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武井咲、神谷薫と寄り添った10年間「共存していました」

 女優の武井咲大友啓史監督が、22日から東京ドームシティGallery AaMoで開催されている人気漫画『るろうに剣心−明治剣客浪漫譚−』(作者:和月伸宏)の初となる展覧会『るろうに剣心展』を観覧。第1作から神谷薫を演じている武井と大友監督が、完結を迎える『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』(4月23日公開、6月4日公開)と本シリーズへの思いを語り合った。

展覧会『るろうに剣心展』を観覧した(左から)武井咲、大友啓史監督(C)和月伸宏/集英社(C)2020映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会

展覧会『るろうに剣心展』を観覧した(左から)武井咲、大友啓史監督(C)和月伸宏/集英社(C)2020映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会

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 観覧後、映画の撮影を思い出す原画があったか問われると、武井は「神谷道場のシーン」と回答。「緊張しながら撮影に臨んでいたのですが、本作での神谷道場の撮影の時に、この10年間見えていないところでも、(私の中には)薫が近くにいたんだなと思いましたし、戻って来ることができて本当に良かったです」と笑顔。

 薫を演じる上で意識したことについては「薫はピュアであり真っ直ぐで、常に父の言葉を信念に持っている女性で、そういったイメージとビジュアルや薫の良いところを体現できればいいなと思っていましたね」と語り、大友監督からは竹刀をもらったエピソードも披露した。

 薫というキャラクターについて聞かれると「信念を貫き、自分の思いを曲げずに立ち向かっていく姿はずっと変わらない姿だと思いますし、私はそういった薫の姿が本当に好きですね。芝居中、薫の気持ちに寄り添いながら共存していましたし、感慨深い気持ちになりますね」と自身にとっても大切な役柄だと語った。

 主演の佐藤健については「健さんにとっても大きなミッションだったと思うんですが、周りのスタッフさんと同じ方向を向いて進んでいく姿が好きでしたね。健さんがいるだけで、みんなのスイッチが入るし、健さんが剣心をまとうと、『るろうに剣心』の世界に入り込めましたね」と佐藤のすごみを明かした。

 神谷道場メンバーとの撮影については「『ただいま』という気持ちが強かったですね。うっかり素に戻ってしまうくらいの空気感でした。目の前に剣心がいて、横に弥彦がいるということが神谷道場の日常を思い出させてくれるというか、撮影が始まっているとうよりは、ご飯を食べている途中で撮られているという感覚でした」とかけがえのないエピソードを話した。

 大友監督は武井に対して「薫は17歳の道場主という、父の思いを背負って、道場を守る健気な少女という設定で武井さんを見つけてオファーをしました。当時の武井さんと薫が重なって、良いスタートを切ることができましたし、シリーズが進むにつれて、色々な現場で経験された芝居の上手さがすごく出ていました」と成長も感じたという。

 続けて「今回は剣心と巴の過去をどう受け止めていくか、恐らく、5年前(前作)の武井さんの受け止め方と、今作での受け止め方は違うと思うんですね。薫が2人の過去を受け止める姿は、多くの女性が共感出来る部分だと思います。その想いを武井さんが芝居を通して表現してくれていましたね」と神谷薫をまっとうした武井をねぎらった。
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  • 『るろうに剣心展』キービジュアル(C)和月伸宏/集英社

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