新型コロナウイルス感染拡大の影響で約4ヶ月にわたって中断していたサッカーJ1が4日に再開。「リモートマッチ」と称するスタジアムに観客を入れない形での開催となった。多くのサポーターが自宅などで試合を中継観戦し、声援を送ったに違いない。記者は今回、LINE LIVEで実施されたオンライン観戦イベント『F・マリノス デュアルスタジアム by LINE LIVE』で、新たな観戦スタイルを体験してみた。
『F・マリノス デュアルスタジアム』は、「スタジアムに来られなくても、一緒に観戦・応援する楽しさを感じてもらいたい」という横浜F・マリノスの思いから実現したイベント(視聴料金は無料)。オンライン上に全国からサポーターが集結し、ライブ配信中に応援コメントやエールスタンプを投げ合うことで、プレーへの興奮やゴールへの歓喜の気持ちをリアルタイムに共有し、スタジアムさながらの一体感を創出するのが狙いだ。
スマホからLINE LIVEにアクセスし、DAZNの試合中継を見るためのPCをスタンバイ。キックオフの1時間前、午後6時過ぎからLINE LIVEを見始めたが、すでにものすごい勢いでコメントやスタンプが投稿されていて、みんな楽しみにしていたんだなぁ、と実感した。
横浜F・マリノスのレジェンド、波戸康広アンバサダーと栗原勇蔵クラブシップキャプテンのダブルMCのややグダグダな進行で、試合の見どころ解説などを行い、試合開始20分前には三ツ沢球技場が満員になるくらいの1万3000人が集結(LINE LIVEを視聴)していた。
そして、10分前。選手紹介からの「民衆の歌〜アンセム」の映像はエモかった。うっかり泣きそうになった。横浜Fマリノスのホームゲームで選手入場時に使用される演出なので、すっかりホーム気分になっていたけれど、実際はアウェイ。PCに視線を移すと、真っ赤っだった。
埼玉スタジアムの6万席あまりは赤、白、黒のビニールシートで覆われ、両ゴール裏にはJリーグのチャンピオンシャーレをかたどった模様や、「WE STAND BESIDE YOU」のコレオグラフィー(サポーターが紙などを持って作る人文字のこと)を再現。さらに、事前に販売された日付入りのタオルマフラー5629本、フラッグ508本がスタンドに掲げられていたそうだ(グッズは、試合後に回収され購入者の手に届けられる)。無観客試合という逆境から生み出されたアイデアの数々に心が震えた。
試合が始まってからは、『F・マリノス デュアルスタジアム』でコメントやスタンプの投稿が絶えず行われているのを横目に、試合中継に集中してしまった。ライブ配信中にコメントやスタンプを投げ合うことにも慣れが必要だと痛感した。ただ、F・マリノスの公式イベントということもあってか、試合中、ずっとチームをより身近に感じていた気もする。
結果は、スコアレスドロー。「勝ちたかった」という正直な気持ちや、「Jリーグ再開ありがとう」「試合ができたこと 選手が元気にプレーできたことに感謝です」といったコメントに共感した。
『F・マリノス デュアルスタジアム』の最終的な視聴者数は1万7640人、配信中に投げられた応援ポイントは約28万ポイントと、大盛況だったとのこと。最も応援アイテムが送られた選手は、1位=仲川輝人、2位=チアゴ・マルチンス・ブエーノ、3位=扇原貴宏だった。
今後も横浜F・マリノスの試合に合わせて配信予定。横浜F・マリノスLINE公式アカウントから、視聴の楽しみ方に関する情報や、LINE LIVE限定のコンテンツなども順次展開していくという。
ほかのクラブでも「リモートマッチ」のさまざまな取り組みが行われていた。再び、スタジアムでJリーグの試合を楽しめる日がくるまで、ウィズコロナ時代の新しい観戦スタイルを模索すること自体を楽しみたいし、これを機にファンの応援方法の選択肢が広がるなら、むしろいいことなんじゃないかと。今後の展開に期待したい。
『F・マリノス デュアルスタジアム』は、「スタジアムに来られなくても、一緒に観戦・応援する楽しさを感じてもらいたい」という横浜F・マリノスの思いから実現したイベント(視聴料金は無料)。オンライン上に全国からサポーターが集結し、ライブ配信中に応援コメントやエールスタンプを投げ合うことで、プレーへの興奮やゴールへの歓喜の気持ちをリアルタイムに共有し、スタジアムさながらの一体感を創出するのが狙いだ。
スマホからLINE LIVEにアクセスし、DAZNの試合中継を見るためのPCをスタンバイ。キックオフの1時間前、午後6時過ぎからLINE LIVEを見始めたが、すでにものすごい勢いでコメントやスタンプが投稿されていて、みんな楽しみにしていたんだなぁ、と実感した。
横浜F・マリノスのレジェンド、波戸康広アンバサダーと栗原勇蔵クラブシップキャプテンのダブルMCのややグダグダな進行で、試合の見どころ解説などを行い、試合開始20分前には三ツ沢球技場が満員になるくらいの1万3000人が集結(LINE LIVEを視聴)していた。
そして、10分前。選手紹介からの「民衆の歌〜アンセム」の映像はエモかった。うっかり泣きそうになった。横浜Fマリノスのホームゲームで選手入場時に使用される演出なので、すっかりホーム気分になっていたけれど、実際はアウェイ。PCに視線を移すと、真っ赤っだった。
埼玉スタジアムの6万席あまりは赤、白、黒のビニールシートで覆われ、両ゴール裏にはJリーグのチャンピオンシャーレをかたどった模様や、「WE STAND BESIDE YOU」のコレオグラフィー(サポーターが紙などを持って作る人文字のこと)を再現。さらに、事前に販売された日付入りのタオルマフラー5629本、フラッグ508本がスタンドに掲げられていたそうだ(グッズは、試合後に回収され購入者の手に届けられる)。無観客試合という逆境から生み出されたアイデアの数々に心が震えた。
試合が始まってからは、『F・マリノス デュアルスタジアム』でコメントやスタンプの投稿が絶えず行われているのを横目に、試合中継に集中してしまった。ライブ配信中にコメントやスタンプを投げ合うことにも慣れが必要だと痛感した。ただ、F・マリノスの公式イベントということもあってか、試合中、ずっとチームをより身近に感じていた気もする。
結果は、スコアレスドロー。「勝ちたかった」という正直な気持ちや、「Jリーグ再開ありがとう」「試合ができたこと 選手が元気にプレーできたことに感謝です」といったコメントに共感した。
『F・マリノス デュアルスタジアム』の最終的な視聴者数は1万7640人、配信中に投げられた応援ポイントは約28万ポイントと、大盛況だったとのこと。最も応援アイテムが送られた選手は、1位=仲川輝人、2位=チアゴ・マルチンス・ブエーノ、3位=扇原貴宏だった。
今後も横浜F・マリノスの試合に合わせて配信予定。横浜F・マリノスLINE公式アカウントから、視聴の楽しみ方に関する情報や、LINE LIVE限定のコンテンツなども順次展開していくという。
ほかのクラブでも「リモートマッチ」のさまざまな取り組みが行われていた。再び、スタジアムでJリーグの試合を楽しめる日がくるまで、ウィズコロナ時代の新しい観戦スタイルを模索すること自体を楽しみたいし、これを機にファンの応援方法の選択肢が広がるなら、むしろいいことなんじゃないかと。今後の展開に期待したい。
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2020/07/05