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稲垣吾郎、新作舞台で実在した“死刑執行人” 『No.9』チーム再集結

 俳優の稲垣吾郎が、4月から上演される舞台『サンソン-ルイ16世の首を刎ねた男-』の主演を務めることが決定した。18世紀パリに実在した死刑執行人サンソンの物語で、ロベスピエール、マリー・アントワネット、ルイ16世らの首をはねた男が宿命と戦いながら生き抜いた孤高の物語を描く。

舞台『サンソン-ルイ16世の首を刎ねた男-』に出演する稲垣吾郎

舞台『サンソン-ルイ16世の首を刎ねた男-』に出演する稲垣吾郎

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 1月に『No.9-不滅の旋律-』で3度目のベートーヴェンを演じた稲垣が、死刑執行人という運命を生きる男の筆舌に尽くしがたい「葛藤」を全身全霊で表現する。クリエイティブチームは、演出・白井晃、脚本・中島かずき、音楽・三宅純という『No.9』チームが再集結した。

 稲垣は「フランス革命期という激動の時代に“死刑執行人”という生まれたときから決められた決して抗うことのできない運命を受け入れ、悩みながらもその仕事にプライドを持って生きてきた人物です。どれだけの重圧を背負っていたのか、今はまだ計り知れませんが、これから稽古を通して創り上げていくことで新しい自分と出会えることが楽しみでもあります」と意気込む。

 フランス革命の中心とも言うべきルイ16世を演じるのは、中村橋之助。そのほか橋本淳、牧島輝、落合モトキ藤原季節、清水葉月、田山涼成榎木孝明らが出演する。

●稲垣吾郎コメント
2015年から3度上演した舞台『No.9』に続き、白井晃さん、中島かずきさん、三宅純さんのてがける作品に出演できることをとても光栄に思います。
『No.9』で演じたベートーヴェン同様、今回も歴史上に実在した人物、シャルル=アンリ・サンソンを演じます。フランス革命期という激動の時代に“死刑執行人”という生まれたときから決められた決して抗うことのできない運命を受け入れ、悩みながらもその仕事にプライドを持って生きてきた人物です。どれだけの重圧を背負っていたのか、今はまだ計り知れませんが、これから稽古を通して創り上げていくことで新しい自分と出会えることが楽しみでもあります。歴史の中で苦悩したサンソンの気持ちに寄り添い、伝えていきたいと思っています。
このような時代だからこそ、サンソンを通じて厳しい運命の中でも目を背けずに希望を見出す姿を皆さまにお届けできれば嬉しいです。

●白井晃コメント
死刑執行人でありながら死刑廃止論者だったという孤高の人物を通して、稲垣吾郎さんと共に再び新作をつくれる喜びでいっぱいです。18世紀末のパリに生きたシャルル=アンリ・サンソンの苦悩は、激動の社会で生きる今の私たちと結びつくものが多いと感じています。歴史の闇で、あまり知られることのなかった彼の人生は、この先、私たちが向かうべき指針を与えてくれるようにも思います。私たちの心の平穏はどこにあるのか。そんなことに思いを馳せながら作品作りができたらと考えています。

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