俳優の溝端淳平が主演を務める東海テレビ・フジテレビ系オトナの土ドラ『仮面同窓会』(毎週土曜 後11:40)。“8年ぶり”に民放連ドラで主演を飾る溝端が今作で演じる主人公・新谷洋輔は、内面に狂気を秘めている青年。20代だったらまだ許されるというほんの出来心で起こした行動によって人生を狂わせていくが、回を追うごとに、むき出しの人間の本質を表現した“表情”や“行動”に視聴者たちから「怖すぎる」「もう1人の溝端淳平が出た?」などの声が上がっている。
原作は『火の粉』『検察側の罪人』などで知られる現代ミステリーの名手・雫井脩介氏の『仮面同窓会』(幻冬舎文庫)。住宅設備機器を扱う営業マンの洋輔(溝端)は高校卒業後、故郷を離れ、過去にふたをして生きてきた。そこには、18年前に事故で亡くした兄の記憶と、青春時代に影を落とす忌まわしい一人の教師の記憶という2つの理由があった。高校卒業後、過去から逃げるように故郷を飛び出したが、数か月前に人事異動で再び地元の支社へと戻ることに。そこで偶然再会した当時憧れのクラスメイトに誘われ、高校の同窓会に参加することになる。
そこで、童心にかえった洋輔を含む4人組、皆川希一(佐野岳)、大見和康(木村了)、片岡八真人(廣瀬智紀)は、ノリでかつての体罰教師、樫村(渡辺裕之)への仕返しを計画。拉致してこらしめ、スッキリしたら解散、イタズラのつもりだった。しかし翌日、その教師は、なぜか別の場所で遺体となって発見される。4人のうち誰かが、現場に戻り、教師を殺したのか。誰もが否定し、それぞれが疑心暗鬼に陥っていく。犯人は誰か。動機は何か。この事件をキッカケに、信じていたものが音を立てて崩れていくことに…。
22日(第4話)では、事件の真相を巡り、互いに疑心が生まれつつある洋輔(溝端)たち「仮面同窓会」のメンバー。そんな中、八真人(廣瀬)のもとにの遺書と思われる手紙が届いたと連絡が入る。洋輔に先んじてたまり場に集まった希一(佐野)、和康(木村)と八真人(廣瀬)。すると樫村拉致の際に洋輔に名前を口走られ、メンバーの中で一番動揺していた和康は、洋輔が自分たちを裏切り、手紙も洋輔が書いたものだと主張する。
そこへ洋輔がやって来る。洋輔は、手紙の中に書かれていた「ひとりの少女を裏切った…」という一文に対する意見を伝える。その少女とは、高校卒業間際に自殺した日比野真理(吉田志織)のことではないかと話す。すると、それを聞いたほかの3人の表情が曇り…。そのたまり場でのやりとりを、加奈子(雛形あきこ)がじっと耳を傾けていた。4人が何かを隠していることを悟った彼女は、和康に対してある行動を起こす…。
2006年の『ジュノン・スーパー・ボーイコンテスト』でグランプリに輝き、華々しくデビューした溝端。その後も“爽やかな好青年”といった役柄が多かっただけに、この日の放送後にもネット上では「溝端淳平こわっ」「やっぱり溝端淳平くんは二重人格だったかぁ」「迫真の演技…」「洋輔まじで恐ろしい」「溝端淳平のドラマ見入ってしまうわぁ」「溝端くんやめてーーーーーーー」などの声が上がった。
11年7月期『名探偵コナン工藤新一への挑戦状』(読売テレビ)以来、民放連ドラで8年ぶりに主演。「また、ゼロからのような気持ちです。7、8年前とは、お芝居に対する考え方が違う。30歳を迎えて、ここからが第2章の第1幕です」と語っていた溝端。20代の“仮面”を脱ぎ捨てた彼の未知なる表現や演技に期待したい。
第5話(6月29日放送)は、洋輔(溝端)には、和康(木村)に歩道橋で突き落とされそうになったところから記憶がなく、目を覚ました自宅の洗面所には血が飛び散っていた。美郷(瀧本美織)から、和康がビルから転落死したことを聞いた洋輔は、激しく混乱する。和康の葬式で顔を合わせた洋輔、希一(佐野)、八真人(廣瀬)の3人。希一は「和康を殺したのはお前だ」と洋輔に厳しく詰め寄るが、そんな2人の様子を八真人が冷静に見つめていた…。
原作は『火の粉』『検察側の罪人』などで知られる現代ミステリーの名手・雫井脩介氏の『仮面同窓会』(幻冬舎文庫)。住宅設備機器を扱う営業マンの洋輔(溝端)は高校卒業後、故郷を離れ、過去にふたをして生きてきた。そこには、18年前に事故で亡くした兄の記憶と、青春時代に影を落とす忌まわしい一人の教師の記憶という2つの理由があった。高校卒業後、過去から逃げるように故郷を飛び出したが、数か月前に人事異動で再び地元の支社へと戻ることに。そこで偶然再会した当時憧れのクラスメイトに誘われ、高校の同窓会に参加することになる。
そこで、童心にかえった洋輔を含む4人組、皆川希一(佐野岳)、大見和康(木村了)、片岡八真人(廣瀬智紀)は、ノリでかつての体罰教師、樫村(渡辺裕之)への仕返しを計画。拉致してこらしめ、スッキリしたら解散、イタズラのつもりだった。しかし翌日、その教師は、なぜか別の場所で遺体となって発見される。4人のうち誰かが、現場に戻り、教師を殺したのか。誰もが否定し、それぞれが疑心暗鬼に陥っていく。犯人は誰か。動機は何か。この事件をキッカケに、信じていたものが音を立てて崩れていくことに…。
22日(第4話)では、事件の真相を巡り、互いに疑心が生まれつつある洋輔(溝端)たち「仮面同窓会」のメンバー。そんな中、八真人(廣瀬)のもとにの遺書と思われる手紙が届いたと連絡が入る。洋輔に先んじてたまり場に集まった希一(佐野)、和康(木村)と八真人(廣瀬)。すると樫村拉致の際に洋輔に名前を口走られ、メンバーの中で一番動揺していた和康は、洋輔が自分たちを裏切り、手紙も洋輔が書いたものだと主張する。
そこへ洋輔がやって来る。洋輔は、手紙の中に書かれていた「ひとりの少女を裏切った…」という一文に対する意見を伝える。その少女とは、高校卒業間際に自殺した日比野真理(吉田志織)のことではないかと話す。すると、それを聞いたほかの3人の表情が曇り…。そのたまり場でのやりとりを、加奈子(雛形あきこ)がじっと耳を傾けていた。4人が何かを隠していることを悟った彼女は、和康に対してある行動を起こす…。
2006年の『ジュノン・スーパー・ボーイコンテスト』でグランプリに輝き、華々しくデビューした溝端。その後も“爽やかな好青年”といった役柄が多かっただけに、この日の放送後にもネット上では「溝端淳平こわっ」「やっぱり溝端淳平くんは二重人格だったかぁ」「迫真の演技…」「洋輔まじで恐ろしい」「溝端淳平のドラマ見入ってしまうわぁ」「溝端くんやめてーーーーーーー」などの声が上がった。
11年7月期『名探偵コナン工藤新一への挑戦状』(読売テレビ)以来、民放連ドラで8年ぶりに主演。「また、ゼロからのような気持ちです。7、8年前とは、お芝居に対する考え方が違う。30歳を迎えて、ここからが第2章の第1幕です」と語っていた溝端。20代の“仮面”を脱ぎ捨てた彼の未知なる表現や演技に期待したい。
第5話(6月29日放送)は、洋輔(溝端)には、和康(木村)に歩道橋で突き落とされそうになったところから記憶がなく、目を覚ました自宅の洗面所には血が飛び散っていた。美郷(瀧本美織)から、和康がビルから転落死したことを聞いた洋輔は、激しく混乱する。和康の葬式で顔を合わせた洋輔、希一(佐野)、八真人(廣瀬)の3人。希一は「和康を殺したのはお前だ」と洋輔に厳しく詰め寄るが、そんな2人の様子を八真人が冷静に見つめていた…。

2019/06/23