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鈴木亮平、民放連ドラ単独初主演 『レンアイ漫画家』実写化で天才漫画家役「全力でラブコメをお届け」

 俳優の鈴木亮平が、4月からスタートするフジテレビ系木曜劇場『レンアイ漫画家』(毎週木曜 後10:00)に主演することが分かった。鈴木が地上波民放連続ドラマで単独主演を務めるのは今作が初めて。常人には理解できない思考回路を持つ天才漫画家である主人公・刈部清一郎(かりべ・せいいちろう)を演じる。鈴木にとって初の漫画家役であり、王道ラブコメに挑む。

鈴木亮平が4月スタートの木曜劇場『レンアイ漫画家』で民放連続ドラマ単独初主演 (C)フジテレビ

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 原作は講談社モーニングKC刊で2010年から2012年まで連載されていた山崎紗也夏氏による同名漫画。漫画一筋で恋愛下手なレンアイ漫画家と“ダメ男ホイホイ”と呼ばれる崖っぷちアラサー女子、そんな恋に不器用な二人の、笑えて、ほろっとくるハートフルラブコメディー。

 主人公・刈部清一郎は、人付き合いが苦手な変わり者で、外に出ることもほとんどなく、常人には理解できない思考回路を持つ天才漫画家。アシスタントも付けず一人きりで、少女漫画の金字塔と呼ばれる大ヒット漫画の連載を続けている。顔出しは一切せず、女性名のペンネームで正体を隠し、そのプライベートは謎に包まれていた。そんなある日、弟の忘れ形見を引き取る羽目になり、孤高の生活が乱れていくことに。

 一方、夢無し、彼無し、仕事なしのアラサー女子・久遠あいこ(くおん・あいこ)は、初恋の人の葬儀で、その兄の清一郎と衝撃の出会いを果たす。「俺のためにレンアイしろ!」と、清一郎が出したとんでもない仕事の依頼。それは、漫画のネタのために疑似恋愛のミッションをするというものだった。清一郎の無茶振りのもと、疑似恋愛相手と淡い恋に発展したり、発展しなかったりの悲喜劇を繰り返すあいこ。清一郎と喧々諤々(けんけんがくがく)の丁々発止を繰り広げていたが…。

 鈴木がフジテレビ系ドラマに出演するのは『全開ガール』(2011年7月期)以来、約10年ぶり。大河ドラマ『西郷どん』(2018年/NHK総合)で主演を務めたほか、朝ドラ『花子とアン』(2014年上期/NHK総合)、『天皇の料理番』(2015年4月期/TBS系)、『テセウスの船』(2020年1月期/TBS系)といった話題作で重要な役どころを務め、シリアスからコメディーまで幅広い作品で、数々の難役を演じてきた。

 実力派俳優として確固たる地位を築いた鈴木が、王道ラブコメの主演に挑む。恋に悩む不器用な男を時にコミカルに、時に切なく演じる鈴木の演技に注目だ。また、著作『行った気になる世界遺産』で自ら挿絵を描き下ろすほど、巧みな絵の腕前を持つ鈴木だが、撮影に先立って、漫画監修のプロのもと特訓を積み、プロ顔負けのペン運びや所作を習得。演技巧者・鈴木の天才漫画家っぷりも見どころの一つとなっている。

 鈴木は「こんな王道恋愛ドラマに“自分で良いのだろうか”という気恥ずかしさがありますが、世界中が元気のない時期だからこそ、皆様に毎週楽しみにしていただけるように、全力ですてきなラブコメをお届けいたします」と意気込んでいる。

 脚本は『花咲舞が黙ってない』シリーズ(日本テレビ系)や、鈴木も出演していた『東京タラレバ娘』(2017年1月期/日本テレビ系)などを手がけた松田裕子氏。演出は『リーガルハイ』シリーズや、映画『ミックス。』など数々の話題作を手がけている石川淳一氏。

 崖っぷちアラサー女子・久遠あいこやレギュラーキャストについても近日発表予定となっている。

■各コメント

<鈴木亮平>
――出演が決まった時の感想
「今作のようなキラキラした王道恋愛ドラマは自分には縁遠いのかなと思っていたので、新しい挑戦になると思いました。とはいえ、かなりアクの強いキャラクターではありますが(笑)」

――民放連続ドラマ並びにフジテレビドラマに初主演の感想
「20代の頃、フジテレビ、共同テレビ制作のドラマにたくさん出演させていただき、育てていただきました。今回、民放連続ドラマ単独初主演というタイミングで、またこのチームで作品作りができるということに非常に縁を感じます。また、その時何度もご一緒した石川監督とタッグを組ませていただけるということで、全幅の信頼を置いて撮影に臨んでいます」

――台本を読んでみての感想
「今世界中がどんよりした雰囲気に覆われている中で、今作のような明るくポップなラブコメは非常に価値があるのではないでしょうか。脚本の松田裕子さんが生み出すセリフの一つ一つがとにかく面白く、“キュン”や温かい涙だけで終わらない、感情大渋滞の作品になっています。清一郎はあいこにミッションとして疑似恋愛をさせるのですが、毎回登場するクセのある男性陣にもぜひ注目してください」

――ご自身が演じられる刈部清一郎について
「現代版の“美女と野獣”のようです。家に引きこもっていた恋愛下手の野獣が、あいこという芯のブレない女の子と出会うことで心の奥に閉まっていた優しさ、恋する感情を思い出し、人間として成長していく……。清一郎は偏屈な天才で、口が悪いけれどとてもピュア。自分に恋愛など起こるはずがないと思っていて、だからこそ作品に恋愛を描いてきた人です。そんなある種“こじらせた男”がキュンに目覚めていく様は、皆さまに“恋愛っていいな”と思っていただけると思います。回を追うごとに、皆さまにこの清一郎という不器用な人間を好きになってもらえるように魅力的に演じたいと思います」

――番組を楽しみにしている視聴者へメッセージ
「こんな王道恋愛ドラマに“自分で良いのだろうか”という気恥ずかしさがありますが、世界中が元気のない時期だからこそ、皆様に毎週楽しみにしていただけるように、全力ですてきなラブコメをお届けいたします。難しいことを考えずに、穏やかな良い気持ちで見られるラブコメです。“ちょっと疲れているな”と思う時に、皆さまの心の栄養剤になりますように。そしてこのドラマは、男性にもオススメです。清一郎の不器用な生き方に、きっと共感していただけるでしょう。恋をしている方も、恋を忘れた人も、新しい恋をしたい方にも。今年の春は、『レンアイ漫画家』で“キュンキュン”してください」

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