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原沙知絵、主演ドラマの撮影が中断「万全の状態で再開できる日を待っています」

 今月11日に放送開始した、柴門ふみ氏原作の連続ドラマ『女ともだち』(BSテレ東・BSテレ東4K 毎週土曜深0:00〜0:30/テレビ大阪 毎週土曜 深0:56〜1:26※ひかりTVで1週間先行配信)。物語の終盤まで順調に撮影が進んでいたところで、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中断している状況だ。主要キャストによる記者会見も実施できなかったため、緊急アンケートを敢行して、本作への思いを伝えてもらった。

BSテレ東・テレビ大阪で放送中の真夜中ドラマ『女ともだち』(左から)竹財輝之助 、磯山さやか、原沙知絵、袴田吉彦(C)「女ともだち」製作委員会2020

BSテレ東・テレビ大阪で放送中の真夜中ドラマ『女ともだち』(左から)竹財輝之助 、磯山さやか、原沙知絵、袴田吉彦(C)「女ともだち」製作委員会2020

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 本作は、恋愛、結婚、不倫などに直面し揺れ動く女性の心理や葛藤などを、主人公のモノローグを多用し丁寧に描いた、80年代の告白的恋愛白書を、時代設定を令和にアレンジし蘇らせた作品。第1話は、バツイチのシューズデザイナー・乾セツ(原沙知絵)とセツの不倫相手・平井保(袴田吉彦)の物語を中心に、18日放送の第2話ではセツの親友・小野沢ちさと(磯山さやか)とちさとの夫で浮気を繰り返すミツル(竹財輝之助)を中心に物語が進む。

――自分の演じた役柄について、どんな役なのか?そしてその役の魅力は?

【原沙知絵】ずっと悶々と自分の人生と仕事のバランスに迷い、悩んでいる40代の女性です。成長していく過程で苦しい心情のシーンが多いのですが、成長していく姿を注目してもらえたらと思います。

【磯山さやか】私が演じる小野沢ちさとは、カッコよくて仕事ができる旦那さんと、かわいくてしっかりした息子をもつ主婦です。一戸建ての家に住んで、はたから見たら幸せそうに見えるかもですが、旦那さんが浮気を繰り返すという切ない面もあります。それを許してきたことに寛大さもあり、母の強さもあるのですが、実は旦那さんに強く言えなかったり、流されてしまったりするところも。旦那さんとのシーンは、ひどいことをされて悲しい場面も多いですが、それでも旦那さんを愛してるんだなとかわいらしく見えるように演じたので、悲しさとうれしさのギャップを楽しんでいただけたらうれしいです。

【袴田吉彦】まぁ。やはり不倫というものは誰も幸せにならないのだなと、、、。平井という役を演じて、改めて心に身に染みております。(汗)そんな平井(袴田)を見てください!

【竹財輝之助】浮気を繰り返している売れっ子カメラマンで、“淋しい”男です。常に誰かに側にいてもらうことで自分を保っているのかなと思います。一人ではなにもできない甘ちゃんな男。

――撮影中のエピソードを教えてください。

【原】始まった初日から、長い時間、限られた少ない人数での撮影でしたので、普通の連続ドラマよりも全体の撮影時間は短いですが濃厚に皆さんと時間を過ごさせていただいているというような印象です。撮影が始まって間もなくから、世界中でコロナウイルスに関する感染被害が広がり、今は現場も中断していますが、皆さんが体調など整えて万全の状態で再開できる日を待っています。

【磯山】アミーゴス(ちさとが働くダイニングバー)での撮影は楽しいです。スタッフさんや共演者さんともコミュニケーションがとれます。原さんは、いつでもナチュラルで心地よい空気を作ってくれます。私の事も心配してくれて、先生のような優しさです。息子のチー助は、撮影をしていない時でもママ、パパと呼んでくれて、お昼は、ママを見ていたいと、私の方を見ながらご飯を食べてくれた愛しい存在です。あと、小野沢家のシーンは、毎日修羅場のようなシーンがあったので、大変でした。そして常に監督、プロデューサー陣やスタッフさんが、このシーンの男心、女心が理解できる、できないと話していて面白かったです。

【袴田】ずっと原さんと2人だったなと。演技も含め結構甘えさせてもらいました!

【竹財】僕の初日が家に飾る家族写真を撮影する日だったのですが、実際にカメラマンとして家族を撮らせてもらいました。幸せな家族を感じられました。そのことが撮影中、ずっと救いでした。

――ドラマの中盤(5月)以降の見どころは、どこですか?

【原】セツや、ちさとの生活環境がどう変化していくか、他にも個性的な女性たちの人生模様もお楽しみください。

【磯山】とにかく、セツとちさとのそれぞれの展開が見所です! セツの苦悩、ちさともミツルさんとの関係をどうするのか。そして、アミーゴスに現れる人たちの恋愛模様、素敵だったり、人間の怖さを知ったり面白いのでお楽しみに。

【袴田】セツと、平井。ちさとと、ミツルの関係がどうなっていくのか終盤目が離せません。ぜひ注目してください。

【竹財】物語が動いてきて、セツとちさとがどういう答えを出すのかが見どころではないでしょうか。

――原作は80年代に描かれたものですが、撮影を(ほぼ)終えてみて「今の時代と変わらないところ」、と感じたところはありますか?

【原】社会に置ける女性の地位や、立場、働く環境など、時代の流れとともに、少しずつ変わってきてはいますが、抱える悩みは今も80年代も変わらない部分が多いなという印象です。

【磯山】さまざまな形の人の愛し方は、今も変わらずあるなと思います。あとは、女性の強さですかね。

【袴田】人って本当に変わらないなと。悩むことは同じだなと思いました。勉強になります、、、(汗)

【竹財】男女の色恋、悩みは“人間が人間である限り”永遠に変わらないんじゃないかと思います。昔ほど男女の格差は無くなったように思いますが、いつも許して包んでくれるのは女性のような気がします。

――原さんに質問です。主演ドラマということで、何か意識されたことや「女ともだち」の撮影を通して、女優として新たに気づかされたことなどありますか?

【原】主演という立場は、自分のことだけではなく、周りのことにも目配り、気配りをしていいチームワーク作りにも貢献していくことだと、先輩方から教わってきていますので、少しでも、みんなが安全に、そしてこの作品に関わってよかったと思っていただけるような現場にしたいという思いで心掛けています。そういう思いが画面にも伝わればいいなと願います。

関連写真

  • BSテレ東・テレビ大阪で放送中の真夜中ドラマ『女ともだち』(左から)竹財輝之助 、磯山さやか、原沙知絵、袴田吉彦(C)「女ともだち」製作委員会2020
  • ポスタービジュアル(C)「女ともだち」製作委員会2020
  • BSテレ東・テレビ大阪で放送中の真夜中ドラマ『女ともだち』第2話(4月18日放送)より(C)「女ともだち」製作委員会2020
  • BSテレ東・テレビ大阪で放送中の真夜中ドラマ『女ともだち』第2話(4月18日放送)より(C)「女ともだち」製作委員会2020
  • BSテレ東・テレビ大阪で放送中の真夜中ドラマ『女ともだち』第2話(4月18日放送)より(C)「女ともだち」製作委員会2020
  • BSテレ東・テレビ大阪で放送中の真夜中ドラマ『女ともだち』第2話(4月18日放送)より(C)「女ともだち」製作委員会2020
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