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『ジョーカー』4週連続1位で勢い止まらず 日本で17年ぶりの快挙達成

 週末の映画動員ランキング(興行通信社調べ)が発表になり、ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞(最高賞)を受賞した『ジョーカー』(4日公開)が、4週連続で1位を獲得した。日本におけるアメコミ映画の4週連続1位は『スパイダーマン』(2002)以来、17年ぶりの快挙となる。

『ジョーカー』が世界興収900 億円超えでR 指定映画No.1 を更新

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 動員数は27日までの累計で240万3682人、興行収入は35億3379万6650円をたたき出した。さらに米サイト「Box Office Mojo」によると、全米の週末興行収入(10/25〜27)は1890万ドル(20億5461万円)を記録し、1位の座に返り咲き。更に世界興行収入は、R指定映画記録として『デッドプール2』が保持していた7億8500万ドルの記録を大きく塗り替え、8億4908万ドル(923億386万円)で歴代No.1に君臨した。

 圧倒的な作品力かつ唯一無二の鑑賞後感から、公開日から早くもリピーターとなった人々が「ジョーカー3回観てきました。観れば観るほど発見がある。3回観てやっと落ち着いて観られるようになってきた。何回観ても好き」など、 続々とSNS上にコメントをアップ。さらに、ジョーカーをのことを知らなかった層による「ジョーカーやっと観てきました。ジョーカーを知ら なくても全然楽しめた!」など、作品への高い満足度を示す投稿が溢れている。

 この状況にトッド・フィリップス監督も「素晴らしいキャストとスタッフ、そしてもちろん世界のファンの皆、これまで応援してくれて、たくさんの“ノイズ”を見抜いて、映画を観てくれて(中には複数回の人も)本当にありがとう! この作品をスーパー誇りに感じてるけど、皆の素晴らしいメッセージがそれをさらに特別にしてくれました。“ジョーカー”は世界い広がっている」とインスタグラムへ喜びを投稿している。

 同映画は、DCコミックスのヴィラン・ジョーカーを主人公に、孤独だが心優しかったアーサーが“悪のカリスマ”のジョーカーに変貌していく衝撃のドラマ。ジョーカーを演じるのは3度のアカデミー賞ノミネートの実績を持つホアキン・フェニックス。さらに『ゴッドファーザー PART II』(1975)でアカデミー賞助演男優賞、『レイジング・ブル』(81)で同主演男優賞を受賞しているロバート・デ・ニーロが共演する。

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