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堀田茜&瀧本美織&筧美和子&Nikiの『ピナバタ』婚活女子が赤裸々トーク リアル過ぎる描写が「心に刺さる…」

 きょう2日スタートのドラマ特区『ピーナッツバターサンドウィッチ』(MBS、テレビ神奈川ほか)で婚活女子を演じる女優の堀田茜(27)、瀧本美織(28)、筧美和子(26)、Niki(23)の4人。このほど、合同取材会に出席し、結婚観などについて赤裸々にトークした。

『ピーナッツバターサンドウィッチ』に出演する(左から)筧美和子、堀田茜、瀧本美織、Niki (C)ORICON NewS inc.

『ピーナッツバターサンドウィッチ』に出演する(左から)筧美和子、堀田茜、瀧本美織、Niki (C)ORICON NewS inc.

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■婚活女子を演じた4人「一言一言が自分にも刺さる」

 女優・矢作穂香、俳優の伊藤健太郎が主演する同ドラマは女性ファッション誌『with』ならではの読者アンケートをもとに、婚活世代の女子達のリアルな声を反映して描かれた漫画を実写化。『with online』で掲載が開始されてから、働く女性、恋に悩む女性に共感の嵐を起こした。婚活のあるあるや痛みもそのまま詰め込んだ共感度満点な内容が、大きな反響を呼び、驚異の1億PVを突破した話題の婚活漫画となっている。

 物語は、過去の不倫経験から“普通”に執着するバリキャリOLの沙代(堀田)。長年付き合った彼となかなか次の段階に進めない看護師の美晴(瀧本)。流されやすくいつもセフレ止まりな信用金庫勤務の美和(筧)。プライドの高さから玉の輿しかありえない社長秘書の茜(Niki)という違った肩書と結婚観を持つ4人の女子たちが『結婚』へ向けて奮闘するリアルな恋愛模様が描かれる。

 そんな女性たちと出会う男性キャストは、美晴がマッチングアプリを通じて出会う年下イケメンの時田役に奥野壮(O-AOX)。美晴が6年同せいをしているが、一向にプロポーズの気配がない涼太役に佐藤流司。美和を都合よく呼び出しては体を重ねる慎役に吉田仁人M!LK)。沙代の後輩で、恋愛対象外の男子・青木役に濱正悟。社長秘書の茜の取引先相手で、体育会系男子の五十嵐役に濱尾ノリタカ。茜が度々デートをしている、すべてが完璧な外資系男子・津田役に一ノ瀬竜。そして、沙代の憧れの先輩・笹山役に忍成修吾と今をときめくイケメンたちが集結した。

――ドラマの意気込みを

【堀田茜】ここまで今の27歳の自分に刺さる作品に出会えたことがうれしいです。私が演じるバリキャリOLという沙代は、違う仕事でも共感がありました。たくさんの同世代の女の子に勇気とか、あしたも頑張ろうと思ってもらえる作品だと思っています。一言一言が自分にも刺さる。大事に演じさせてもらっています。

【瀧本美織】原作をあっという間に読み終えました。29歳で女性としての幸せも手にしたいですし、それと仕事の間でいろいろ考える年齢。自分も年が近いので、すごく漫画に共感しました。自分の思う幸せを、たくさんの女性に見つけていただきたいと、撮影をしていて思いますね。もちろん女性にも観ていただきたいんですけど、男性が観ても『女性って、こういうことを考えているんだ』とか新たな発見があると思います。

【筧美和子】この作品を読ませてもらって、この4人の個性バラバラなキャラクターの一面、一面、すべてに共感してしまうぐらい女性のリアルが描かれる。私は今26歳なんですけど、20代って目の前にあることで精一杯。足元がグラグラしている中で、どうにか立っているような感じがしている。読んでいて『わかるわ』と思うところがある。一つひとつの言葉に背中を押されたりする。励ましてもらっている。すごく女性の味方というか、希望がある作品だなと思います。今、まさにそういう状況の方に観ていただきたいですし、男性もたくさんの年代の方も楽しめると思う。悩み多き最中にいる女性をしっかり演じられたら。

【Niki】演技をやったことがなかったので最初は驚きと不安で始まった。けど、ストーリーを読ませていただいて、リアルだなと思った。結婚とか意識したことなかったんですけど、年齢を重ねて29歳とかになったときは、こういうふうな異性の見方とか、先を見据えて、もっと恋愛していくんだな、と勉強にもなった。4人のタイプがバラバラで、見ている方も、どれかには当てはまるんじゃないかなと思いました。撮影中の女子会のシーンは29歳になったら、自分は、こんな女子会してそうだなと思って(笑)。楽しく撮影させていただいてます!

■共感キャラクターは誰? いい奥さんになりそうな人も発表

――1番、共感したキャラターは誰ですか?

【堀田茜】自分が演じた沙代になります。口ぐせが『普通でいい』で『普通の結婚ができればいい』と言いながらも、その普通のハードルが実は高いことに気づいていない。すごく、その気持ちはわかります。キャラクターとしてもサバサバしていて、姉御気質。人としてのあこがれもありますし、そういう女性像になりたいですね。

【瀧本美織】やっぱり共感は自分が演じてる美晴です。口ぐせは『このままでいいのかな』で自分もそれと似たようなところがあるかもしれない。美晴ちゃんは長年、付き合った彼と、なかなか次のステップに踏み出せないでいたり、新しい恋に向かおうとしてみたり、スパッと決められないところに、すごく共感してしまいます。結婚、出産は人生で大きな決断ですよね。本当に複雑な気持ちで撮影しています。みんなの言葉に励まされるし、胸に突き刺さりますね。すごく感情移入して本を読ませていただきましたね。

【筧美和子】沙代ちゃんと美和に共感する部分が多い。沙代ちゃんは茜ちゃんが演じてるのを観て、お酒を飲んで“ワー”とか言っていることが普段の自分に重なると思って見ている。自分で言うのもおかしいんですけど、割と思ったことが出ちゃう“今を生きている”感じがする。私も最近、そういう部分があるので共感します。美和は自分が思っていることを言えないタイプ。昔の自分に重なる。恋愛じゃなくても、仕事や対人関係も自分の意見を圧し殺していた時期があるんです。今は眠っている姿なのかもしれないですけど(笑)。わかる部分が多いですね。

【Niki】私も自分が演じた茜です。全部が共感できるというわけではないんですけど。茜の口ぐせは「退屈なんだよね」なんですけど、私もたまにそう思っちゃう。恋愛に対しても素直になれない部分がある。普段は思ったことをポンポン言うんですけど、恋愛になると素直になれない。そういう部分は似ているなって思いました。

――共演してみて、いい奥さんになりそうな人は?

【瀧本美織】茜ちゃんは、しっかりご主人をまとめてくれそう。沙代ちゃんと重なるところがあって、すごくしっかりしている。4人の中でもリーダー的な感じじゃないかなと思います。

【堀田茜】私は美織ちゃん。ジャパニーズ・ビューティーじゃないですけど、一歩下がって男性を立てるみたいな。あくまでイメージですけど(笑)。自炊もしているって話をしていて、ご飯もおいしそう。

【筧美和子】いい奥さんのイメージは美織さん。すごくしっかりされていそう。おおらかで、癒やされます。

【Niki】美晴のキャラクターとも被りますよね

【瀧本美織】そんな、そんな…。恐れ多い。でも、そうなれるように頑張ります!

■ドラマで結婚観に変化?「終わったころに誰かが結婚報告しているかも(笑)」

――結婚のイメージはドラマで変わりましたか?

【堀田茜】私は、すぐに結婚したい願望があるわけではなくて、仕事を全うしたいタイプだったんですけど、今回、沙代を演じてみて、バリキャリのOLで気づいたら29歳になって周りは結婚をして、子どもを産んで、取り残されたような気持ちになるキャラクターなので、ホントに2年後の自分を見ているよう感じで…。もっと結婚に積極的にならないと幸せってつかめないのかなって思いつつ…。芸能という特殊な仕事をしているので、あれですけど、普通の社会人の方は、もっと結婚をリアルに捉えているのかなって。理想だけでなく、もっと現実的に考えなければいけないのかもしれませんね。

【瀧本美織】地元の友だちとか、すでに結婚や出産をしているのですが、どこか他人事。まだ先かなと、大ざっぱに考えていたんですけど、この物語に出会って、29歳って、自分の実年齢ともそんなに変わらない。そんなに悠長なことを言ってられないのかもしれないと思い始めました…。いつでも、というか、自分が大好きな人とめぐり会って、ステキな機会とタイミングがあればしたいなって思いますね。

【堀田茜】このドラマで火がついて、オンエアが終わったころに誰かが結婚報告しているかも(笑)

【筧美和子】子どものころは当たり前のように『いつかお嫁さんに』と言ってたのが、時代的にも当たり前じゃなくなってきた。いろんな生き方がある。いつか結婚するって思っていたけど、なんで思っていたんだろうと、ちょうど考えていた。自分なりの解釈を考えたけど、してない時点で全然わからない。より、この作品でより現実的な結婚に向けての女性の気持ちとか、想像が膨らんだ。温かい家庭にあこがれたりと漠然としたものはあるんですけど、具体的に、どうこうっていうのは、まだ明確になってないですね。すごく考える時間は、この作品に入って増えたと思いますね。

【Niki】できるだけ遅くしたいと思っていた。結婚すると自分の自由には動けなくなる部分が出てくる。友だちとの時間や、旅行したり、海外に住んでから帰ってきて結婚したいと思っていた。でも、この作品をやらせてもらって、タイミングを決めるんじゃなくて結婚したい相手に出会った瞬間が結婚の時期なのかなと思った。遅くしたいという気持ちも減った。結局は誰と出会うかなのかな。まだ、なさそうですけど(笑)

――Nikiさんにとっては初めての演技で誰かに聞いたことは

【Niki】道への挑戦でした。誰にも相談もしなかったです。とりあえず台本だけを見て現場に行って、監督に1から教えていただきました。1日目から、たくさん勉強しました。現場で学ぼうという気持ちでしたね。『スタート』ってなった瞬間から、演技を見て、テレビ観る気分になっちゃいました(笑)。スゴいなと思うのと、優しく教えていただいて、初めてが、この作品でよかったなと思います。

――男性キャラクターの印象は

【Niki】結婚していることを隠していた元カレはヒドいですよね(笑)

【堀田茜】結構、ザラにいるのかな…。自分の周りでも、そういう話は聞きます。リアルにありましたね。青木くんのような年下男子をカワイイと思ったことなかったんですけど、後輩もかわいいなと初めて思いました。ご飯を食べさせたくなるというか(笑)。導いて教えてあげたくなりました。

【瀧本美織】時田くんは、いい人です! ホントにまっすぐ。アプリで、こんな人に出会えるんだろうかと思うぐらい運命的な人ですね。幸せにしてくれるんじゃないかなって気持ちが傾きます。涼太は長年付き合ってるからこそ情もある。だから、別れる決断も大きなことだと思います。

【堀田茜】涼太の話が1番、リアル。身の回りの先輩とかからも聞く話ですよね。

【Niki】ご飯に行っただけで、ほかの異性とデートしているときに罵る男性ってダサいなって思います…。いそうっちゃ、いそうなのが怖くて…。心の狭い男性は得意じゃないですね。

【筧美和子】私は相手役の慎くんとしかご一緒してなくて、慎くんエピソードしかないんですけど、ホントにヒドくて…。すごく見事に演じられて、すごく美和が雑に扱われる…。それでも『はい』ってペコペコしちゃう。より慎くんも調子に乗る。やってて、ツラくなる…。上辺で喜ばそうとする心のこもっていない『かわいい』が宝物になるんだろうなって…。慎くんの部屋の中が、すごくリアルで痛々しかったです…。

 ドラマ版では、婚活女子の恋愛模様の合間に、PBSによるデータからみた恋愛解説(例えばワンナイトラブから付き合える確立は通常何%、20代で結婚に不安をもつ女性は何%など)や、スタジオトークのような談義が挟まる試みとなっており、ラブストーリーとスタジオトークがサンドされた恋愛バラエティ型の新感覚・ラブコメディ。

<放送情報>
MBS 4/2より毎週木曜 深0:59〜
テレビ神奈川 4/2より毎週木曜 後11:00〜
チバテレ 4/3より毎週金曜 深0:00〜
テレ玉 4/8より毎週水曜 深0:00〜
とちテレ 4/9より毎週木曜 後10:25〜
群馬テレビ 4/9より毎週木曜 後11:30〜
OBS 4/17より毎週金曜 前10:50〜
ほか

<無料見逃し配信>
TVer、MBS動画イズム、GYAO!
ほか

関連写真

  • 『ピーナッツバターサンドウィッチ』に出演する(左から)筧美和子、堀田茜、瀧本美織、Niki (C)ORICON NewS inc.
  • (左上から時計回りに)筧美和子、Niki、瀧本美織、堀田茜 (C)ORICON NewS inc.
  • (左上から時計回りに)筧美和子、Niki、瀧本美織、堀田茜 (C)ORICON NewS inc.
  • 『ピーナッツバターサンドウィッチ』に出演する(左から)筧美和子、堀田茜、瀧本美織、Niki i=『ピーナッツバターサンドウィッチ』合同取材会 (C)ORICON NewS inc.

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