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新田真剣佑『るろ剣』最終章に“最恐”の敵・縁役で出演「身を削りながら撮影した」

 俳優の佐藤健が主演を務める大人気シリーズ映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』(2020年7月3日、8月7日公開)で、剣心にとってシリーズ“最恐”の敵・縁(えにし)を、俳優の新田真剣佑が演じることが13日、発表された。新田は「身を削りながら撮影した」と振り返り「この作品もとても面白くなっていると思いますので、期待して待っていてください」と自信たっぷりのコメントを寄せた。

剣心の宿敵・縁を演じる新田真剣佑のビジュアル(C)和月伸宏/集英社 (C)2020映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会

剣心の宿敵・縁を演じる新田真剣佑のビジュアル(C)和月伸宏/集英社 (C)2020映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会

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 2012年8月に公開された『るろうに剣心』、14年8月公開の『るろうに剣心 京都大火編』、同9月公開の『るろうに剣心 伝説の最期編』の3作の累計興収は125億円、観客動員数は980万人を突破。本作では、志々雄真実との死闘の後、神谷道場で平和に過ごした剣心たちに突如として攻撃が開始され、明かされなかった剣心の過去と消えることのない十字傷への謎。そして、語られることのなかった十字傷の謎に迫る「最終章 The Beginning」へと物語が続いていく。

 新田が演じる縁は、剣心の十字傷の謎を知る男で、中国大陸の裏社会を牛耳る武器商人。武器や軍艦を送り込み志々雄真実を操り、剣心に対しては強烈な恨みを持っている。剣心だけでなく、剣心と関わるすべてを破壊するために“人誅”を仕掛ける。

 新田は「実は何年も前にオファーをいただいていて、その時はとてもうれしかったです。ただ、これだけ有名な作品への出演と、アクションシーンもある撮影がどうなっていくのか、全く想像つきませんでした」と撮影に入る約2年前にオファーをもらった当時を語る。

 撮影については「とてもハードでしたが、大友(啓史)監督やアクション監督の谷垣(健治)さん、アクションチームに支えられながら、本当になんとか乗り越えられました。何日も撮影が続き身体も悲鳴をあげていましたが、すごく良い経験になりました」と壮絶な撮影期間を回顧。「冒頭からすごいアクションがあります。剣心と縁が出会うシーンや、剣心との闘いを繰り広げるシーンを、身を削りながら撮影したのでぜひ見てもらいたいです。僕もファンとして過去3作品全部を見ていますが、この作品もとても面白くなっていると思いますので、縁を含め期待して待っていてください」と“るろ剣”ファンに呼びかけた。

 大友監督は「初めて対面したとき、まっすぐな眼差しの強さに惹かれ、すぐに彼以外考えられないとプロデューサーに話したことを鮮烈に覚えています。縁という役に不可欠な、圧倒的な若さと凄み。そして、その底に潜む狂気のような純粋さと繊細さ。大きな可能性とスケール感を体現した存在として、彼は僕の目の前に現れました。その時の直感に間違いはなかったことを、今ひしひしと感じています」と絶賛の言葉を贈る。

 小岩井宏悦プロデューサーも「人誅編の実写化は、縁と言う特殊な役を演じることができる俳優がいないと成立しません。どこかに幼さを残しインターナショナルな雰囲気があって圧倒的なアクションと演技で剣心を追い込むことができる、そんな俳優です。デビュー当時に会っていた真剣佑さんしかいないと思い、2017年に企画を立ち上げる段階で大友監督に会ってもらいました。このタイミングで新田真剣佑という俳優が存在していたことに何か運命的なものを感じます」と新田にオファーを出した理由を話した。

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