配信中

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 「第4の壁を超えて」というタイトルが掲げられた第7話は、かつてマーベル・コミックの「デッドプール」で繰り広げられた、第4の壁といわれる観客に向かって劇中から突然話しかけるユニークなスタイルで始まる。ヴィジョン(ポール・ベタニー)の危機に自分の能力を暴走させてしまったことへの“言い訳”をワンダ(エリザベス・オルセン)は観客に語り掛けるが、果たして観客と同じくワンダたちの物語を俯瞰するこの視点は一体誰のものなのか?

 第7話では、住民が”シットコム“を演じる不思議な世界を操る黒幕の正体に迫ることとなる。しかし、ワンダの”敵“が明らかになる一方で、彼女の”味方“の存在も浮き彫りになった。それは、ウエストビューからワンダによって外の世界に追い出されたモニカ・ランボーだ。

 キャプテン・マーベルと親しく、超人的なパワーを持つ者の孤独と葛藤を知り、母という唯一無二の大切な人を失った経験を持つモニカは、ワンダの孤独に寄り添い、彼女を助けようと説得を試みる。すべてを拒絶するワンダの心を表すかのようなウエストビューを守るエネルギーシールドが彼女を阻むが、ついにモニカが”覚醒“する。

 モニカを演じるテヨナ・パリスは「マーベル・スタジオとのミーティングで、彼らはモニカの持つ共感する力や思いやりについて語ってくれた。自分が正しいと信じることのためだったら、自らの身体も危険に晒す。そんな彼女だからヘックスに何度も侵入しようとするのは自然なことだと思ったわ」と、3度目のエネルギーシールドへの侵入で、モニカの細胞は完全に書き換えられ、新たな”パワー“を宿すこととなる。

 テヨナは「マット(・シャックマン監督)がこのシーンを導いてくれた。モニカには母を失った悲しみや後悔が渦巻いていた。でもこのヘックスの壁を超えるとき、彼女は自信を取り戻し、自分がもう前に進めることを母親に示したいと感じるようになる。モニカはこの瞬間に初めて自分の中の後悔や悲しみを外に出すように叫ぶ。ワンダを助けようと懸命になる中で、彼女は自分自身の悲しみと向き合い、それを乗り越えていくことができたの」と、モニカについて語っている。

 悲しみを乗り越え、覚醒した“モニカ”。果たして彼女はワンダを救い出すことができるのか? すべてを操る黒幕と、ワンダに寄り添う味方の存在がそれぞれ明らかになり、いよいよ壮大な戦いが始まる予兆を感じさせた第7話。迫るクライマックスに向け、第8話で何が起こるのか全く予想がつかない。

 覚醒したモニカや、ワンダの双子の兄“ピエトロ”として登場した『X-MEN』シリーズの“ピーター”(クイック・シルバー)など、今後の映画作品『キャプテン・マーベル2(原題)』や『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題)』への“繋がり”もより深くなってきており、マーベル・スタジオ新章に繋がる結末が待ち受けていることへの期待は高まるばかりだ。

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