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村田諒太、インターハイ中止で将来悩む高校生へエール 「未来」で誇れる行動を

 ボクシングの2012年ロンドン五輪男子ミドル級金メダリストで、WBA世界同級王者・村田諒太選手が26日、オンライン上で行われた『明日へのエールプロジェクト』に出演。新型コロナウイルスの影響で、今夏の全国高校総合体育大会(以下、インターハイ)が史上初めて中止になったことを受け、現役の高校生からの悩みや質問に答えてエールを送った。

『明日へのエールプロジェクト』第一弾オンライン囲み取材に出席した村田諒太 (C)ORICON NewS inc.

『明日へのエールプロジェクト』第一弾オンライン囲み取材に出席した村田諒太 (C)ORICON NewS inc.

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 これは、インターハイ全30競技の部活動を行う高校生に向け、アスリートや全国の有志からのエールを届けるプロジェクト。第1弾として、アスリートたちから高校生や高校部活動指導者に向けた「オンラインエール授業」を行い、各競技のアスリートたちが、競技人生の中で困難を乗り越えた出来事や前を向いて進んできた経験をまじえ、未来に向けてのメッセージを送るという。

 第1回は、プロボクサーの村田選手が講師を務め、全国高校ボクシング部のキャプテン(部の代表)が集い、「いまとこれから」をテーマに話し合った。高校生から「試合がなくなってしまいモチベーションが…」「目標がなくなってしまった…」「気持ちの面で残念」などとインターハイ中止で悩む声があがった。

 その声に対して村田は、インターハイに5冠を達成したが、6冠を目指す大会に出場できなかった過去があったことを話した上で「インターハイが中止になって悔しい気持ちが理解できる。(6冠を目指す)大会に出ることができなかったから」と彼らの心境へ理解を示した。そして「誇りに思っていることがあって、高校6冠を達成できなかったけど、全日本選手権に出て優勝すれば変則的ですが6冠になるじゃないかと。目標を違うところに変えてモチベーションを保って挑戦した。その先に何かを見たということは、今でも誇りに思っています」と現状を嘆くのではなく未来を見ることが大事だと訴えた。

 その後の質問コーナーで、「村田さんならどのように考えて、行動しますか?」と高校生の立場で意見を求められると「僕が高校3年生なら、大学に進学したのでその先を見たと思います。インターハイに出れないけど、全日本で優勝する、国際大会に出場するということを描いた方がいい」とアドバイス。

 緊急事態宣言中のトレーニングも明かしつつ「解除された時に『あの時、走っておけばよかった…』と思うことが嫌。夢を見る、目標に向かっていくというポジティブなことより、むしろ『後悔したくない』という若干ネガティブな気持ちが入ったうえで頑張っているのが正直なところです」と赤裸々に打ち明けた。

 一方で、高校でボクシングを辞めることを決めている高校生から「何を目標にしていけばいいのか」と聞かれると「この質問が来ると困るな〜と思っていた質問です」と苦笑い。「物事って、これが良かった悪かったって後から判断できると思う。将来、満足している自分がいれば『(過去に)悔しい気持ちがあったから、ここまで来られた』と思えるわけです。『インターハイに出れず悔しい思いをしたけど、だからこそ今の自分がいる』と言えるかどうか、未来の自分にしかかかっていないと思う。未来を創っていくことを考えた方が、良いのかなと思います」と熱弁した。

 学生とのトークを終えたあと村田選手は、学生のリアルな悩みを聞いて「こういうのに(オンライン授業)参加している子たちは、何かを得ようとしている子なのでポジティブ。なので心配はなかったのですが、こういうのに参加していない、ネガティブに捉えている子が心配です」と話した。

YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」

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  • 『明日へのエールプロジェクト』第一弾オンライン囲み取材に出席した村田諒太 (C)ORICON NewS inc.
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