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北野誠&竹内義和、『サイキック青年団』打ち切りから10年ぶり共演 キーマンは角田龍平氏

 大阪・ABCラジオの人気深夜ラジオ番組『誠のサイキック青年団』のパーソナリティーを務めていた、タレントの北野誠(60)と作家の竹内義和氏(64)が、2009年3月の最終回以来、10年ぶりの共演を果たすことが、20日までにわかった。

10年ぶり『サイキック青年団』2人共演のきっかけとなった、今年3月放送のKBS京都『角田龍平の蛤御門のヘン』(左から)北野誠、角田龍平氏(C)KBS京都

10年ぶり『サイキック青年団』2人共演のきっかけとなった、今年3月放送のKBS京都『角田龍平の蛤御門のヘン』(左から)北野誠、角田龍平氏(C)KBS京都

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 『サイキック青年団』は1988年4月にスタート。北野と竹内氏が芸能、社会、政治などから下ネタまでを話題にしながら、独自の目線で面白おかしい「トーク番組」として長年、絶大な人気を誇り、大瀧詠一さん、aiko、漫画家の大友克洋氏らが熱狂的リスナーとして公言するだけでなく、とかくマスコミの“業界内聴取率”が高い番組として有名となっていた。

 一方で、過激な芸能界の裏ネタや邪推されたトークも多い点などから、番組で取り上げたタレントのファンや事務所からのクレームが番組宛や局に殺到。93年には、人気女性歌手のヘアヌード写真集を痛烈批判したことから法的措置にまで問題が発展し、2009年には番組内および関連イベントで不適切な発言があったとの理由で、3月で突如番組が打ち切りに。4月末には北野が涙の謝罪会見を行い、無期限で活動を謹慎することとなった(翌年2月に謹慎から復帰)。

 それ以降、交わることのなかった北野と竹内氏が10年ぶりに共演。その背景には、大の『サイキック青年団』リスナーである“サイキッカー”角田龍平氏の存在があった。KBS京都『角田龍平の蛤御門のヘン』関係者によると、角田氏が2人と親交があり、今年3月に北野が番組に出演した際に「2人で共演するなら、角田の番組かなー」と語ったことをきっかけに、角田氏が「これはやらないといけない」と一念発起し、実現に向けて動き出したという。「サイキックといえば夏」というイメージが強いことから、このタイミングでの出演となった。

 17日放送の『蛤御門のヘン』で、角田氏は「私にも30年越しのロマンがありまして、多くの人のロマンにも重なっている部分もあると思うんですけど」と切り出した上で「8月7日は『真夏のサイキックミーティング』と題しまして、ゲストはもちろん北野誠さん、そして竹内義和先生。ついに10年ぶりの共演が。関西ラジオ界のハンセン・ブロディが」とうれしそうな声色で紹介。「ある日突然終わって、そこから10年経って、誠さんとも竹内先生ともお付き合いさせていただいて。ちょうど10年の月日を経て、60代の『サイキック青年団』というような」と期待に胸をふくらませていた。

 番組での発表を受けて、竹内氏も自身のツイッターを更新し「告知です。拡散、お願いします。8月7日の水曜日、KBS京都の『蛤御門のヘン』で北野誠と竹内義和の共演が決定しました。あの番組が突如打ち切られてからおよそ10年。角田龍平さんの尽力と誠くんの英断によって、奇跡の共演が実現することになりました。楽しみです」とツイート。止まっていた時計が、まもなく動き出す。

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  • KBS京都『角田龍平の蛤御門のヘン』番組ロゴ

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