坂元裕二、野島伸司、橋部敦子、浅野妙子、黒岩勉といった数々の人気脚本家を輩出してきた第32回『フジテレビヤングシナリオ大賞』の授賞式が行われ、応募総数1567作品の中から、的場友見さんによる『サロガシー』が大賞に決定。26日行われた授賞式では的場さん、佳作受賞者の湯田美帆さん、横尾千智さん、山崎力さんに、フジテレビ代表取締役社長・遠藤龍之介氏から賞状が授与された。 『サロガシー』は、主人公・江島環(28)がゲイである兄・江島聡(38)のために、代理母(=サロガシー)として妊娠出産することを決意する話。その両親や周囲の心境や、主人公の生き方を描いたストーリーとなっている。代理出産、LGBTなどセンシティブな題材だが、登場人物を身近に感じる人物像として丁寧に描き出し、人間的魅力で飽きさせずに展開していく構成が巧みであり、かつ医療制度、法律、社会通念、倫理観など様々な問題に真摯に向き合っていることなどが高く評価された。
2020/11/27