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【麒麟がくる】大河初出演の坂東玉三郎、“居るだけで何かを感じさせる”芝居を

 NHKで放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)。きょう11月1日放送の第30回「朝倉義景を討て」から本格的に登場する正親町(おおぎまち)天皇役の坂東玉三郎がコメントを寄せた。

大河ドラマ『麒麟がくる』正親町天皇(坂東玉三郎) (C)NHK

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【坂東玉三郎のコメント】
 大河ドラマは初出演で、私に務まるかどうか心配でしたが、いただいた役が正親町天皇という古典的な存在でしたので、演じることが出来るかなと思い、参加させていただくことになりました。

 正親町天皇は、高貴で美しい帝と呼ばれています。そこにはプレッシャーを感じていますが、なるべく作りこまず、自然に見えるようにできたらと思います。光秀の存在や信長の存在、動乱の世の中に対しても俯瞰して見ている、包み込むような存在でいることを心がけています。

 天皇ですから、資料なども公開されておらず具体的にはつかみいくい役でもあります。今後は、どこまで正親町天皇として“居るだけで何かを感じさせる”ことができるかが課題だと思っていますし、挑戦だと感じています。こんな人がいたんだと、みなさんに納得してもらえるような人物になれたらいいなと思います。

 『麒麟がくる』では、光秀をはじめ、信長や秀吉もこれまでのイメージとは違う人物像で描かれていますし、新しい解釈といいますか、新しいものをつくりたいという現場のみなさんの気持ちがとても伝わってきます。

 第30回では、信長と初対面します。染谷くんとのシーンは楽しかったですね。芝居の間は、言葉をひと言ふた言しか交わさなかったのですが、とても有意義な時間を過ごせました。彼は、これまでとは違った信長像を自分のものにされていると思います。正親町天皇と信長の、二人のやりとりにもぜひご注目いただきたいと思います。

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