NHKで2020年秋から放送される連続テレビ小説第103作は、女優の杉咲花が主演する『おちょやん』と発表された。脚本を手がけるのは、『半沢直樹』『陸王』『下町ロケット』(以上、TBS)、『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日)など、数々の話題作、ヒット作を手がけてきた八津弘幸氏。大胆な構成力とエンターテインメント性をベースに、重厚な人間ドラマも、笑って泣ける人情ドラマも書ける八津氏が、満を持して連続テレビ小説に初登板する。
『おちょやん』は、今なお上方女優の代名詞といえる存在で、「大阪のお母さん」として親しまれてきた女優、浪花千栄子さんの人生をモデルに、貧しい家に生まれた少女が芝居のすばらしさに魅了され、女優の道を目指して全うする物語をフィクションとして描く。
30日に東京・渋谷の同局で行われた会見で、「いまの心境は、恐怖。歴史ある朝ドラのプレッシャーで毎日潰されそう」と、開口一番に語った八津氏。制作統括の櫻井壮一氏と、2017年8月に放送された『1942年のプレイボール』で一度タッグを組んだことが、今回のオファーへとつながった。NHKでは、現在放送中のドラマ10『ミス・ジコチョー〜天才・天ノ教授の調査ファイル〜』(毎週金曜 後10:00)も担当している。
「やるからには爪痕は残したい」と、1日ずつ進むドラマや2050年の未来都市を舞台にしたドラマなど、ユニークなアイデアも出したそうだが、「60年の歴史の前にもろくも打ち砕かれ、有名な喜劇女優さんの一代記という王道中の王道をやらせていだくことになりました。書き始めてからわかったのは、王道にしてよかったということ。王道中の王道だからこそチャレンジできることがある。空振りか、ホームランか(笑)」、“乞うご期待”といわんばかりの表情。
「僕なりの遊び心も入れさせていただいている。いい意味でこれまでとちょっと違う、進化した“朝ドラ”をお届けできたらいいなと思いながら、書き進めています。喜劇と悲劇は表裏一体と言われますが、“朝ドラ”を書かせていただける喜びと、この先1年以上締め切りに追われる悲劇のはざまでとにかく楽しんで、いいものをお届けしたい」と、ユーモアたっぷりに意気込んでいた。
会見では、役作りは「台本がまだできてないので、台本を読んでからと思っています」と話す杉咲に、八津氏が「頑張ります」と小声になるひと幕も。「杉咲さんが演じることが決まってから、その明るいチャーミングな感じをイメージしながら書いていて、楽しい。お芝居に関しては全幅の信頼を寄せています。大阪弁をたくさんしゃべらせたい」と展望を述べていた八津氏。本人は生まれも育ちも“関東”とのことだ。
『おちょやん』は、今なお上方女優の代名詞といえる存在で、「大阪のお母さん」として親しまれてきた女優、浪花千栄子さんの人生をモデルに、貧しい家に生まれた少女が芝居のすばらしさに魅了され、女優の道を目指して全うする物語をフィクションとして描く。
30日に東京・渋谷の同局で行われた会見で、「いまの心境は、恐怖。歴史ある朝ドラのプレッシャーで毎日潰されそう」と、開口一番に語った八津氏。制作統括の櫻井壮一氏と、2017年8月に放送された『1942年のプレイボール』で一度タッグを組んだことが、今回のオファーへとつながった。NHKでは、現在放送中のドラマ10『ミス・ジコチョー〜天才・天ノ教授の調査ファイル〜』(毎週金曜 後10:00)も担当している。
「やるからには爪痕は残したい」と、1日ずつ進むドラマや2050年の未来都市を舞台にしたドラマなど、ユニークなアイデアも出したそうだが、「60年の歴史の前にもろくも打ち砕かれ、有名な喜劇女優さんの一代記という王道中の王道をやらせていだくことになりました。書き始めてからわかったのは、王道にしてよかったということ。王道中の王道だからこそチャレンジできることがある。空振りか、ホームランか(笑)」、“乞うご期待”といわんばかりの表情。
「僕なりの遊び心も入れさせていただいている。いい意味でこれまでとちょっと違う、進化した“朝ドラ”をお届けできたらいいなと思いながら、書き進めています。喜劇と悲劇は表裏一体と言われますが、“朝ドラ”を書かせていただける喜びと、この先1年以上締め切りに追われる悲劇のはざまでとにかく楽しんで、いいものをお届けしたい」と、ユーモアたっぷりに意気込んでいた。
会見では、役作りは「台本がまだできてないので、台本を読んでからと思っています」と話す杉咲に、八津氏が「頑張ります」と小声になるひと幕も。「杉咲さんが演じることが決まってから、その明るいチャーミングな感じをイメージしながら書いていて、楽しい。お芝居に関しては全幅の信頼を寄せています。大阪弁をたくさんしゃべらせたい」と展望を述べていた八津氏。本人は生まれも育ちも“関東”とのことだ。
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2019/10/30