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日テレ、生田斗真主演ドラマで異例の“2本立て”方式 1時間ドラマのセオリー変える

 日本テレビは5日、同局内で行われた10月期番組改編会を実施。俳優の生田斗真(34)が主演する、10月スタートの日本テレビ系連続ドラマ『俺の話は長い』(毎週土曜 後10:00)で、約30分×2話で1時間という2本立て方式を採用することを発表した。

 生田演じる、ダメ男な主人公・岸辺満(きしべ・みつる)は、31歳にして7年前からの無職のニート、現実逃避の言い訳とヘリクツの天才というクセのあるキャラクター。満は大学卒業後コーヒーにはまり起業したものの失敗。夫が残した喫茶店を営む母親・房枝に寄生し続けてきた。自分でも何とかしたい気持ちはあるものの、口喧嘩だけは誰にも負けないという特殊能力(?)を駆使して自分のダメさをごまかしてきた満。ところがマイホーム建て替えのため一時避難で転がり込んでくる姉家族によって彼の人生は転機を迎える。

 弟のヘリクツを「単なる現実逃避」と断じ、弟がこうなったのは母さんにも責任があると詰め寄る姉。果たして彼は攻撃に耐え、この災難を乗り越え、自立する事が出来るのか。「変わるのが怖い、しんどい」と逃げまくる満の奮闘や挫折やしょうもなさ、それに翻弄されながら絆を深めていく家族によるコメディーホームドラマ。脚本は『世界一難しい恋』(2016)、『もみ消して冬』(2018)を手がけた金子茂樹氏が担当する。

 同作を手掛ける櫨山裕子プロデューサーは、ホームドラマの復権をテーマに掲げていると明かした上で「頭にタイトルがドンてあって(1話が)30分で終わって、新しいのが始まって(というイメージ)。1時間ドラマをいっぱい作り続けてきて、どうしても最後の盛り上げにいくためには溜め、伏線があるのですが、そのセオリーを守ることが果たして正解なんだろうかと思った」と2本立てに踏み切った経緯を説明。

 続けて「30分だったら、何かがひとつ起きて、ホームドラマで、お茶の間の家族で喧々諤々(けんけんがくがく)やる。それを延々やるつもりなのですが、そこで何かが完結するという形にしたかった。それやるために1時間、前半30分にいろんなことを(フリとして)やらないといけない、それがかったるいなと考えまして」と笑顔で告白した。

 その上で「社会的弱者がどう生きていくかを真ん中に置くような。その人が家族っていうところにいた時にどういう顔を見せていくのか、意外性とか。温かさ、進歩…。形は変わっているけど、私たちの間にもあるし、そういうことをやりたい。いろんな立場でそこを見られる良さがホームドラマにあるなと思っています」と意義を明かしていた。

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