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津田健次郎&潘めぐみ『攻殻機動隊』彩る“新入り”キャラクターへの愛 「とにかく振り切る」

 士郎正宗氏によるコミック原作のアニメシリーズ最新作『攻殻機動隊 SAC_2045』が23日、Netflixで全世界独占配信された。草薙素子(CV:田中敦子)、荒巻大輔(阪脩)、バトー(大塚明夫)、トグサ(山寺宏一)らおなじみ公安9課のメンバーが再集結するのに加え、今シリーズでは新キャラクターの登場も決定。草薙率いる傭兵部隊に参加した新入りメンバーのスタンダード役で津田健次郎、新生公安9課でタチコマたちのメンテナンス等を担当する江崎プリン役で潘めぐみが出演する。配信を記念し津田と潘にメールでのインタビューを実施し、役へのこだわりや作品愛を語ってもらった。

■ついに完成した新シリーズ 潘「脳が疼(うず)きました」

――今回演じられたスタンダードのキャラクターは、津田さんの役柄として新鮮に感じました。演じる上で彼のどんな部分に魅力を感じていますか。

【津田】「攻殻機動隊」には珍しい能天気で明るいキャラクターです。これが一番の魅力かなと。少し間が抜けている部分がありながら、元・公安9課のメンバーと行動を共に出来る腕を持っているギャップも魅力ですね。

――プリンは公安9課のなかで良いスパイスになっている人物だと思いますが、役のイメージは最初からつかめましたか。

【潘】見た目からして目を引くようなピンク色の髪に、「プリン」という名前はインパクトがありますよね。だから、名前の如く、見た目の如く、多少は浮いていてもいいのかなと思っていました。きっと感覚的なところも、9課のメンバーの中では誰よりもティーンエイジャー寄りなのではないかと。

 ただ9課に配属されたということは、それなりのスペックを持っているということ。フワフワしたように見えるけれど、非常に頭のキレるキャラクターであるというのは、イメージしていたので。ギャップを上手く表現できたらと思っていました。

――完成した作品をご覧になられて、どんな印象を持たれましたか。

【津田】軽妙な会話や、迫力あるアクション、ディストピア感、等々、他にも魅力的なたくさんの要素が混じり合いスピード感溢れるエンターテインメント作品になっていて、今回の「攻殻機動隊」も今までと同じくカッコ良い、そして今までと違う面白さがあります。

 スタンダードは、「オモシロ」というニックネームを付けられてしまうくらい“オモシロ”な印象でした(笑)。今までの攻殻機動隊には居ないいないアッパーなタイプのキャラクターで、新しい要素の一つとしてとてもオモシロいですね。

【潘】脳が疼きましたね。フルCGの圧倒的な映像力と「攻殻」の世界観が最高にマッチしていて。いやはや、興奮しました。

 その中で、スタンダードもプリンも、これまでの公安9課にはいなかったタイプ。スタンダードは、アッパーだけど、ファニーな印象もありますし。プリンに関しては、動きも表情も、自分の声含めて、どこかフワフワしているような、誇張されたようなキャラクター感があって。2人とも、物語に、元・公安9課に、どう作用していくのか、読めないキャラクターだなと。

■公安9課に“新入り”として挑戦 津田「とにかく思い切って振り切る」

――お2人とも新キャラクターとして、公安9課(スタンダードは傭兵仲間としてですが)という完成され尽くしたチームに入り込んでいくのは大変ではありませんでしたか。

【津田】とにかく思い切って振り切る、そんな事を思って演じています。大変な事は全く無く、楽しいです。

【潘】「新たな出演者として、この座組みの中に参加する」ということが、まず挑戦でしたね。とても緊張していました。実際は、そんな緊張をよそに、その場を楽しんでいる自分がいたのは確かですが(笑)。

 事前に持っていったプリン役のプランは、お芝居はナチュラルに、だけど、その中で出来る最大限の動きを表現できるよう意識していたんです。おおむね映像にはモーションアクターの山城屋(理紗)さんのお芝居と動きが反映されていたので。だけど、現場では「もっとやっていいよ」というディレクションをいただいて。たしかに、ナチュラルにアプローチしてしまうと絵に届かない、物足りない。でもデフォルメしすぎると…というさじ加減が難しかったですね。

――公安9課のメンバーはクールなイメージが強いですが、キャラクターを演じているレギュラー声優の皆さんはアフレコ現場でどんな雰囲気なのでしょう。

【津田】穏やかで優しい現場です。両監督(神山健治氏、荒牧伸志氏)を筆頭に、共演させて頂きます先輩方も、スタッフの皆様も、新入りでも居心地の良い雰囲気を作って下さって、本当にありがたいです。

【潘】スタジオに入る前まで、ものすごく緊張していたんですけど、そんなに緊張していたのが申し訳ないくらい現場は和やかでした。「この靴歩きやすくていいんですよ」「じゃあ買ってみようかな」みたいな、何気ない日常のやりとりで。

 毎回、収録が始まる前に、神山監督が出演者の紹介をしてくださって、初登場の役に関しての説明会があったり、今日はどんなストーリーか話してくださるんです。そこでの皆さんとのやりとりも、とても雰囲気がよくて心地良かったです。安心感がありました。もちろん、収録がはじまると緊張感があるんですけど、ありがたいことに、その空気感があってからはじまるので、とてもいい緊張感の中で収録に臨めました。

――今作も「攻殻機動隊」らしい深遠なメッセージが数多く込められていますが、特に印象に残っているシーンやセリフなどありますか。

【津田】物語の始まりでの最初のセリフ。少佐の「ノイズが無いって素晴らしいわ」というセリフが印象的です。

【潘】「お前のゴースト(魂)がささやくなら、その感覚に従え。」

 これです、これ…! 草薙素子少佐の、この一言に尽きます…! 鳥肌ものでした…!

――公安9課メンバーの中でお2人の“推し”キャラクターと、その理由についてもお聞かせください。

【津田】少佐もバトーもトグサもサイトーとイシカワも荒巻もタチコマたちも、みんな好きです(笑)。

【潘】少佐は、もはや殿堂入りで、元・公安9課の皆さんは、それぞれ大好きなのですが…。プリンを演じる身としましては、バトーさん一択です(笑)! ぶっきらぼうに見えて、関わっていくと茶目っけがあって、チャーミングな一面も垣間見られたり。

 時として滲み出る男くささや、情の深さもいいですよね。任務遂行中、少佐が危機的状況に遭ったとき、とっさに「素子!」と叫んでしまうところも、堪らなくグッときます。(プリンが)どんなにアタックしても、振り向いてもらえないのがわかってはいるんですけど(笑)。お役に立てたときには認めてくれるので、そんなところもまたイイ…!!のです!!

――最後に、作品を楽しみにしていたファンのみなさんへメッセージをお願いします。

【津田】新しい攻殻機動隊、そして新キャラクターのスタンダード、どうぞ宜しくお願いします。皆さんが楽しんで頂ける作品になっていると思います!

【潘】「攻殻機動隊」シリーズに、こうして携わらせて頂くことができて、改めて光栄に思います。作品の中で描かれる世界は、近未来のようでいて、どこか郷愁を感じるような、懐かしさがあり、私自身とても影響を受けた作品です。

 その「攻殻」の世界を、今のアニメーションの技術で観られるなんて…!! 映像も、音も、音楽も最高にカッコよくて、エンターテインメント性も高いので、「攻殻機動隊」を初めて観る方にとっても、楽しんで頂けるのではないかと思います。どうぞ宜しくお願い致します!

 追伸! プリンもどうか愛されるキャラクターになりますように…!

[作品概要]
Netflixオリジナルアニメシリーズ『攻殻機動隊 SAC_2045』

メインキャスト
草薙素子:田中敦子/荒巻大輔:阪 脩/バトー:大塚明夫/トグサ:山寺宏一
イシカワ:仲野 裕/サイトー:大川 透/パズ:小野塚貴志/ボーマ:山口太郎/タチコマ:玉川砂記子
江崎プリン:潘めぐみ/スタンダード:津田健次郎/ジョン・スミス:曽世海司/久利須・大友・帝都:喜山茂雄/シマムラタカシ:林原めぐみ

原作:士郎正宗「攻殻機動隊」(講談社 KCデラックス刊)
監督:神山健治 × 荒牧伸志
シリーズ構成:神山健治
キャラクターデザイン:イリヤ・クブシノブ
音楽:戸田信子 × 陣内一真
オープニングテーマ:「Fly with me」millennium parade × ghost in the shell: SAC_2045
エンディングテーマ:「sustain++;」Mili
音楽制作:フライングドッグ
制作:Production I.G × SOLA DIGITAL ARTS
製作:攻殻機動隊2045製作委員会

Netflixにて、全世界独占配信中(※中国本土を除く)
?士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会

関連写真

  • 『攻殻機動隊SAC2045』のキービジュアル(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊製作委員会
  • 『攻殻機動隊SAC2045』スタンダード役の津田健次郎
  • 『攻殻機動隊SAC2045』江崎プリン役の潘めぐみ

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