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コスプレとの出会いは“ギャルサー”「クールなキャラクターに憧れがある」

 史上最多となる73万人が来場した『コミックマーケット96(コミケ96)』でも、多くのメディアが注目したのが、会場を彩ったハイレベルなコスプレイヤーたち。いまや日本を代表するポップカルチャーの一角として、海外からも注目されている。今回は、レースクイーンとしても活動する人気コスプレイヤー・赤羽ももさんにインタビューを実施。白ギャルだった過去や、“ギャルとオタクカルチャー”という一見相容れないものが融合した経緯を語ってもらった。

■コスプレをする前は美容学生「髪の色は蛍光ピンクでした」

――コスプレを始めたきっかけは?

【赤羽もも】学生時代、ギャルサーに入っていたんですけど、そのサークルに趣味でコスプレをしていた先輩がいて。その姿を見て「楽しそうだな」と思い、真似してやり始めたのが、そもそものきっかけになります。

――今もどことなく“ギャルっぽさ”がありますが、現役のころはもっとすごかったのですか?

【赤羽もも】髪は蛍光ピンクに染めていました。つけまつ毛もバサバサになるくらい付けていましたね。私が活動していたころは、いわゆる白ギャルが多くて、マンバメイクの黒ギャルは、もうほとんどいませんでした。あ、でも、コスプレしていた先輩ギャルは黒ギャルでしたね!

――そういったサークルだと、「アニメやコスプレはダサい」と言われそうな気がするのですが。

【赤羽もも】ぜんぜん、そんなことはなくて。逆にカラオケとかでも、みんなでアニソンを歌って盛り上がったりしていましたよ!

――赤羽さんご自身も、もともとアニメはお好きだったのですか?

【赤羽もも】たくさん見るというより、好きなアニメにとことんのめり込むタイプです。特に『BLEACH』にはめちゃくちゃハマっていて、グッズもかなり買い集めました。イケメンキャラが多いので、「このキャラもいいし、あのキャラもいいな」と、浮気しまくっていましたね。

――そうした素養があったからこそ、コスプレにもすんなりと入り込めたのでしょうね。コスプレを始めて、日々の生活にも変化はありましたか?

【赤羽もも】まず、土日はすべてイベントや撮影で埋まるようになりました。平日は専門学校に通いながら、夜は家で衣装を作って。いつの間にか、コスプレ中心の生活になっていましたね。

――卒業後の進路にも、コスプレは影響したのでしょうか?

【赤羽もも】美容の専門学校に通っていて、ちゃんと資格も取ったんですけど、学生時代は部活に勉強に美容の資格と、かなり忙しくがんばっていたので、就職する前にちょっとだけ好きなことに没頭する時間が欲しいな……と思って。親や先生にも相談して、1年間だけ、全力でコスプレに取り組むことにしたんです。そうしたら、たまたま参加したイベントで、企業の方から「公式コスプレイヤーをしてみませんか?」とお誘いいただいて。そこから、お仕事としてもコスプレに関わるようになりました。


■仕事でもプライベートでも気持ちは同じ「やるからにはキャラに変わらぬ愛を注ぎたい」

――コスプレに取り組む際、プライベートと仕事では気持ちのうえでも違いはありますか?

【赤羽もも】私の場合は、どちらも変わらないですね。あくまでも“コスプレを楽しみたい”という気持ちで取り組んでいます。お仕事の場合は、まだ正式にリリースされていないアニメやゲームのコスプレをすることが多いので、最初に資料をいただいて、そのキャラクターのことを入念に調べるようにしています。せっかくやるからには、メイクやポーズ、雰囲気なども忠実に再現したいですからね。

――お仕事となると、そこまで徹底する必要があるのですね。

【赤羽もも】その作品を好きな方たちがご覧になられるので、期待を裏切らないようにしないと…という気持ちが強いです。私自身も「コスプレは、その作品やキャラクターのことを好きな人にやってほしい」という考えなので、任せていただいたからには、作品のファンの皆さんにも納得していただけるように、全力です!

――コスプレイヤーとしてテレビ番組にも出演されていますが、イベントや撮影会とは、取り組み方にも違いはあるのでしょうか?

【赤羽もも】気持ち的に違いはないのですが、テレビとか動画は難しいですね。“がっつりしゃべって、その場を盛り上げる”というのは、コスプレイベントや撮影会ではなかなかないことなので、もっと勉強が必要だな…と感じています。

――放送をご覧になられて、反省点も見えてきたと?

【赤羽もも】反省点だらけです(笑)。みんな、自分のタイミングで話すので、ほかの子と声が被っちゃったり。カメラに目線を向けないまま、ものすごい勢いでしゃべり続けていたり…。トークの内容だけでなく、しゃべり出すタイミングも意識しないといけないなんて、出演するまでは知らなかったので。

――自己分析もしっかりされていますね。そんな赤羽さんに改めてお聞きしたいのですが、ずばり“コスプレの魅力”とは何だと思われますか?

【赤羽もも】やっぱり、“自分とは違うキャラクターになりきれる”ところですね。ふだんの自分とは違う、“こうありたい”と思う理想の姿になれるところが、コスプレの魅力だと思います。

――赤羽さんにも、そうした変身願望はあるのですか?

【赤羽もも】引っ込み思案な人が、コスプレをすることで社交的な性格になれる…というケースはよくありますが、私の場合は逆にクールなキャラクターに憧れがあって。素の私には、まったくそういった一面がないので、コスプレをすることで“クールな自分を演じたい”という気持ちが強いですね。

――貴重なお話、ありがとうございます。それでは最後に、コスプレイヤーとしての今後の目標を教えてください。

【赤羽もも】お仕事の話になりますが、今はコスプレイヤーというポジションで、アニメやゲームのプロモーションに携われることが嬉しくて。機会があれば、これからもいろんな作品で宣伝のお手伝いをさせていただきたいです。もちろん、プライベートでもコスプレを楽しみたいので、公私ともに充実したコスプレライフを送る…というのが目標です!

取材・文=ソムタム田井

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