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大野智主演『鍵のかかった部屋』特別編、あらすじと場面カット公開

 人気グループ・大野智が月9初主演を飾ったフジテレビ系ドラマ『鍵のかかった部屋』(2012年4月期放送)の特別編が、11日午後9時に放送される。特別編では山荘の密室を舞台とした謎解きを展開。8年前の人気ドラマが復活となり、このほど初公開となる場面カットも到着した。

大野智の主演ドラマ『鍵のかかった部屋』 (C)フジテレビ

大野智の主演ドラマ『鍵のかかった部屋』 (C)フジテレビ

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今回の特別編は新型コロナウイルスの影響を受け、今クールの月9ドラマ『SUITS/スーツ2』が第3話以降の放送を延期中。全国的に“STAY HOME”が取り組まれるなか「家族そろって楽しめるドラマ」として、8年ぶりに月9枠での放送となった。

 同ドラマは、大野演じる奇才の防犯オタク・榎本径が、弁護士の青砥純子(戸田恵梨香)と芹沢豪(佐藤浩市)とともに難解な密室事件を解明していく痛快エンターテインメント。初回平均視聴率18.3%、全話平均視聴率16.0%(全11話)と、嵐が主演の歴代月9ドラマで最高視聴率を記録している。

 『特別編』では、純子に頼まれ芹沢とともに葬儀会社の社長・大石の遺体が見つかった山荘にやってきた榎本が密室事件の謎に迫る。警察は、山荘が密室だったこと、大石が末期のがんを患っていたことから自殺と断定。しかし、大石の友人・円山(浜田晃)と司法書士・日下部(堀部圭亮)は疑念を抱き、芹沢に調査を依頼したのだ。

 榎本らを山荘に案内した日下部が遺体発見の状況を説明する。その日、日下部は、大石の甥で葬儀会社の専務・池端(風間杜夫)と山荘に赴いた。窓から部屋を覗くと人影が見えたため、窓を破って室内に入ると、大石が部屋のドアを背にして体育座りのような姿勢で死んでいた。脚の前には重厚なテーブルが置かれ、そのテーブルはどっしりとしたソファで固定、また、ドアには天井から床まで白幕が張られ、遺体はそこに座っていたという。

 純子が日下部の説明を聞くなか、芹沢は「大石は自殺だろう」と、榎本に同意を求めると、榎本はドアとテーブルの間に遺体と同じ姿勢で座っていた。後日、純子は、芹沢を連れ、東京総合セキュリティに榎本を訪ねた。「備品倉庫室」と書かれた薄暗い倉庫にいた榎本は、ふたりに山荘を完璧に再現した模型を見せた。一度の入室ですべてを記憶したという榎本は大石が自殺かどうか検証すると言い出すというあらすじとなっている。

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