ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

白石聖、連ドラ初主演はホラー オカルト漫画原作の“最恐ドラマ”「恐怖感が強い」

 女優の白石聖(21)が、8月29日スタートの東海テレビ・フジテレビ系オトナの土ドラ『恐怖新聞』(毎週土曜 後11:40)で、連続ドラマ初主演を果たすことが決定した。同ドラマは、1970年代にオカルトブームの火付け役となった、つのだじろう氏によるオカルトマンガの金字塔『恐怖新聞』が原作で、小説家の乙一氏がシリーズ構成を担当。映画『リング』で世界中を震撼させた中田秀夫氏が演出を務める、オトナの土ドラ史上初のホラーにして“最恐ドラマ”が誕生する。

8月29日スタートの東海テレビ・フジテレビ系オトナの土ドラ『恐怖新聞』で連ドラ初主演を果たす白石聖(C)東海テレビ

8月29日スタートの東海テレビ・フジテレビ系オトナの土ドラ『恐怖新聞』で連ドラ初主演を果たす白石聖(C)東海テレビ

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 白石演じる主人公・小野田詩弦(20)は、京都市内の大学に通う女子大生。念願のひとり暮らしを始めた途端に、恐怖新聞が届くようになった。最初はイタズラだと思っていた詩弦だが、次々と新聞に書かれた通りの事件が起こる。1日読むごとに100日ずつ寿命が縮まる「恐怖新聞」によって、前途洋々の大学生活が、死ととなり合わせの悪夢へと一変していく。

 一見娘想いの母親だが、意味深な存在感を放つ小野田歌子役を黒木瞳が担当。今回の発表を受け、白石、黒木、中田氏がコメントを寄せた。

■白石聖
オファーをいただいた時は、素直にすごくうれしかったです。ただ、連続ドラマ初の主演で、ホラー作品も初めてなので不安もあります。台本を読んだ印象は、つのだじろうさんの原作とはまた違う新しい『恐怖新聞』に仕上がっていて、撮影が楽しみになりました。でも読み進めるうちに「次のページに何が起こるんだろう…あ〜、やっぱり〜、どんどんそんな方向に行っちゃうじゃん」みたいな“止まらない負の連鎖”で気分が沈みました(笑)。原作より恐怖感が強いと思います。

私が演じる詩弦は、巻き込まれていく役なので、周りの方のお芝居に影響されていくのかなと思います。会話のキャッチボールをしっかりやっていきたいです。また、見ている方が私と一緒に驚いてもらえるように、息遣いや表情を意識することでホラー表現の引き出しを作っていきたいです。撮影は京都で行われるので、日本の古き良き建物の外観や風景が、ホラーとの親和性を生んでくれたら、より面白い作品になるのではないかなと思います。

中田監督とは、お仕事をご一緒したい方がたくさんいる中で、ご縁あって自身初のホラー作品を撮っていただけるのでとてもありがたいです。役作りに関しては「夜遅い時間帯なので、すっきりとしたわかりやすい芝居をしましょう」というアドバイスをいただきました。指示がすごく的確でわかりやすく「ついていこう!」という感じです。見どころはたくさんありますが、詩弦が「自分が存在している意味は何だろう」と葛藤しながら成長していく姿もそのひとつです。

最終的には共感してもらえるような、目が覚めるようなお芝居ができればと思っています。そして「毎週怖いけどなんか見ちゃうんだよなぁ」と言われるような作品にしていきたいです。恐怖新聞が届く時間帯にドンピシャでお届けできるので、ぜひ楽しみに待っていてください。

■黒木瞳
今回で中田監督とご一緒させていただくのは4作目になるので、もう台本を開く前にOKを出しました(笑)。『恐怖新聞』というタイトルを聞いただけで、どんなものが飛び出すだろうと思い、台本もものすごくわくわくしながら読みました。白石さんの演じる私の娘で主人公の詩弦にいろんな種類の恐怖が襲い掛かってくるんですが、いろんなものというのは、ホラーの王道でもあり、意外性のあるホラーでもあって。お話自体ただ怖いだけじゃなくって、人間味あふれるところも随所にあって、台本の読み応えは満点でした。

私の演じる母親の歌子は、たぶん一筋縄ではいかないお母さんなんだろうなと思います(笑)。最初の印象はよくつかめなかったのですが「ここはどういう意味なんだろう?」というたくさんの謎をひとつずつ謎解きしていくと、私の歌子という役が浮かび上がってきたという感じです。きっとご覧になる視聴者の方も「なんだろうこのお母さん?」という風に思っていただくと、より面白くなると思いますので、いろいろ想像しながら役を広げている最中です。

白石さんとは初めての共演となりますが、監督には絶対の信頼感があるので現場に何の不安もないですね。ある意味アットホームな雰囲気なので、親子役もあまり違和感なく普通に入っていけました。やっぱり監督の持つ雰囲気作りっていうのがあるんですね。ほどよい緊張とほどよい安心感で、意外と役に没頭できます。

この作品に入る前に、プロデューサーが「この作品は3Kだ」と仰っていて。「恐怖・ケレン味・共感」のことなのですが、それを聞いて、「あーなるほど、こういうものをお届けする作品なんだ」とストンと落ちてきました。この「恐怖新聞」で皆さんに3Kをお届けできるよう、しっかり演じたいなと思っております。

■中田秀夫氏
つのだじろうさんの原作『恐怖新聞』は、我々の少年時代「必読漫画」でした。後年『リング』の脚本家の高橋(洋)さんと『呪いのビデオ』のイメージを検討していた時に再読したりもしていたので、今回のドラマのお話をいただいた時は胸が躍りました。乙一さん達による脚本も、原作の「怪奇さ」と「戦慄感」を大事にしつつ、現代の日本人に強くアピールするものになっています。

恐怖新聞と「契約」させられてしまうヒロイン白石聖さんとご一緒するのは初めてですが、彼女の持つ透明感、清楚さを大事にしつつ、その身に降りかかる「恐怖新聞の底知れぬ謎と災厄」に立ち向かう芯の強さを表現していただければと思います。人々の「死」を次々と予言しつつ、契約者の寿命を縮めてしまう「悪魔的」な世界を、少年時代に魅せられた「オーメン」などの70年代オカルト映画を参照しながら、ケレン味たっぷりな、現代のミステリーホラーとして描きたいと思います。

関連写真

  • 8月29日スタートの東海テレビ・フジテレビ系オトナの土ドラ『恐怖新聞』で連ドラ初主演を果たす白石聖(C)東海テレビ
  • 8月29日スタートの東海テレビ・フジテレビ系オトナの土ドラ『恐怖新聞』(C)東海テレビ
  • 8月29日スタートの東海テレビ・フジテレビ系オトナの土ドラ『恐怖新聞』に出演する(左から)白石聖、黒木瞳
  • 8月29日スタートの東海テレビ・フジテレビ系オトナの土ドラ『恐怖新聞』(C)東海テレビ
  • 8月29日スタートの東海テレビ・フジテレビ系オトナの土ドラ『恐怖新聞』に出演する黒木瞳(C)東海テレビ

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索