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藤原竜也『カイジ』ものまねは黙認 9年ぶりスクリーン復帰に感慨

 俳優の藤原竜也が16日、都内で行われた映画『カイジ ファイナルゲーム』(2020年1月10日公開)「ようこそクズの皆様 圧倒的プレミアム試写会」に出席。『人生逆転ゲーム』(2009年)、『人生奪回ゲーム』(11年)に続く3作目の劇場版となる今回、シリーズ最終章と銘打たれているが「9年ぶりですからね。早いもんだな」と感慨深げに語るも、お笑い芸人を中心に同作でのフレーズが度々ものまねされている現状には率直な思いを打ち明けた。

お笑い芸人を中心に同作でのフレーズが度々ものまねされている現状には率直な思いを打ち明けた藤原竜也 (C)ORICON NewS inc.

お笑い芸人を中心に同作でのフレーズが度々ものまねされている現状には率直な思いを打ち明けた藤原竜也 (C)ORICON NewS inc.

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 藤原は「『悪魔的』とか、芸人さんがものまねされるじゃないですか(笑)。ちょっと、今回は、福本(伸行)先生がいろいろと盛り込んできて、こんな連続技をさせるんだと思いましたね。ただ、これは言いたんですけど『床がキンキンに冷えてやがるぜ』って言っていますけど、そんなせりふないですかね」とアピール。MCから「ものまねは公認でよろしいですか?」と向けられると「黙認ですよ」と笑わせた。

 原作は福本伸行氏による人気漫画で、96年の連載開始からシリーズ累計発行部数は2100万部を突破。映画では第1作では、豪華客船「エスポワール」に乗り込み、限定ジャンケンが幕開け。ラストは利根川(香川照之)との対決でカイジが勝利を収めた。第2作では、再び借金まみれになったカイジが、通称“沼”と呼ばれるパチンコ台の攻略に挑み、一条聖也(伊勢谷友介)を打ち負かした。

 今回の最終章では、福本氏自らが脚本に携わり、『翔んで埼玉』を手がけた徳永友一氏とオリジナルストーリーを考案。原作にはない4つのオリジナルゲーム「バベルの塔」「最後の審判」「ドリームジャンプ」「ゴールドジャンケン」が登場する。

 試写会にはそのほか、福士蒼汰関水渚吉田鋼太郎佐藤東弥監督、福本氏も出席。今作のゲームについて、藤原は「ざわざわですよ。よくここまで…早く言いたいくらいなんですけど、大きく4つくらいのギャンブルがあって…。蒼汰くんとは1日中じゃんけんしかしてない。鋼太郎さんは、なぜか“はかり”に乗っている。もう裏の裏の裏の裏ですよ」と興奮気味にまくし立てた。

 その上で、藤原は「いろいろ思うところはありましたが、GOを出してくれた福本先生と監督に感謝しかない。期待以上のものに仕上げてくだりました」と感謝。「始まった時は、ここまで長く続いて、ここまで愛されるキャラクターになるとは思ってなかったです。僕にとって、非常に大きな作品、キャラクターになっていると思います」と言葉に力を込めていた。

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  • お笑い芸人を中心に同作でのフレーズが度々ものまねされている現状には率直な思いを打ち明けた藤原竜也 (C)ORICON NewS inc.
  • (左から)佐藤東弥監督、関水渚、藤原竜也、福士蒼汰、吉田鋼太郎、福本伸行氏 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『カイジ ファイナルゲーム』の「ようこそクズの皆様 圧倒的プレミアム試写会」に出席した藤原竜也 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『カイジ ファイナルゲーム』の「ようこそクズの皆様 圧倒的プレミアム試写会」に出席した福士蒼汰 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『カイジ ファイナルゲーム』の「ようこそクズの皆様 圧倒的プレミアム試写会」に出席した吉田鋼太郎 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『カイジ ファイナルゲーム』の「ようこそクズの皆様 圧倒的プレミアム試写会」に出席した福本伸行氏 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『カイジ ファイナルゲーム』の「ようこそクズの皆様 圧倒的プレミアム試写会」に出席した関水渚 (C)ORICON NewS inc.

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