10月5日から予定されている『ノーベル賞』受賞者の発表に先駆け、世界的な情報・データベース企業のクラリベイトは23日、『2020年 クラリベイト引用栄誉賞』のオンライン記者会見を開いた。「引用栄誉賞」受賞者はノーベル賞の有力な候補者として注目されており、今年は日本2人を含む、24人が受賞した。
「引用栄誉賞」は4つの分野(医学・生理学賞、物理学賞、化学賞、経済学賞)が対象。受賞者は、同社が保有する世界最高水準の学術文献・引用データベース「Web of Science」上で被引用数の各分野上位0.1パーセントにランクする研究者から選出される。その中でハイインパクト論文(各分野において最も引用された上位200論文)を検証し、カテゴリごとにノーベル委員会が注目すると考えられる人物を決定する。
今回、日本人では、医学・生理学分野より公益財団法人がん研究会がんプレシジョン医療研究センター所長である中村祐輔氏の「遺伝的多型マーカーの開発とその応用による先駆的な研究とゲノムワイドな関連研究への貢献により、個別化がん治療の先駆けとなったことに対して」、化学分野より東京大学大学院工学系研究科卓越教授である藤田誠氏の「自然界に学ぶ自己組織化物質創成と超分子化学への貢献に対して」が受賞した。
2002年より発表を恒例化して以来、同賞に選出された研究者の中から50人がノーベル賞を受賞している。
「引用栄誉賞」は4つの分野(医学・生理学賞、物理学賞、化学賞、経済学賞)が対象。受賞者は、同社が保有する世界最高水準の学術文献・引用データベース「Web of Science」上で被引用数の各分野上位0.1パーセントにランクする研究者から選出される。その中でハイインパクト論文(各分野において最も引用された上位200論文)を検証し、カテゴリごとにノーベル委員会が注目すると考えられる人物を決定する。
今回、日本人では、医学・生理学分野より公益財団法人がん研究会がんプレシジョン医療研究センター所長である中村祐輔氏の「遺伝的多型マーカーの開発とその応用による先駆的な研究とゲノムワイドな関連研究への貢献により、個別化がん治療の先駆けとなったことに対して」、化学分野より東京大学大学院工学系研究科卓越教授である藤田誠氏の「自然界に学ぶ自己組織化物質創成と超分子化学への貢献に対して」が受賞した。
2002年より発表を恒例化して以来、同賞に選出された研究者の中から50人がノーベル賞を受賞している。
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2020/09/23